淡路島にある北淡震災記念公園(読み方は「ほくだんしんさいきねんこうえん」)に出かけてきました。
公園は公園でも、大きな地震を知らない5歳の息子には少々ショッキングな公園でした。
近い将来、南海トラフ地震が来るとも言われています。
今一度地震に対する備えや心の準備、家族間での決め事などを考え直す機会になりました。
今回は、北淡震災記念公園について写真と動画を用いてまとめました!
北淡震災記念公園とは?
1995年に起きた阪神淡路大震災により被害を受け断層にズレを生じた場所に作られた記念公園です。
もともと民家であったところを博物館の形に作り変え、震災の爪痕を風化させないよう当時の写真や影像、さらには地震の体験もできるところです。
5歳の息子は大きな地震の経験がありません。
地震といえば、「ポケモン」のキャラクターであるガブリアスの得意技とくらいしか知りませんでした。
ですので、「これは本当に起こった地震なの?」と何度も聞いてきて、本人は衝撃を受けていました。
北淡震災記念公園の野島断層保存館とは?
阪神淡路大震災で受けた野島断層のズレを当時のまま残しているのが、野島断層保存館です。
実際の断層の断面図も残されています。
当時の写真も残っており、「こんなにズレたのか・・・・」と実物を見て衝撃を受けました。
こちらが野島断層のズレを再現した模型です。
そしてこの断層がどのようにしてずれたのかを再現した模型の動画がこちら。
こんなにずれたらシャレにならないですよね・・・。
北淡震災記念公園では地震体験ができる。
親子でソファに座りのんびりティータイム!!
一見そんなシーンに見えますが、この後ここで地震が起こります。
- 阪神淡路大震災
- 東日本大震災
の2つのパターンの地震を体験することができ、同時に映像では当時の緊急速報のテレビシーンが流れました。
阪神大震災を経験しているので、当時を思い出しまし、緊張感が上がります。
動画はこちら
北淡震災記念公園の営業時間は?
北淡震災記念公園の営業時間は、9時~17時までです。
北淡震災記念公園の所要時間は?
館内は意外と広く、野島断層保存館などは結構な距離があり、ゆっくり写真や映像を見て回ると1時間程度はかかります。
子連れでも(ある程度は飛ばしながらの観覧でも)1時間弱はかかりました。
こちらは「神戸の壁」と呼ばれている壁です。
昭和20年の神戸大空襲、1995年の阪神大震災を乗り越えてきた壁で、もともとは長田区にあったものですが、こちらに移設されました。
北淡震災記念公園の入館料は?割引は?
入館料は
- 大人700円
- 中高生300円
- 小学生250円
- 団体(30人以上)の場合、大人630円、中高生270円、小学生220円
- 身障/介添えの場合、大人350円、中高生150円、小学生120円
割引は?
- H.I.S. クーポンのアプリをインストールして提示することで10%の割引。
- ファミリーマートで商品コード0237854を入力すると10%の割引。
他にはJAFカード、かんぽ・リロ・ベネフィト・ミントクラブ・トマトクラブなどであれば割引を受けることができます。
受付のところで、なんとか割引をしようとしてくれよう(いい人(笑))と「JAFカードは持ってない?」などと聞いてくれるのですが、持っておらず、またアプリをインストールしたりするのは面倒だったので、割引は受けずに入場しました。
北淡震災記念公園のアクセスは?
神戸方面からの場合は【淡路IC】より約20分、四国方面からの場合は【北淡IC】より約10分で到着します。
神戸方向からの場合、地図上は【東浦IC】で降りた方が近く見えますが、山道で遠回りになるようです。
バスの場合は、高速バスで本四仁井下車→本四仁井よりコミュニティバス乗車し、震災公園前下車かあるいは、本四仁井よりタクシーで15分位で到着します。
北淡震災記念公園の駐車場は?
博物館のすぐ近くに無料の駐車場があり、200台収納できます。
また観光バスは別の駐車場(第3駐車場)に50台駐車可能です。
記念公園までは徒歩1-2分程度とかなり近かったです。
北淡震災記念公園にはセミナールームもある!
またここにはセミナールームを完備しており、最大260名(イス席)収容できます。
セミナールームのレンタル料金は
- 90名まで1時間1,050円
- 90名以上は1時間2,100円
です。
めちゃ安いですね!!
なお、予約は電話(0799-82-302)にて行なっているということです。
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最後に
写真や映像に加えて、実際の断層のズレや倒壊状態を見ると地震の恐ろしさをあらためて感じることができました。
北淡震災記念公園の横には大きな立派な風車があります。
あたかも「阪神淡路大震災を忘れてはいけない!そして、天災に負けない!」と言っているかのように堂々とそびえ立っていたのが印象的でした。
高速道路や電車がひっくり返っていたりと、衝撃的な当時の写真や映像もあります。
しかし、真実を伝えるためにも、これから起こる地震に備える意味でも、子連れでぜひ出かけたい施設です。