固定電話って引いていますか?
昔はどの家庭にあるのも当たり前でしたが、いまはないご家庭も多いですよね。
Aさんの家にも固定電話はありませんでしたが、とくに困ったことはありませんでした。
そんなとき、Bさんに声をかけられました。
Bさんの家にあるのは親のスマホだけ。
子供も小学生になり、留守番をする機会も増えてきました。
あのときは休みの日だったから大丈夫だったけど、もし留守番中に地震が来たら子供とどうやって連絡取るのか不安になっちゃって。
工事なんかもしなきゃいけないっていうし、面倒もたくさんありそう…
最近は連絡網も一斉メールになったりと、なくても生活できるようになってきています。
でも災害時や子供同士の連絡など、固定電話があったほうがいい場合も…
ということで、今回は固定電話について…
- そもそも固定電話は必要なの?メリットやデメリットは?
- 料金はどれくらい?比較してみよう!
- 固定電話を引かなくても安く、安心を得る場合は?
ということについてお伝えします。
固定電話は必要?メリット・デメリットを解説
それでは、固定電話をもつメリットのほうから見ていきましょう。
固定電話を持つメリット
- 社会的信用がある
- 災害時につながりやすい
社会的信用がある
固定電話というのは住所と電話番号が紐づけられているんです。
そのため、きちんとした住まいがあるということで、社会的信頼が高くなります!
年配の方々からは固定電話をもつことによる信頼性はかなり高いといえるでしょう。
クレジットカードやローンの審査の際にも固定電話を持っている方が有利と言われていますね。
災害時につながりやすい
固定電話は停電のときでもつながるようになっています。
携帯電話は停電では使用できなかったり、制限がかかるのが固定電話よりも早いため、どうしても繋がりにくくなってしまうのです。
ちなみに固定電話の中でも料金の安いひかり電話やIP電話ですが、これは回線が固定電話と違います。
インターネットの回線を使用したものになりますので、災害時に安定してつながるとは言えません。
固定電話を持つデメリット
- 引越しをすると電話番号が変わってしまう
- 外出中は電話に出られない
引越しをすると電話番号が変わってしまう
引越しをすると、電話番号は変わってしまいます。
いろいろな登録の際に固定電話を利用しているとすべてに連絡をいれなければなりませんし、自分でも覚え直さないといけません。
また最初の開通だけでなく、引越しごとに工事が必要になるのも面倒なところですね。
外出中は電話に出られない
当たり前ですが、家に固定してあるものですので外では受けられません。
営業電話などはいいですが、大事な連絡がそれでは困ってしまいますよね。
転送サービスもあるので携帯電話ですべて電話を受けることもできますが、それでは固定電話を設置した意味がありませんので、やや困りますね。
固定電話の料金比較
固定電話のほか、人気のひかり電話やIP電話で料金を比較してみましょう。
古くからある固定電話は料金が高いですが、その分ひかりやIP電話でできないことをすべて補ってくれます。
固定電話を引かなくても安く、安心を得る場合は?
もっと安く子供と連絡を取れる手段はないかな?
通話アプリなど、連絡を取るだけだったらほかにも色々手段はあります。
以下をちょっと見てみましょう。
古いスマホ、PCにSkypeなどの通話アプリをいれる
こちらは完全に無料で利用することができます。
ですが災害時など、インターネットが使えない場合には当然使えませんので注意が必要です。
携帯を子供に与えて連絡手段にする
家に電話を置いておくという固定電話の線を諦め、もう子供に電話をもたせてしまおうという手段ですね。
大手三社の場合、料金はこのようになっています。
いずれも、親と同じ会社で契約しない場合は割高になるので注意が必要です。
携帯との付き合い方などの新たな問題も出てくるので、その辺りはしっかり話し合った方がいいですね。
子供に携帯を持たせることについてはこちらをご覧ください。
まとめ
今回のまとめです。
- 固定電話を持つことで、社会信用があがるほか、災害時に連絡が取りやすい。
- 逆に、余計な料金がかかったり、外出中は出られない。
- 料金は昔ながらの固定電話が一番高く、ネット系の電話は比較的安く抑えられる。
- 固定電話がなくても無料通話アプリの利用やキッズケータイで連絡を取ることも可能。
災害だけでなく、子供と連絡が取れないというのは避けたいところです。
ご家庭にあった手段でいろいろなツールを試してみたいですね。