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子供の誤飲事故は多いものですが、その中で乳幼児に多いとされるのが、ボタン電池の誤飲事故す。

このボタン電池は、どのご家庭にも必ずあるものですから、親の管理が不十分ですと、子供の口に入ってしまう危険性も高いようです。その様な危険性への知識を持ち、もしもの場合の対処法などを知っておくのは大切な事ですので、『ボタン電池の誤飲』について調べました。

  • 事故につながったボタン電池が使用された製品
  • 飲みこんでしまった時の症状
  • 処置の方法や治療法
  • 事故防止策

以上の事についてご説明したいと思います。


ボタン電池の誤飲は乳幼児に多い!

ママ Aさん
ボタン電池の誤飲は乳児に多いのでしょうか?
先輩ママ Bさん
消費者庁には、子供のボタン電池の誤飲に関する事故が平成22年から平成26年の間に90件以上寄せられており、中でも1歳児の事故件数は54件(約58%)と最も多くなっています。

Battery

事故に繋がったボタン電池、又はボタン電池が使用された製品などは、上位から次の通りです。

1、 保管、又は放置(ゴミ箱も含む)されたボタン電池
2、 おもちゃ
3、 タイマー、時計
4、 医療関連機器
5、 リモコン
6、 ライト
7、 電池パッケージ

 

命に関わる事も!ボタン電池を誤って飲んだ時の症状は?

Baby (3)

ママ Aさん
ボタン電池を誤って飲んだ時の症状を教えて下さい。
先輩ママ Bさん
ボタン電池を誤飲してしまうと食道に留まり、放電の影響により、僅か1時間ほどでも潰瘍が出来て穴が開いてしまうなどの重篤な症状が生じる事もあります。

特にコイン型のリチウム電池は、平らで幅が広い為に食道などに停滞し易く、又、電池を消費し切るまで他の電池より高い電圧をそのまま保持する為に、その危険性は高まります。

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ボタン電池を飲み込んでしまったら?処置の方法や治療法は?

Ambulance

ママ Aさん
ボタン電池を飲み込んでしまったら、どうするのが大切ですか?
先輩ママ Bさん
ボタン電池を子供が飲み込んでしまった時は、いち早く医療機関に行かれるのが重要です。

その場合、小児外科のある医療機関でしたら、この様な事態に対応できる設備や機器が揃っている事が多いため、出来ればその様な施設に行かれるのが良いでしょう。

  • 電池ボタンを誤飲し、時間が経過しますと消化器官などに癒着する恐れもあります
  • 最悪な場合には死に至るケースもありますのでで、早急に救急車を呼びましょう
先輩ママBさん
救急車を呼んだ際は、お子さんの状態誤飲した電池の種類などが分かれば伝える事も大切です。

又、「もしかしたら?」と疑わしい場合にも医療機関へ行くと、レントゲンによりボタン電池の有無や停滞位置の確認が出来ますので、必ず受診される様にして下さい。

治療法

治療としては、胃内に落ちている時いるが症状が無い場合に経過観察になり、12時間以上の停滞の場合には、内視鏡で取るケースもある様です。もし、食道に停留が認められれば直ぐに取り除く必要があります。

気付かないことも? 誤飲しないために親ができること

Dad&Baby

ママ Aさん
親として、問題の重要性を知らない方も多いのでしょうか?
先輩ママ Bさん
消費者庁が乳幼児の保護者3,248人を対象に行なった、ボタン電池誤飲事故への認識を確認する為の調査によると、事故そのものを知っていると答えた人は全体の約8割でしたが、それが重症化する事を知らない人は約6割でした。

親として、この問題を真剣に受け止めて、どの様にしたら事故を起こさない様に出来るかを考える責任がありますね。

先輩ママBさん
そこで、親として子供を守るために出来る事をまとめました。

ボタン電池がどの製品に使用されているのか把握する!

お子さんと関わりの多いおもちゃにも多く使用されているボタン電池です。その他にも、時計、タイマー、ライト、リモコン、体温計などあらゆるものに使用されています。

その様な製品をしっかりチェックされ、カバーが緩んでいないか、壊れていないかと、常に点検されるのが大切ですが、一番確実なのは、その様な物を子供の手の届かないような場所に保管される事だと思います。

ボタン電池の保管に注意する!

ボタン電池の保管場所にはくれぐれも注意を払って下さいね。引き出しなどでも子供の手が届きそうな場所は避けてることは大切です。又、電池を交換する場合には、お子さんが見ていない場所でされるようにして下さいね。

ママ Aさん
日常いたるところに使われているボタン電池。その危険性が良く分かりました。
子供の好奇心の及ぶ先は予測が付き難いですので、親の不注意とならない様に細心の注意を払うことが大切ですね。有難うございました。
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最後に

  • 飲み込んで1時間で放電の影響で潰瘍が出来て穴が開く場合も
  • いち早く医療機関を受診
  • 小児外科がおすすめ
  • 重篤な場合は救急車を呼ぶ
  • ボタン電池がどの製品に使用されているか把握
  • ボタン電池の保管場所に注意

子供は親が思いもよらない事を平気な顔でしてしまう事も多いですね。
好奇心の塊の様な子供、特に乳幼児の時期は、自分のおもちゃよりも、家の中にあるリモコンやタイマーに大変な興味を示したりします。そのような時は『ボタン電池』の事を意識されて、必ず親が傍にいてあげる事が大切です。

子供の好奇心を伸ばす事は大切ですが、子供を危険から守る事はそれ以上に大切ですから。

 

あやより

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