『家庭菜園』と聞くと、ちょっと小さめの畑を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも楽しいのですがそんなスペースがないからできない。という方や、そこまで頑張る気力はないけど・・・という方のために、もっと気軽に、子どもと一緒に楽しめる プチ家庭菜園 を紹介します。
室内で楽しむ
<スプラウト>
1番簡単なのは、スーパーなどでカイワレやブロッコリースプラウトなどを買った時、切り落とした根とスポンジの部分から新しい芽を再生させる野菜作り。
①カットして不要になったスポンジと根の部分を、浅いトレイなどに入れる。
②種が水に浸らない程度に、水または肥料水を入れる。
③特に夏場はカビが生えやすいので、毎日水を替え、涼しいところに置く。
④冬場は、温度が低いと生育しないので、暖かい部屋に置く。
朝食のハムに添えたりお味噌汁に入れたり。ちょっと緑色があると栄養価も上がります。
成長が早いので、見ているのも楽しいです。
<いちご>
春先に植木鉢で出回るいちごも、子どもは喜びます。赤くなるまで待ち切れずに、途中で食べちゃったり(笑)
実がつかなくなったらそれで終わりではなく、ランナーといわれる つる から伸びて出てきた新しい株を植木鉢に植え替え
と、次のシーズンもまた収穫できます。
古い株のままだと大きな実にならなかったりするので、新しい株で育てましょう。
ベランダで
<プランターで>
ベランダでの家庭菜園といえば、プランターでの栽培ですよね。
このときのプランターは、
- 深くて土がたくさん入るもの
- 水はけのいいもの
を選びましょう。
<肥料袋で>
もっと簡単に始められるのは、肥料袋や、土を買った時の袋を使う方法です。地面から10㎝くらいまでの間に、先のとがったドライバーなどで30~40か所、水抜きのための穴を開けます。
1袋に1つの苗を植え、管理します。支柱が必要な場合は、そのまま土に立てるか袋の外側に、ひもなどで固定します。使える袋は、肥料袋のほかに米袋、麻袋、土のう袋などがあります。
ベランダの床が高温になる場合は、すのこの上に置きます。
タキイ種苗 という会社からは、袋を開けてそのまま栽培を始められる『そのまんま野菜』という商品も発売しています。
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育てやすい野菜
子どもが喜び、なおかつ育てやすい。と言ったらやっぱりミニトマト。
そのまま食べたり、お弁当のいろどりに。と色々使えます。
夏場はこまめな水やりで土が乾かないようにし、雨に当たると実が割れてしまうので、置き場所にも注意しましょう。
じゃがいもも袋で育てることができます。手入れも楽です。
きゅうり、なすも初心者でもできます。
ピーマン、枝豆、ほうれんそうも私はやったことはないですが簡単だそうです。
最後に
野菜の成長は見ているだけでわくわくします。成長を見守り、育てる人の気持ちに触れ、とれたて野菜をその場で食べて本物の味を知る。野菜嫌いの子どもにも、何かが伝わるといいな~と思います。
はれ より