子供の病気の中で比較的なじみのある水疱瘡。
どんな病気で予防接種をすると効果はどれくらいあるのかを自身の経験をもとにまとめてみました。
水疱瘡はどんな病気?
水疱瘡とは、比較的強い感染力を持つ「水痘帯状疱疹ウイルス」と呼ばれるDNAウイルスに感染する事で発症し、毎年冬場から初夏にかけて流行する特徴があります。
皆さんの中にも小さい時にかかったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どうしてかかるの?
- 空気感染 空気中に飛んでいるウィルスを吸い込む
- 飛沫感染 咳やくしゃみで飛び散ったウィルスを吸い込む
- 接触感染 手に付いたウィルスが口や鼻に入る
風邪などと同様で保育園や幼稚園ではやってしまったら防ぎきれるものではありません。
初期症状と治るまで
まず、だるさ、37度程度の発熱、食欲の低下、軽い頭痛などがあらわれます。
そののち小さく平らで赤いブツブツ(発疹)が現れます。
通常はおなかや顔に出ることが多いです。
うちの上の子も、幼稚園ではやりだしてから1週間ほどしてかかりました。
朝、着替えの際におなかに蚊に刺されたような跡を見つけ受診したら水疱瘡と診断されました。
昼頃にはみるみるうちに全身にひろがっていきました。
その後数時間で発疹が膨らんで水ぶくれになります。
水疱は、3~4日経つと乾いてかさぶたに変わるため病気のピーク時には、発疹と水疱、かさぶたが入り混じった状態になります。
また、すべてのかさぶたが自然にはがれ落ちるまで約3週間かかります。
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予防接種
水疱瘡の重篤化を防ぐには予防接種が有効です。
予防接種を受けていても感染・発症することはあります。
ただ、一般的には症状は「ごく軽く」すみます。
うちの場合も子供は予防接種を2回受けていたため発疹もそれほど多くなく水ぶくれになったのもほんの数個程度でした。
まとめ
水疱瘡の予防接種は2014年10月から1~2歳のお子さんは定期接種(無料!)になりました。
1歳すぐで1回、1回目の接種後3ヶ月たってもう一度接種するのがおすすめです。
経過措置として2014年度末(2015年3月末)までは3、4歳のお子さんの1回目のワクチン接種が定期接種として無料で受けられます。(既に水痘に罹患したことがある方や既に水痘ワクチンの接種を受けたことがある方は接種対象外となります。)
水疱瘡でつらいのは発疹が出来た部分がとてもかゆいことです。
子どもにとってかゆいのを我慢するのはとてもつらいですしそのため機嫌が悪くなったりするとママもとても大変です。
かゆみを抑える塗り薬を処方されますが発疹が全身に出るので数が多いと塗るのも大変です。
きちんと予防接種を受ける事で症状を軽くすることができるので忘れずに接種する事をおすすめします。