暖かくなると出てくるブヨ。蚊と似てるものの、刺されるとその痛みの度合いが違います。蚊に刺されたと思ってたけど、えらく痛むし患部が腫れるなあ・・・ってことありませんか?
地域によってブユともブトとも呼ばれるブユ。蚊に刺された時と同じ薬を使っても効かないこともあります。実は私も刺されてしまったんです。
そこで今回は、ブヨの場合の虫刺され。
- 刺された時の症状は?
- 治療法は?
- 出没場所や期間は?
- 予防法は?
以上のことについてご説明しますので、参考にして頂ければと思います。
ブヨの虫刺され!症状は?
- 痛み
- 腫れ
- 発熱
- 水ぶくれ
- リンパ節炎
- 呼吸困難
蚊と違い、ブヨは皮膚を噛み切って血を吸うので、痛みを伴い、腫れや水ぶくれとなり、発熱などの症状が1~2週間続くこともあります。また、リンパ節炎や重篤な場合になると呼吸困難に陥ることもあるんです。その他、アナフラキシーショックを起こす可能性もあります。
アルパカ牧場でブヨに噛まれたらしいんやが、1週間経ってもこのザマ。痒みと腫れがハンパない。もっと早く病院に行けば良かったかなー(´Д`) pic.twitter.com/FcTPyasoyA
— みぶっさん。 (@mie_88310) 2016年5月16日
ブヨホントに怖い〜
今までブヨの存在知らなかった
みなさんホントに気をつけて〜〜
リンパ管はれてつらいツライ
なんでこんなにもかまれるの!!
本当に本当にお気をつけ下さい!! pic.twitter.com/NoIVKwJRss— minami (@37_mi43) 2016年5月20日
実は、私も刺されてしまったんです。すぐに違和感はあったものの、蚊かな?と軽く考えていたら・・・どんどんどんどん痛くなってきました。
痒みも多少伴うものの、刺されたのは内側くるぶしの下なんですが、足首から腫れ、触ると熱を持っているのが分かります。何もしなくても痛む、触るとズンとした痛みがある、動かしても突っ張るような痛みが走る・・・といった感じです。
刺されたであろう箇所は、昨日の段階では赤かったものの、今は少し紫色に変色しちゃってます。
ブヨに刺された場合の治療法・薬は?
ブヨに刺されたらすぐにすること
- 患部を絞る
- 消毒
- 冷却
刺された場所、患部を絞り、ブヨの唾液を絞り出すことが大切です。これをするとしないとでは、痒みや症状が違います。また、ブヨは皮膚を噛み切っているので、怪我した時と同じように消毒をする必要があります。そして、患部は腫れてくるため、氷で冷やしましょう。
ポイズンリムーバー
ブヨだけでなく、毒虫に刺された際にその毒を吸いだすのに使う吸引器です。手で絞るよりも簡単に出来ます。
ブヨに刺された時の治療法は?
上記の対処法ができなかった場合、痛みがひどい場合等には、受診することをおすすめします。抗ヒスタミン剤や、症状によってはステロイド剤やプロトピック軟膏などを処方されます。市販薬を使う際も、これらの薬を参考にしてください。
リンデロンV軟膏
肌のトラブルの際よく処方されることもあるリンデロンはブヨに刺された時にもおすすめです。合成副腎皮質ホルモン剤で、痒みや腫れなどの症状を軽減してくれます。
[adsense]
ブヨってどんなところにいる?出没する期間は?
ブヨの出没地
- 山
- 川
- 水辺
水があるところや草むら、自然がある場所に多く発生するブヨは単体でなく、大量に発生します。また、お天気な日よりも曇りや雨の日に活発化します。
ブヨの発生期間
- 春~夏
- 3月~9月
気温が20度~25度がブヨが活発化する期間なため、夏場だけというより、期間が長いのが特徴です。
関連記事)子供がデング熱にかかったら?症状は?治療法はあるの?
ブヨに刺されないための予防対策は?
- 虫よけスプレーを使う
- 蚊取り線香
- ハッカ油
- 肌を露出しない
以上のことで予防できます。
虫除け携帯スプレー
蚊だけでなくブヨにも効果的なスプレーです。水辺や草むらに行く際にはスプレーしておくことで予防になります。
ハッカ油の作り方
- ハッカ油:2ml
- 消毒用エタノール:10ml
- 水:90ml
- スプレーボトル
- スポイト
- ボトルにハッカ油を入れる
- 消毒用エタノールを1に入れ、一旦蓋をしてよく混ぜる
- 水を入れ、蓋をしよく振って混ぜる
ハッカ油を入れる時は、スポイトを使いましょう。買うとけっこうするんですが、手作りだと家族分作れます。
最後に
- ブヨは蚊と違い痛みや発熱を伴い、重篤な呼吸困難になることも
- 刺されたら患部を絞り、消毒、冷却する
- 市販薬もあるが、症状がひどい場合には受診を
- 3月~9月、水辺や草むらに大量発生する
- スプレーや肌の露出を控え、予防を
また、黒い服を着ていると、ブヨなどの虫が集まりやすく、刺されやすいとも言われています。予防する際は、白または色の薄い服を着るのもおすすめです。私、黒いサンダルを履いて、草むらを散歩したんですよね・・・。そこは山・・・条件の揃う水辺もありました・・・。
本当に痛いです。蚊とは全然違います。まずは刺されない予防をきっちりすることをおすすめします。