いまや、テレビでも紹介されていたり、効果について取り挙げられることも多く、えごま油は本当に人気ですよね。芸能人の釈由美子さんから、ざわちん、そしてスポーツ選手のダルビッシュ有選手も身体作りに「えごま油」を活用していると聞きます。
そんなに効果があるの?と試したくなり、スーパーにえごま油を買いに行ってもすでに売り切れ!私もスーパーにえごま油を買いに行きましたが、毎回売り切れ・・・買い物に行くたびに、食用油コーナーを覗いていますが、なかなか入荷のタイミングが合いません。ネットでの販売でも売り切れていることは多いですよね。
そして、となりの棚の「しそ油」はあるけど、えごま油とは違うよね・・・と横目にしつつ帰ってくる方も多いのではないでしょうか?
そんな売り切れ続出のえごま油を手に入れる裏技があるとしたら!?こんなに探しまわらなくてもいいのです!知っておいて損はないですよ!今回はえごま油としそ油の違い、えごま油を手に入れる裏技、えごま油の食べ方、保存方法についてご紹介していきましょう。
えごま油としそ油の違いは?
「えごま」とはシソ科の一年草の植物で一般にシソと呼ばれる青じそと同じ植物です。シソ科の植物から採れた油として「しそ油」と呼ぶ場合と、植物の名前がえごまなので「えごま油」と呼ぶ場合があり、単純に商品の名前が違うだけで、中身は同じなのです。
関連記事)えごま油の効能とは?1日の摂取量は?
売り切れ続出のえごま油を手に入れる裏技!
えごま油は売り切れているのにその隣の棚にあるしそ油は残っているということも実はあるんです!!えごま油としそ油が同じだということを知らない人も多いんですよ
しそ油が狙い目!
知ってしまうと、誰にも教えたくない情報ですが、スーパーに行っても「えごま油」が売り切れている場合は「しそ油」が狙い目!ということになりますね。
しそ油も数種類の取り扱いがあるようならば、えごま油と同様に次の点に注意して選びましょう。
- 国産
- 低温圧搾
- 箱入り
じつは近年、「購入したえごま油の色や匂いがおかしい」「本当にえごま油なのか?」といったクレームが急増しています。国民生活センターの発表によると、えごま油の相談件数が2014年度には14件しかありませんでしたが、2015年度には157件となんと約10倍に!
ブームによって件数が増えたこともありますが、国民生活センターの調査によると、外国製のえごま油へのクレームが多く、ある銘柄はえごま油とは思えない成分だったとのことです。
私もテレビでこのニュースを見ましたが、様々な銘柄のえごま油を並べたところ、油の色が本当に様々でびっくりしました。きれいな透き通った透明に近い色から、黄色や黄褐色まで本当に様々です。
その原因はえごま油は酸化しやすく、高温や光に弱いにも関わらず、搾油の際高温で焙煎してしまったり、保存の際直射日光、高温下におかれたことが原因です。よくある外国製のものは、高温で焙煎していることが多く、黄褐色や茶色になっている銘柄もあります。できることなら国産のものを選ぶようにしましょう!
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しそ油もない場合は?
さて話は戻りますが、えごま油もしそ油も取り扱いがない場合はどうしたらいいでしょうか?
デパートや自然食品店、オーガニック食材販売店で購入することができます。もともとえごま油はえごまの実から油を搾取しているので、えごまの実をそのまま食べれば、えごまの効果を期待することができます。
じつは、えごまの実に含まれる油は40~60%あり、低温圧搾法で抽出できる油はその中の3分の2程度です。
なんと残りの3分の1は搾りカスの方に残ってしまいます。そうなると、えごまの実をそのままたべた方が効率良く、摂取できるともいえますね。
また、えごまの実は油の状態よりも酸化しにくく、2年は保存できるためストックしておくことも可能です。では、おすすめのえごまの実をご紹介しましょう。
- 国産えごまの実 鹿北製油 国産 洗いえごま 50g 400円
- 飛騨えごま実(すり実)100g 1,050円
やはり、国産のものがおすすめです。食べ方としては、五平餅のタレや餅の餡として使用するとおいしいですよ。日本エゴマの会では「えごまのおこし」もおすすめとのことです。それでは次に、えごま油の食べ方と保存方法についてみていきましょう!
えごま油は食べ方と保存方法に注意!
先ほどご紹介したとおり、えごま油は高温に弱いため、火を通すと成分が落ちてしまいます。そのためドレッシングとして使用して食べるのが一番です!えごま油に酢、塩を加えてベーシックなドレッシングでも、おいしいのですが、個人的には柚子胡椒のドレッシングがおすすめですよ!
- えごま油 小さじ3
- 柚子胡椒 小さじ1
- 酢 小さじ2
- 塩 少々
柚子胡椒はお好みによって量を調整してくださいね。また、柚子胡椒を入れずに酢をりんご酢にしてみたり、様々なバリエーションで是非試してみてくださいね。
ただし、えごま油の摂取量は一日に小さじ1程度に抑えておきましょう。あまり大量に摂取してしまうと、逆に健康被害を引き起こす場合があるので、えごま油は少量を長く続けて摂取するといいですよ。
また、えごま油の保存方法としては、高温、光を避けるために、冷蔵庫にて保存し、酸化を防ぐために、開封後1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
関連記事)
さいごに
- えごま油としそ油は同じもの
- えごま油もしそ油もない場合はえごまの実がおすすめ!
- えごま油の摂取量は一日に小さじ1程度
- えごま油は冷蔵庫で保存し開封後一ヶ月以内に使い切る
私は10年以上前にえごま油が体によい。と聞き、購入していた時期があります。当時はブームがあった訳ではなく、知識も不十分で、普通にフライパンで炒め物の際に使用したり、高温で熱して摂取していました。結局、他の油よりも割高ということもあり、続かなくなり辞めてしまいました。
当時を振り返ると、正しい知識を持って摂取しないと、せっかくのえごま油の効果も十分に得ることができていなかったのかな。と思います。みなさんも適切な量、保存方法でえごま油の効果を実感してみてくださいね!
by haru