反抗期、この言葉から浮かぶのは、思春期のお子さんの姿かもしれません。
しかし、お子さんの思春期以前の成長過程において、既にいくつかの反抗期を通過されて来たママもいらっしゃると思います。
幼児で一番大変と言われるイヤイヤ期、そして、小学生での反抗期も出てきます。
お子さんの反抗期。大変なイメージが強いものですが、子供のどの様な心理がそうさせるのか、その点を理解する事でお子さんへの対応の仕方にも余裕が持てるかと感じています。
小学生が反抗する心理
もちろんお子さんによっての差は大きいでしょうが、小学生の時期から、結構反抗してくる子供さんも多いのではないかと思います。
ちょうど小学生になったぐらいから、子共の心に変化が始まります。
学校という集団社会で生活すると、それまでの親中心の生活から随分と周りの景色も変わるものです。
それに伴い、「自分でもっと行動したい。」「ママの考えとは違う。」と、自立の心が目立ち始めるのですね。
自立の心、実は素晴らしい事ではないでしょうか。
もちろん自立と言ってもまだ小学生です。
気分次第の事も多く、甘えの心を全く捨てたわけではありません。
そこで、気に入らない事があれば、親を責めたり、悪く言ったあり。
口ごたえが酷くなったりするものです。
親としての自信を持ちましょう!
子供に反抗されていい気持ちはしないものですね。
毎日のように口答えされたり、反抗的な態度に出られると親も感情的になりやすいものです。
その時に、覚えていて欲しいのは、お子さんが親に反抗出来るのは、「反抗しても大丈夫。」と親に対しての安心感があるという事です。
これまでの親子関係、そしてその中で育んで来た信頼関係の結果でもあると思います。
思いっきり親にぶつかれる。心のうちを出せる。
親側から見れば大変なことですが、この様な態度は見方を変えると喜ばしい事なのかもしれませんね。
しかし、いくら良い方に考えても、ぶつかられ過ぎると親も大変なものです。
ここで、大切になるのは親の毅然とした態度と理解になると感じています。
いくらお子さんが難しい態度で迫ってきても、決して逃げる事無く受け止めてあげる。
大変だからと子供の言いなりになる様な事が無いように、親として、きっちと子供に向き合い対応してあげる事です。
「気持ちは分かるよ。一緒に考えよう。」
親からの受け皿がある事で、やがては子供の気持ちも和らいで行くものです。
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最後に
子供は親に理解してもらえなかったり、共感してもらえないから、ますます反抗するのではないでしょうか。
私の経験でもそうですが、子供が反抗してきたりする時、その事全てを受け止めてあげる、共感してあげる事で、その場が嘘の様に変わる事も多いです。
反抗期は親子共々大変な試練の期間かもしれませんが、成長過程の一つと鷹揚に構える姿勢も大切なのかもしれません。
反抗できる家庭環境を作られたご自分も褒めてあげて下さいね。(笑)
あやより