「年子の出産ってリスクはあるのかな…」
先日、一人目のお子さんの首が座った友達とLINEで話をしてました。
「うち、二人目が欲しいんだけど、年子がいいかなって思って。でもそれを親に話したら年子は後々、母体に影響があるから止めた方がいいって言われたんだけど…それって本当なの?」
そう聞かれて 年子の親である私は「ん?」と思いました。言われてみると2人目ができたと報告したとき、親だったか産婦人科の先生に言われたような言われなかったような…?
「じゃあ明日にでも調べてみるから待っててね(^▽^)/」
と連絡をして、年子の妊娠や出産で母体へのリスクがあるのか、妊娠した時の注意点など、私の時も思い出しながら調べてみました。
年子を考えているお母さん必見ですよ!
年子の妊娠・出産が母体に与えるリスクってある?
妊娠中と産後、それぞれにあるリスクについて説明しましょう。
妊娠中
子宮の回復期間は一人目の出産後、約1年くらい必要です。しかし、年子で妊娠をするとその回復期間が短くなってしまいます。十分な回復期間がないと、切迫早産になる可能性もあります。
その為、通常の妊娠に比べるとリスクがあると言えますね。産婦人科によっては、1年くらいは妊娠を控えるようにと指導される場合もあるので、やはり子宮には良いとは言い難いのが現状です。
産後
産後は、月経が変わってくるというリスクがあります。例えば、今までは月経周期は決まってたのに時々ずれたり、月経痛が重くなるというものです。
私も産後は月経周期がまちまちで、予測しているよりも数日早まる事が多いです。
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帝王切開の場合は?
帝王切開の場合、年子になると自然出産よりもリスクが高くなります。
切開するので子宮を縫合するのですが、その縫合をした部分やその周辺が薄くなっていると子宮破裂の可能性が出てきます。
また、子宮の傷の回復に約1年程度かかる為、一人目を出産すると産院から1~2年程妊娠を控えた方が良いとの指導を受けるケースもあります。
無事に出産するお母さんも多いのですがトラブルが起こる可能性は増えるので、妊娠をしたらちょっとした違和感でも産院へ行くようにする必要があります。
年子の妊娠の注意点は?
子宮が痛む
年子で妊娠となると、一人目はまだ乳離れが出来ていません。母乳で育てているお母さんは、授乳をする時に子宮が収縮するので、子宮が痛む可能性があります。もし痛むようであれば、母乳ではなく粉ミルクに切り替えるのが良いでしょう。
一人目を抱っこする時に気を付ける
年子妊娠になると、一人目が赤ちゃんなので妊娠中抱っこしたりする事も多いでしょう。お腹が大きくなってくると抱っこするのも一苦労です。赤ちゃんがやんちゃだと、お腹を蹴られる可能性もありますので気を付けましょう。
定期健診はしっかりと
二人目になるとある程度妊娠中の事が分かるので、一人目の育児に集中して定期健診に行かなくても大丈夫なんじゃないかと思う方もいらっしゃいます。
しかし、子宮が完全に回復していない状態での妊娠なので、定期健診は一人目の妊娠と同様に行く必要があります。
年子の出産は早く進む?
経産婦さんだと多少出産が早い事はありますが、それも個人差があるので早いというお母さんもいれば同じくらいだったというお母さんもいます。
それは年子でも変わらないので、年子だから出産が早く進むという事はないです。
さいごに
- 年子の妊娠・出産が母体に与えるリスクはあるのが現状
- 帝王切開の場合は普通分娩よりもリスクが増えるので、ちょっとしたお腹の違和感があったらすぐに産院へ行く事が大事
- 年子の妊娠の注意点は、子宮収縮や一人目の抱っこを気を付けたり、定期健診をしっかり受ける事
- 年子の出産は早く進むとは限らない、経産婦さんと同じだと思って
家族計画をされる時、年子にしようかと計画される方も少なくありません。年配の方には年子は…と懸念される方もいらっしゃいますが、だからそれがダメという事もないです。
ただ、歳を離した妊娠と少し違って少なからずリスクがあります。気になるようなら産院で相談をしてリスクを聞いてみると良いですね。
幸い、私の場合は大きなトラブルはありませんでしたが、お腹が大きくなるにつれて動く範囲が広くなる上の子のお世話はけっこう大変だったなと思いました。
私の経験や調べた事を友達に教えて、友達が年子を希望するのかどうかを見守ろうと思います。