「お弁当袋」と聞いて、皆さんはどんな物を想像しますか？巾着タイプや、バッグタイプ、横入れタイプなど、いろいろありますね。
今回紹介するお弁当袋の作り方は、横入れタイプです。私も、娘が幼稚園に通うようになり、幼稚園側からの指定で、この横入れタイプを知りました。使ってみての感想は、意外にも『使いやすい』でした。
横入れタイプの最大のメリットは何と言っても、出し入れのしやすさです。幼稚園の年少さんでも、出し入れが苦にならないと思いますのでおすすめです。
作り方も簡単ですから、知っておくと便利な横入れタイプのお弁当袋の作り方をご紹介したいと思います。
お弁当箱を採寸
今回作り方を紹介する、『キルティングで作る横入れタイプのお弁当袋』は、嵩張ります。ある程度の余裕は必要ですが、必要以上に大きく作ると鞄に入らなかったり、持ち運びしにくかったり…
せっかく出し入れしやすい形なのに、デメリットの方が多くては、逆に不便です。ですので、使うお弁当箱の形をある程度把握した上で作る事をおすすめします。
横入れタイプのお弁当袋の材料
- キルティング生地（本体） 24cm×34cm（縫い代：上下左右1.5cm）
- キルティング生地（ふた） 20cm×13cm（縫い代：上下左右1.5cm）
- マジックテープ 4cm
生地の大きさは、以下のようにで計算しました。
- 横： （横外周＋余裕幅＋縫い代×2）÷2
- 縦： 縦外周＋縫い代×2
横の余裕幅は、4cm程度見ていただければ、十分かと思います。縦に余裕幅がないのは、フタがあるからです。
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横入れタイプのお弁当袋の作り方
STEP①台形になるように切る
フタの生地を台形になるように、左右を切り落とす。切り落とし幅は、2cmです。
STEP②端ミシンをかける
生地の全ての端にほつれ防止処理（ジグザグ縫い等）をする。
STEP③左右を縫う
フタの生地の左右を折り込み、縫う。そのまま折ると、上部（隅）がはみ出てしまうので、内側に少し折り込んで横を折るとキレイにおれます。
STEP④下の短い辺も縫う
同様に下（辺が短い方）も折り、縫う。
STEP⑤本体生地と縫い合わせる
本体の生地上部とフタの生地の上部（縫っていない方）を中表に合わせて（それぞれ中心）縫う。
STEP⑥マジックテープの硬い方を縫い付ける
本体の下部（フタを縫っていない方）に、マジックテープ（硬い方）を縫い付ける。縫い付ける位置は、端から4cmの所です。
STEP⑦半分に折り両端を縫う
本体を半分に折り（中表）、両端を縫う。
この時点で1度お弁当箱を出し入れして、縫い代を調整して下さい。
STEP⑧マチを作る
縫い代を割り、マチを作る。頂点から3cm程度の部分を縫います。
STEP⑨ひっくり返して口を縫う
ひっくり返し、フタを外に出したら、口部分をぐるっと1周縫う。
STEP⑩フタにマジックテープを付ける
フタにマジックテープ（柔らかい方）を縫い付ける。本体は横、フタには、縦にして縫い付けます。こうすることによって、止め幅が広がり、止めやすくなります。
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最後に
巾着タイプに比べ、作業にボリュームはありますが、難しい部分はほとんどありませんので、是非挑戦されて下さいね。
出し入れを重視したお弁当袋を選ぶなら、横入れタイプをおすすめします！
by 清海
