そうね。
でも、どのくらいの金額を渡すか迷っちゃうわ・・・。
お小遣いを渡すという事は、子供にお金を持たせるという、なんとなくいい事も悪い事も想像できてしまう・・・。
大人の立場だからこそ迷ったり悩んだりしてしまいますよね。
でも、子供も大人と同じで社会があり、友達同士のつきあいがあり、お金が必要となることももちろんあるでしょう。
「お小遣いをちょうだい」と言われてから、どうしようか迷わなくていいように、今回は子供に渡す平均的なお小遣いについて
- 年代別の額
- いつからあげる?
- いつまであげる?
- あげる前の約束事
について、お話していきます。
子供の小遣い!小学生〜大学生まで、年代別にに平均を紹介
小学生から高校生までの平均的な額は
- 小学生低学年→0~500円
- 小学生中学年→500円
- 小学生高学年→1,000円未満
- 中学生→1,000円~3,000円
- 高校生→3,000円~5,000円
厚生労働省の調査によっても子供の年齢が上がるにつれ、お小遣いを含めた養育費が増すとの結果が発表されています。
ただ、バンダイのアンケートでは小学生の場合、定期的にあげていないご家庭が65.8%という報告もあります。
中学生・高校生になると、友達同士で出かける機会も多く1,000円単位のお小遣いが多いという現状ですね。
一般的小学生の使い道
- ほとんどがおやつ
- 欲しいゲームの為に貯金
一般的な中学生の使い道
- 自分で食べるおやつ・漫画
- 友達との外食
- 友達と出かける際の交通費・遊興費
- 友達・家族へのプレゼント
一般的な高校生の使い道
- 友達との外食
- 友達との遊興費
- 参考書
- 貯金
- 洋服代
という現状です。
大学生の場合は、親からのお小遣いは主に昼ご飯代にあてられる事が多く、その他の遊興費などは自分でバイトするというのか一般的です。
なけなしのお小遣いをレジにだして駄菓子やガリガリ君を買う子供は可愛い。混雑時で無ければ。
— コンビニ店員あるある (@conviniences_) March 1, 2017
こちらは小学生?
かわいいですね。
中学生・高校生は圧倒的に、友達と過ごす時間に使うお小遣いが上位を占めています。
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子供にお小遣いをあげるのはいつからがいい?
一般的には小学生からというのが多い現状です。
子供が小学校に入学するのを機会に働きに出るママも多くなり、少しづつ親と離れて過ごす時間が多くなるからですね。
https://twitter.com/tkglove0401/status/802844829822558208
みなさん、迷われているようです。
小学校の保護者会でもよく、お小遣いについて話題になることがありました。
- お小遣いを渡す・まだ渡さない
- 平均額はどのくらい
- お小遣い帳の有無
などがよくあげられる議題でした。
うちはお小遣いをあげていないので、よくされた質問は、お金の価値をどうやって伝えていますか?
というものです。
私はたいてい「遠足時に300円でどのくらいのものが買えるのか、考えさせています。」と答え納得していただいていました。
中にはきっちりお小遣い帳を一緒につけているママもいて尊敬しました。
子供にお小遣いをあげるのはいつまで?
この回答は高校生で2つに分かれます。
高校生からバイトを始める子はお小遣いがなくなり、バイトをしない子は高校卒業までもらう。
バイトをするかしないかによる。
ということですね。
又、大学生になると、親元を離れて仕送りという形にかわって、お小遣いをもらうという回答があります。
この場合は生活費を伴いますので、お小遣いとは言い切れません。
https://twitter.com/ginger_syoga/status/836812923393695744
バイトだけでは大変ですよね。
親からの仕送り待ちなう
— yamade_bot (@yamade_bot) February 28, 2017
無駄使いしませんように。
平均的には子供が働きだしたら、年齢にかかわらず”お小遣い”はなくなります。
ただ、私事で例外でしょうとは思いますが、結婚して、親になっても未だに親がお年玉をくれます。
逆にあげなきゃならない歳だろうに・・・。
と、思いつつなんとなく恒例でもらっています。
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小遣いの意味や使い方をしっかり教えて!あげる前の約束事
お小遣いをあげることによって、”お金の価値”や”上手な使い方”を教えることも出来ます。
- 1か月単位であげる
- 1週間単位であげる
- 必要な時にあげる
- お手伝いをしたらあげる
この様にお小遣いをあげるタイミングは多々ありますが、まずはどういう風にいくらあげるのか決めます。
1か月単位であげる
かなり長いスパンとなるため、欲しいものや使いたい日を話し合って、親と一緒にお小遣い帳に記入してみましょう。
1週間単位であげる
今週なにがあって、どう使いたいのか?曜日を決めて話を聞き親子でなっとくしてからあげましょう。
必要な時にあげる
子供から説明させて、親が納得したらあげます。
この場合は月単位でどのくらい渡しているのか把握する必要があり、与えすぎていないか親がチェックしておく必要があります。
お手伝いをしたらあげる
昔からPTAで一番論争になるお小遣いのあげかたですね。
ですが、このやり方をしたからといって、お金をあげなかったらお手伝いしない!
という子に育った子は私の周りにはいません。
私の友人が実際にお小遣いが発生させていたお手伝いは
- 毎日お花に水をあげる
- 毎日新聞を取ってくる
- 毎日夕食の前後にテーブルを拭く
というような、お気づきかと思いますが、毎日つづけることに意味のあるお手伝いでお小遣いを渡していました。
評価は1か月単位で、何かをしたからもらえたのではなく、し続けてもらうという方法だったので、彼女の子供たちは、お手伝いもお金の価値も身につけていきました。
今では、大きくなりお小遣いはもらっていませんが、家の中でやらなければならないことが身について、自然な振る舞いでお手伝いをしているように感じます。
最後に
- 子供にお小遣いをあたえはじめる平均は小学1年生から。
- 高校生になるとバイトの有無によって、お小遣いをあげるかどうか決める。
- お小遣いを上げるルールは親子で話し合ってどのようにあげて、どのように使うかしっかり決める。
毎月のおこずかいやお正月にもらうお年玉の管理は、そのご家庭によって様々ですね。
うちは、毎月のお小遣いを渡したことがありません。
お正月にいただくお年玉がかなり高額になるため、それを年間計画たてて使うように、させてきました。
ただ、自分のお金という概念をもたせないよう勝手に使うことは禁止にしていて、
- 何を買うのか?
- いくらなのか?
- 買ってもいいのか?
主人か私の許可を必ず取らせるようにしてきました
お小遣い・落とし玉はお金の価値を教える絶好のチャンスともいえます。
上手なお金との付き合い方を子供に教えてあげたいものですね。