ママ〜、おたまじゃくしに足生えてきてるよ〜。
こっちは、ピョンピョンしてる。
ぇえ!
もうカエルになっちゃったの?
かわいいね〜。
あっ、飛び出てきちゃった。
ゲゲゲ〜!!
やばいわね、このケースじゃダメなのかも。
子供と散歩した時に、かわいいから飼いたいと捕まえてきたおたまじゃくし。
でも、あっという間に足が生え、尻尾がなくなり・・・カエルに成長。
そうなると困るのが、ケースから逃げ出して部屋の中をカエルが飛び回るという問題も。
我が家も先日、この問題に直面しました。
そこで今回は、気になるカエルの飼育ケースについて
- 選び方
- おすすめ
など説明し、基本的な飼い方と餌も合わせて解説したいと思います。
カエルの飼育ケースはどんなのがいい?選び方は?
もちろんその水槽でも大丈夫ではあるんですが、注意点があります。
まずは、カエルに適した飼育ケースについて、説明しますね。
飼育ケースを選ぶ際は
- 蓋
- 素材
- 大きさ
に注意する必要があります。
飼育ケースの蓋
まず第一に、蓋は必須です。
今までおたまじゃくしの状態だといらなかったものですが、蓋をしていないと飛んで逃げ出します。
- 通気性のいいもの(密閉状態はNG)
- スライドより開き戸タイプ(スライドタイプは、足が挟まりがち)
がいいでしょう。
飼育ケースの素材
- アクリル
- ガラス
- プラスチック
など、カエルのくっつきやすさを考えると、このような材質のものが向いています。
飼育ケースの大きさ
飼育ケースの中に、
- 水場(体を湿らせることができる)
- 地面(湿った地面で、餌も飼育)
- 木・植物(捕まるため、長時間この木などで過ごす)
- シェルター(隠れ場所・植木鉢や小さなケース)
などが必要となります。
そのため、飼うカエルの数に応じて、これらが配置できる大きさを考えましょう。
また、カエルは飛び跳ねるもの・・・と考え、高さもある程度あったほうがいいですよ。
カエルの飼育ケースはこれがおすすめ!
スッキリしたデザインに、通気性抜群の蓋、パネルヒーターが設置しやすい底フレームで、重ねて設置することも可能です。
こちらAmazonでの口コミもよかったので、早速我が家でも購入してみました。
カエルを入れるとこんな感じになりました。
透明なのでカエルの様子がよくわかります。
他には、以下のような飼育ケースもありました。
こちらは、天井部分のメッシュ蓋をガバッと開けることができるので、お手入れが楽。
正面の扉はスライド式ですが、餌を投入するには便利です。
透明度の高いアクリルケースで、隅々まで観察しやすい形状になっています。
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カエルの基本的な飼育方法は?
- 飼育ケースを用意
- 床材を入れる
- 水場を作る
- シェルターを作る
- 木や植物を配置する
- カエルを入れる
- 餌を投入
という順で用意しましょう。
湿地を好むカエルのため、暑くなりすぎず、適度な水分量が必要になります。
温度は25度前後、湿度70%くらいが理想です。
床材
床材は、腐葉土や湿らせたキッチンペーパーなどでも対応できますが、それだとカビがちです。
その都度掃除するのも大変ですしね。
また、冬を越す場合は、パネルヒーターも必要になります。
これを入れておけば、カエルは自分で温度調節ができるでしょう。
水場
水場は、豆腐などの容器を利用することも可能です。
カエルが泳ぐことができるくらいの水量・大きさがいいでしょう。
シェルター
隠れることができる場所は必要です。
割れた植木鉢などでもいいでしょう。
木や植物
我が家では割り箸で作ったはしごを作りました。
カエルがつかまることができる場所を設置しましょう。
餌
- ハエ
- 蛾
- コオロギ
- バッタ
- ゾウリムシ
- 毛虫
- ミミズ
など、動く生き物を好んで食べるので、一緒に飼っているような要領で、ケースに入れておくといいのですが、なかなかこれらの虫が捕まりません。
そこで我が家ではダンゴムシを餌としてあげています。
調べているとダンゴムシは殻が消化しにくく適していないとのことですので、ダンゴムシの中でもかなり小さめのものにしています。
また、これ以外にも虫が苦手という方には
- 肉
- カメや爬虫類用の人工飼料
などを与えてもいいですが、普通に置いても食べません。
このように揺らしてあげると食いつくこともあるようです。
我が家でも同じように何度か試してみましたが、食べてくれませんでした・・・。
寿命
カエルの寿命は種類によって異なりますが、よく見かけるアマガエルでいっても、
- 自然のもと・・・3〜5年
- 飼育のもと・・・5〜10年
といわれていますが、個体差と飼い方次第なようです。
ただ、カエルの病気というのもありますので、しっかり観察し、環境を整えてあげましょう。
最後に
ポイントをまとめます。
- 飼育ケースを選ぶ際は、蓋・素材・大きさを考えて
- 蓋は開閉しやすく、通気性のいいものがいい
- アクリル・ガラス・プラスチック素材がおすすめ
- 必要なものを入れることができる大きさを考慮
- 適度な水分量が必要で、温度と湿度に注意
- 動く生き物を好んで食べる
- 生き物以外の餌は揺らして与える
飼い方次第で長生きしてくれるので、かわいがってあげてくださいね。