授乳中、乳首を噛まれた経験のあるお母さん、多いと思います。
私も噛まれて流血したことがあります。
痛っ!
噛んだでしょ〜!!
もうって、赤ちゃんに怒りたくなっちゃう。
しばらくおっぱいをあげるのをやめたくなりますが、それでも授乳はやめられませんもんね。
むしろ出血していても、おっぱいも血液からできているので「痛みが我慢できるのであれば、授乳したほうがいい」と助産師さんからも言われました。
やめられないけど噛まれたら痛い…でもそもそも噛むのはなぜ?
それがわかれば対策もできるかも!
そう思い、赤ちゃんはなぜ乳首を噛むのか?
その理由と対策を調べることにしました。
赤ちゃんはなぜ乳首を噛むの?
赤ちゃんが授乳中に乳首を噛んでしまう時期というのは、だいたい4ヶ月くらいから1歳までが多い傾向にあります。
理由は月齢によっても変わりさまざまですが、主に以下の4つのことが考えられるんです。
歯が生えてくる時期
歯が生える時期というのは、むずむずとした痒みがあり、その感覚が気持ち悪く、ついつい噛んでしまうということがあります。
お母さんの「ながら授乳」
- お母さんが誰かと会話していたり
- テレビに見入っていたり
- スマホに夢中
などの、ながら授乳をしていると、赤ちゃんはお母さんの気を引きたくて、乳首を噛むということがあるんです。
「こっちを見て〜」と、まだお話しできない赤ちゃんの要求なんですね。
母乳がまずい、出が悪い
お母さんが食べたものによって、母乳の味も変化するのでは、と言われています。
また、生理中は母乳がまずくなる、とも・・・。
- おっぱいがまずい
- なかなか出てこない
などの理由で、噛むことで赤ちゃんなりに怒りをあらわしているのかもしれませんね。
遊び飲みしている
もうおなかがいっぱいなのに、おっぱいで遊んでいるのかもしれません。
遊びの延長で噛んで、お母さんの反応を楽しんでいる、ということも考えられます。
[adsense]
噛まれないための対策
- 噛んだら鼻をつまむ
- 噛まれたら授乳をやめる
- お母さんも授乳に集中する
- 遊び飲みしだしたら、授乳を切り上げる
それぞれ、詳しく解説しますね。
噛んだら鼻をつまむ
甘噛みでも、ガブッといかれてもとにかく鼻をつまむ。
そうすると、赤ちゃんは苦しくなって乳首から口を離してくれます。
あくまで、軽くつまむようにしてくださいね。
噛まれたら授乳をやめる
噛んだらおっぱいはもう終わり、というルールにします。
すると、赤ちゃんもきちんと学習して、噛まなくなってくるということです。
まだおっぱいを飲みたい赤ちゃんは、最初は泣くかもしれませんが、学習し「噛んだらもらえない」を覚えて噛まなくなるんです。
お母さんも授乳に集中する
おっぱいをあげられる期間なんて、長い子育てから考えればほんのちょっとです。
その幸せな時間を、お母さんももう少し大切にしてみませんか?
赤ちゃんも自分を見てくれている、という愛情が伝わると、噛むのをやめてくれるかもしれません。
「美味しい?」「いっぱい飲んで大きくなってね」など、話しかけながらゆっくり授乳するのもいいでしょう。
遊び飲みしだしたら、授乳を切り上げる
赤ちゃんが一生懸命おっぱいを吸っているときは、舌が歯より出ていて、乳首を噛むことはできません。
なので、もし舌が引っ込んで遊び飲みしだしたな、と気付いたら授乳は切り上げましょう。
遊び飲みを禁止することも重要です。
関連記事)母乳育児での乳首トラブル ケアの方法
最後に
ポイントをまとめます。
赤ちゃんが授乳中乳首を噛む原因として
- 歯の生え始め
- 見て欲しい欲求
- まずい
- 出が悪い
- 遊び飲み
などがありましたね。
また、対策として
- 噛んだら鼻をつまむ
- 噛まれたら授乳をやめる
- お母さんも授乳に集中する
- 遊び飲みしだしたら、授乳を切り上げる
を紹介しました。
理由について思い当たることはありましたか?
うちの子の場合、おっぱいを吸いながら眠ってしまい、口からおっぱいが離れる瞬間に、ねぼけてなのかおっぱいを離すまい とするのか、思わず噛んでしまう・・・ということがありました。
そんなときは眠ったのを確認して、赤ちゃんが息を吐くのと同時に乳首周りを押さえると、スルンとはずれてくれることがあります。
噛まれても、決して無理に引き離そうとはしないでくださいね。
慌てるとやりがちですが、流血騒ぎになりかねません。
そんなに長くは続かない赤ちゃんとの授乳時間、幸せで楽しいものにしてくださいね。
by meeco