今までパクパク食べていたのに、急に離乳食を食べなくなった。
こんな経験、きっと皆さんされていると思います。急に食べなくなったら心配ですよね。
でも食べない事情が赤ちゃんにもあるようです。
赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなった!考えられる原因は?
・離乳食の形態が気になる
離乳食は赤ちゃんの成長に合わせて形態も変えていきます。
次の段階に向けて少しずつかたさをだしたり、大きさを変えたりしますが、その微妙な変化に敏感な赤ちゃんもいます。
離乳食は行きつ戻りつするものなので、元の段階に戻して様子をみましょう。
・病気をした
突発性発疹などの病後は1週間ほど食欲がなくなる場合もあります。無理をせずにしばらくはなめらかにしたものを食べさせて、身体の回復を待ちましょう。
・お腹が空いていない
赤ちゃんの生活リズムは大人ほど整っておらず、また遊んだ程度や前回食べた量によっておなかの空き具合も変わってきます。
同じ時間に同じ量をと思いがちですが、赤ちゃんの様子に合わせて柔軟に対応しましょう。
・味に変化がない
離乳食は薄味が基本ですが、赤ちゃんも成長に伴い味に好みが出てきます。
離乳食後期頃からは少量の調味料もOKですが、初期や中期ではだしや野菜スープで味付けしたり、少しだけきな粉や青のりをふりかけて変化をつけるのもおすすめです。
・好き嫌いがでてきた
味が分かるようになると嫌いなものもでてきます。ただこの時期の好き嫌いは食材そのものの味が苦手というだけではなく、舌触りやのどごしなども関係があるそうです。とろみをつけたり、豆腐と混ぜて白和えにしてみたりと、調理法にも工夫してみましょう。
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赤ちゃんが離乳食を食べるようになる工夫、コツってある?
・食事をする環境を整えましょう
赤ちゃん用のイス、食器だけではなく雰囲気も大切です。食事を楽しむためにもテレビは消して、おもちゃなどもそばに置かず、家族とコミュニケーションしながら食べることを体験させてあげましょう。
・おなかを空かせましょう
授乳のリズムを整えるとともに、散歩に行ったり、体をよく動かす遊びを取り入れておなかが空くように工夫しましょう。
・中だるみの時は変化をつけよう
赤ちゃんだって飽きちゃうときもあります。
☆食器を変える(手づかみ食べが始まったらお弁当箱もおすすめ)
☆掛け声をしてスプーンを口に運ぶ(我が子は「ひこうきブーン」と言いながら、スプーンを運ぶと口をあけます)
など変化を取り入れてみると食欲アップに繋がります。
ママも力を抜いて接してみよう!
赤ちゃんが急に食べなくなったからといって必死に食べさせようとしていませんか?
離乳食を進める上で大切なのは「ごはんは楽しくたべるもの」と赤ちゃんに知ってもらうことです。
食事があまり進まないときは思い切ってきりあげてみるのもいいですよ。
また離乳食の適量も赤ちゃんによってそれぞれです。食べる量や栄養の事も大事ですが、「全部食べなくてもいいか」とおおらかな気持ちで離乳食に取り組んでみましょう。
お助けアイテムはベビーフード。
それぞれの段階に合わせてたくさんの種類があるので、忙しいときに与えるのはもちろんのこと、味付けや形態の参考として使用するのもいいですね。
ママ以外の家族の方に離乳食を与えてもらうのもおすすめです。いつもと違った赤ちゃんの食事風景に出合えるかもしれません。
最後に
赤ちゃんそれぞれに個性があるように、食の進め方にも個性があります。順調に離乳食期を進める赤ちゃんもいれば、慎重派で慣れるまでに時間がかかる子や、飽きやすい子など様々だと思います。赤ちゃんのペースを見守りながら、一緒に離乳食期を楽しんで下さいね。
あんつぶ