ど〜しても、来週の月曜は学校を休みたい。
でも、どういう理由なら休めるんだ〜。
いやいや、休むな。
頼む!
一生のお願い!
来週の月曜だけは休ませて!
え・・・そんなに休みたい?
でもね、下手な理由で休むと、後々困るのは自分よ?

 

中学までは、親が学校に電話をしてお休みするというのが一般的でしたが、高校からは自分でメールをして欠席届を出すという学校が多いです。

ですが、先日うちの子の友達が自分で欠席届をメールしたところ、すぐに学校側にバレ、鬼電がかかってきたとのこと・・・。

そこで今回は、高校を休見たい場合

  • 理由
  • 失敗例
  • 注意点

などを解説したいと思います。

ひとつ前置きとして言いたいことがあります!この記事は、ズル休みを促すものではありません。
私だって、高校生の子供を持つ親です。
軽い気持ちで休むと高校は中学までとは違い、大事になることもあるし、後から後悔することもあるということをお伝えするため、この記事を書きたいと思います。


高校を休む理由は何がいい?

高校を休む理由として、

  • 熱がある
  • お腹が痛い(下痢)
  • 頭が痛い
  • 葬式・法事

などというのが一般的です。

コロナ禍から、特に「熱がある」という理由は、学校側としても「もしもの場合、感染を広げないためにも休んでほしい」という気持ちがあります。

ただし、欠席届の書き方にも注意が必要です(注意点は後ほど記載します)。

ここで一つ、例文を紹介しましょう。
「昨日学校から帰ってきて、熱っぽいと言い出し、夜には37.5度。深夜には38.5度まで上がり、今朝は37.0度に下がって入るものの顔色も良くないため、念の為お休みさせます。」

ポイントは、ハッキリ何度か熱を書くことです。

朝下がったとしても、昨夜熱があったのならしょうがない・・・となります。

「昨夜から腹痛で10回以上下痢を繰り返しているため、大事をとって本日はお休みさせます。」

下痢をしたので・・・では、治ったなら来なさいと言われます。

ただ、10回以上となると、食中毒や感染症が疑われるため、無理はさせられません。

「昨日部活から帰宅し、とにかく頭が痛い・気持ちが悪いと言っており、熱中症っぽい感じで今朝も微熱があり頭痛が取れないため、お休みさせます。」

熱中症・・・夏場は特に使える欠席理由です。

先日、うちの子がこれで欠席しましたが、同じ部の子達が10人以上同じ理由。
ただ・・・、同じ理由でもメールの書き方によって、怒られなかった子(うちの子)・怒られた子がいます。
その違いを含め、失敗例を紹介しますね。

高校を休む理由!失敗例を紹介

先日、うちの子は上記のように熱中症で休むことをメールしました。

そして、こっぴどく叱られた友達のメール内容がこちら。
「微熱で休みます。」

・・・「お前自分でメールしたろ〜が!◯◯部ばっかり休んで、皆で遊び行ったんやろが!」

翌日、先生から呼び出され、こっぴどく怒られたようです。(もちろん遊びに行ってはいませんが。)

どこがいけなかったのか・・・?

それは、「微熱なら来い!」それに尽きます。

あまりにも同じ部の子ばかりが休んだため、職員室では「感染症じゃない?」とざわついたそうで、うちにも担任から電話がありました。

その際「昨日は部活がきつかったようで、駅まで迎えに欲しいと呼び出され、夜から微熱で今朝も頭が痛いとぐったりしてたんですが、たっぷり寝て今はピンピンしてます。熱中症ですかね。」そう答えました。

すると先生は「◯◯部の子達ばかり欠席だったので、感染症を疑いお電話しましたが、前にかけた子の親御さんも同じことおっしゃっていたので、ちょっと安心しました。」と・・・。

そう・・・、後からの親によるフォローも重要なんです。

一言メールで、親も電話に出ないとなると、「こいつ他の子の欠席に乗っかってズル休みしたな。」そう思われます。

また、これ以外にも失敗例はあります。
「葬式なので、お休みします。」

曖昧すぎです。

誰の葬式で、いつが通夜・葬式で、どこで葬式があり、何日休むのか?

これは、忌引日数にも関わってくるので、確実に確認され、ボロが出るとズル休みはバレます。

誰の葬式だったのか?と聞かれ、「祖父です」と答えた子が、1日だけの欠席で翌日は学校に出てきていたため、親に連絡が入り嘘がバレたことがあります。

忌引日数は決まっていて、祖父母の場合は3日間。

この期間は、欠席にはならない期間なので、学校側としても確認はしっかりします。

これらを踏まえ、注意点をお伝えします。

高校を休む上での注意点

  • 親の承諾の上で
  • 欠席回数上限(推薦条件・留年)
  • テスト期間中は評価が下がる

それぞれ、詳しく解説します。

親の承諾の上で

高校でも担任から親に電話が来ることは、多々あります。

学校や担任によっても異なりますが、

  • 感染病が流行している時
  • 翌日行事がある際
  • 連絡事項がある場合
  • テスト期間中
  • 欠席が続く場合

などです。

そのため、電話がかかってきて、親が知らないとなると、先生からの評価はガタ落ち。

そういう子、要注意人物というレッテルを貼られる危険性もあります。

どんな理由で休む場合も、親の了承は得て欠席届を出すことをオススメします。

欠席回数上限(推薦条件・留年)

高校によって、三年間で何日以上休むと、大学推薦をもらえなくなるという条件があります。

また、年間で何日以上欠席すると、留年するという条件も。

ちなみに、うちの子の高校の場合でお話しすると・・・

「三年間で10回以上欠席すると、大学推薦がもらえない」という条件があります。

これは、高校説明会でも、生徒手帳配布の際にも、親にも子にも説明されました。

また、遅刻・早退○回以上で、欠席1回と同等という扱いになる高校もあります。

これは、学期末に配布される通知表にも回数を記載されます。

留年に関する条件も、高校によって異なりますが、欠席が年間の5分の1で(40日程度)や3分の1で(65日程度)など規定は異なり、1年ごとの計算なので繰越計算はありません。

ズル休みばかりしていると、本当に病気をした時、休めない・・・となったりするので、注意が必要です。

テスト期間中は評価が下がる

テスト期間中に欠席した場合、中学までは後日別室で再テスト・・・というのがありました。

その場合でも、-20点計算で通知表に評価がつく・・・などというのがありますが、高校の場合はまた異なります。

これも学校によって異なりますが、うちの子の高校でいうと・・・
  • 再テストの実施はなし
  • テスト中の欠席は、点数0
  • 中間テスト・期末テストの合計点で評価がつくため、休んだテストの点数は0で計算される

などという条件があります。
(ただし、診断書があり公欠扱いとなる欠席の場合は例外。)

また、中間・期末ではなくても、テストを休むと点数がつかないので、評価が下がるというのはあるあるなので注意しましょう。

最後に

ここまで話すと、うちの子は「もういい、休む方が面倒。」と言いだしました。

はい、ズル休み阻止成功です。

ただ、欠席にはならない「課外を休む」という問題も、まだ我が家には残っています。

確かに、課外は休んでも欠席扱いにはなりませんが、全員参加の課外(夏課外等)を休むと、目立ちます。

結果、先生の評価が下がる・・・というのも十分にあり得るので、注意しましょう。

また、無断欠席は通常授業であろうが、課外であろうが印象最悪なので、それだけはしないようお気をつけください。

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