多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)というと、月経不順や不妊といった症状が代表的で、それぞれの症状に苦しむ女性は大変多くなっています。

私も多嚢胞性卵巣症候群を患い、治療しました。

今回は多嚢胞性卵巣症候群の治療をどうするのか?ピルを使う場合もあるの?海外での治療法、私の体験談を踏まえ、ご説明したいと思います。


多嚢胞性卵巣症候群の治療は?ピルを使う場合もあるの?

多嚢胞性卵巣症候群の治療はどのようなものがあるのでしょうか?
多嚢胞性卵巣症候群の根本的な治療方法はまだ分かっておらず、対処療法としての治療をすることになるので、ご説明します。
  • 月経不順の調整にはピルを用いる
  • 不妊の場合は、不妊治療
  • 肥満の場合は、ダイエット指導
  • 生活習慣病の予防や早期発見

seirituu

まず、月経不順の場合はその症状を改善させる必要があります。そして、不妊の場合は、ピルの服用はやめ、排卵誘発剤などを使って、排卵を促し、妊娠を試みますが、それでも妊娠しない場合は、ステップアップした不妊治療が必要になります。

また、肥満があると妊娠もしにくいため、運動や食事指導などが行われ、ダイエットをする必要がありますが、このダイエットが意外と難しく、そういう指導でもうまくいかない場合は、インスリン抵抗改善薬を使う場合もあります。

更に、多嚢胞性卵巣症候群は糖尿病や高血圧にもなりやすいため、生活習慣病の予防や早期発見のための定期的な健診が必要になります。

[adsense]

ピルの副作用ってないの?

ピルといったら避妊薬としての認識しかないんですが、使っても大丈夫なんでしょうか?
ピルは月経不順や子宮内膜症などの治療としても用いられる薬で、生理を調整することによって、改善を試みます。基本的に副作用の少ない薬と言われていますが、全くないわけではありません。その副作用についてご説明します。

「残念ながら日本では治療はなく生理自体を管理するための方法しかない」と言われました。それがピルを用いる方法なんですが、ピルは副作用は少ないといっても、やっぱり以下のような副作用があります。

  • ピル+タバコはガンになりやすい
  • 更年期障害のような症状が現れる

そしてそのピルを飲むと副作用の一つにタバコの煙を吸うとガンになりやすいので注意してと言われました。喫煙はしないもののそんな怖いリスクは背負いたくない、他の治療法を考えることにしてピルは捨てま
した。ピルを飲む飲まないは別にしても多嚢胞性卵巣症候群の人はタバコの煙は悪影響だそうです。

また、肩こりや偏頭痛、だるさといった更年期障害のような症状が表われる場合があります。このような場合には服用をストップする必要があり、服用をやめると症状もなくなります。

kusuri

関連記事)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと妊娠しても流産しやすいって本当?私の体験談をご紹介

外国では治らない病気じゃないってホント?私の体験談をご紹介

日本だけでなく、外国でもこの病気に悩んでる人は多いんですか?
日本では、月経不順の70%以上がこの病気が隠れていると言われていますが、日本以外でも多い病気です。私が体験した韓国の治療法をご紹介します。

私が調べたところ、韓国では漢方を使った治療で治っている人が多い病気だと分かりました。韓国が美容や女性医療が発達していることは昔から知っていましたので、治したい一心で韓国へ行き、病院で診てもらいました。

korea

その結果、内膜も厚く、卵胞がやはり溜まっていました。そして漢方を作ってもらい、基礎体温をつけ、病院へ報告。それを繰り返します。今の状態を元に調合された漢方が一ヶ月分ずつ送られてきました。

ですが漢方自体は多嚢胞性卵巣症候群の治療というよりも体の弱った機能や免疫を高めていき、元々の体の機能にとり戻していくという方法だそうです。

やはり甘いもの、脂っこいもの、たばこ、お酒等は取らないように言われました。特に甘いものは婦人科系の病気にはとても悪いそうです。そしてとにかく、冷えないようにとのことでした。

甘いものを断つのはすごく辛かったのですが本当に体の具合が悪かったのでそれどころではなかったです。タバコの臭いをかぐと吐き気がする時期もありました。その漢方を飲んで3ヶ月くらいで基礎体温に変化があり、来ていなかった生理もきました。

ありがとうございました。実際の体験談を聞け、大変参考にになりました。

関連記事)

最後に

  • 多嚢胞性卵巣症候群の治療には根本的な治療法がない
  • 多嚢胞性卵巣症候群の治療は、対処療法としての治療を行う
  • 生理不順にはピルを使用する
  • 不妊治療には、排卵誘発剤を用い、それでもダメな場合はステップアップ
  • 韓国では漢方薬を使って治療をする

私のように漢方を飲まなくても甘いものを控えて規則正しい生活をし体を冷やさないように徹底すればそれだけで治ることも多いようです。

冷やさないようにというのは常温以下のものは摂らない、なるべく体を温めるものを摂る。甘いものは体を冷やすので甘いものを摂らないのも大事です。お酒にも糖分は多いので要注意です。

気をつけなければならない事が多く大変そうですが、今の状態から抜け出したい、妊娠したい方はぜひ試してみてください。

関連記事はこちら