赤ちゃんの吸引力はすごいもので、生まれてすぐでもストローでシェイクを吸い上げるほどだそうです。
そんな力で1日10回以上乳首を吸われるわけですから、授乳が落ち着くまでは、トラブルがおきないほうがめずらしいかもしれません。私も長男のときはさまざまな乳首トラブルに見舞われました、次男三男の双子のときも同じくです(泣)
切れたり白斑ができたり水泡や血豆など、助産師さんに聞いたり、先輩ママに教えてもらったりして実際に試したケア
- 乳首のケア方法
- 乳首トラブルの原因
- 乳首トラブル予防方法
以上についてご説明します。
乳首が切れた!ケアの方法は?
まずは保湿をするということ。 乾燥を防ぐために、塗れるクリームや油があります。
- ランシノー
- ピュアレーン100
- ピアバーユ
これらは100%無添加、天然成分で作られているので、赤ちゃんの口に入っても安全です。
またこれらのクリームがない場合は、オリーブオイルでも代用できます。 離乳食前の赤ちゃんの場合オリーブオイルは、授乳前にサッと拭き取るとるほうがいいかもしれませんね。
切れて出血があったり、白斑ができている場合でもできるだけ吸わせたほうが良いと、私は助産師さんに教わりました。激痛ですが、抱き方を変えれば痛くない角度が見つかったりすることもあります。
それも痛い場合は、授乳をお休みすることも一つの手です。休んでミルクに切り替え、薬を塗って保湿をして徹底的に治す、という方法もあります。授乳をしないとおっぱいが詰まって乳腺炎になりやすくなるので、搾乳器などを使って、搾るようにしてくださいね。
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乳首トラブルが起きる原因は?
まだ赤ちゃんが小さいうちは乳首を上手く吸えません。 浅くくわえて吸わせ続けたり、いつも同じ方向、抱き方で吸わせてしまうと、乳頭が切れる原因になります。
赤ちゃん自身がまだ上手く吸えないということもありますが、お母さんの乳首が硬くて伸びが悪いと吸いにくいことがあります。また同じ抱き方だと、決まった乳腺からしかおっぱいが出ず、他のところが詰まってしまい白斑ができてしまうこともあります。
乳首トラブルが起きる前の予防策!
乳輪全体を大きくくわえさせる
浅くくわえるとどうしてもおっぱいの出も悪くなり、赤ちゃんはもっともっと吸おうとがんばります。それが続くとどうしても吸引力に耐えられなくなり、乳頭が切れたり乳首の根元に亀裂が走ったりしてしまいます。乳首をくわえさせるときは、大きな口を開けてもらい乳輪がすべて隠れるくらいにふくませます。
授乳の前に乳首マッサージをする
お母さんの乳首が硬いと、赤ちゃんも上手く吸えません。親指と人差し指で乳輪全体を軽くつまみ、いろんな方向から圧をかけマッサージをします。乳首の伸びを良くするために、軽く乳頭をつまんで引っ張ります。
乳首周りのしこりを少し取り、口にふくませる部分をやわらかくしてから吸わせることで、赤ちゃんも吸い付きやすく母乳の出もよくなり、浅吸いを防ぐことができます。
抱き方を変え、左右とも吸わせる
横抱き、縦抱き、フットボール抱きなど、抱き方を変えて授乳することで、角度が変わり均等に乳腺を開くことできるようです。母乳の分泌も増えますし、しこり対策にもなり乳腺炎の予防もできそうです。
最後に
私の場合、長男のときも下の双子のときも生後2ヶ月までが大変でした。切れて出血、白斑、水泡、血豆とほとんど経験しました。痛くて痛くて、おおげさなようですが風が吹いただけで痛む日もあったほどです。
助産師さんのアドバイスもありましたが、授乳は休みませんでした。吸われる瞬間は激痛ですが、そのうち痛みに慣れてきたんです。白斑は助産師さんのマッサージで取ってもらうこともあれば、湯船につかりながらきつくつまんで自分で取ったこともあります。
私の場合は、2ヶ月を過ぎると落ち着いて、それから断乳するまで乳首トラブルはほとんどありませんでした。きっと子どもも吸い方が上手になったことと、乳首がやわらかく伸びるようになったことが理由でしょうか。
片方の乳首が短く、乳首周りが硬かったため浅吸いになっていたようで、最初はトラブルが絶えなかったんですが。でもマッサージをして少し搾ってから飲ませるようにしたことで乳首周りもやわらかくなりました。
乳首トラブルのケアの参考になれば嬉しいです。
by meeco