コーヒーと言えばカフェインがたくさん含まれる飲み物の代表ですね。
コーヒー以外にもエナジードリンクやお茶、チョコレートなどにも含まれ、カフェインを摂取する機会は多いです。
カフェインには覚醒作用や利尿作用があります。
副作用も多く、カフェインが苦手な人は胃腸の調子が悪くなったりします。
今回のお話しはそんなカフェインを取り過ぎた時のお話しです。
詳しくはコチラ!
- カフェインを取り過ぎた時の症状は?
- 症状別の対処法
- カフェインの適量はどのぐらい?
以上です!それでははじめます!
カフェインを取りすぎた時の症状は?
- 頭痛
- 吐き気
- 不眠
- めまい
- 胃炎
- 肌荒れ
- 貧血
カフェインと頭痛の関係
カフェインには頭痛を止める効果と頭痛を引き起こす効果の両方があることをご存知でしょうか。
カフェインを摂取することで血管が収縮し、頭に流れる血液の量が減ることで一時的に頭痛が止まるのですがカフェインの摂取をやめると反動で血管が拡張するために頭痛がかえっておこりやすくなります。
吐き気や胃炎
カフェインは胃液を分泌させるため、胃酸過多になって吐き気などの不快症状や胃炎などを引き起こします。
貧血
カフェインは血管を収縮させる作用があるため、貧血をおこすこともあります。
特に妊娠中は気を付けましょう。
自律神経の乱れ
カフェインを過剰に摂取すると自律神経が乱れ、様々な不調を引き起こします。
それは身体面だけではなく、精神面にも影響があり、不安やイライラ、焦燥感などの症状が起こります。
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症状別の対処法は?
- 一刻も早くカフェインを排出する
- 頭痛の時は暗く静かな場所で安静にする
- めまいが起こったら鉄分を的にとる
- 完骨というツボが効く
基本はカフェインを排出する!
対処の基本は体内のカフェインの濃度を減らすことです。
カフェインによる副作用が出たらで出来るだけ多くの水を飲み、利尿を促し、カフェインを排出するように努めましょう。
頭痛への対処法
カフェインの代表的な副作用の1つに頭痛があります。
まずはこの頭痛が起こった時の対処法をお話ししますね。
- 明るい場所や大きな音がする場所を避ける
- 患部を冷やす
頭痛が起こったら明るい場所や騒音のある場所は避け、暗く静かな場所で安静にします。
入浴やマッサージなどの血行を良くする行為は避け、出来るだけ患部を冷やしましょう。
めまいへの対処法
カフェインを取りすぎると鉄分の吸収が悪くなり、貧血やめまいを引き起こします。
カフェインによってめまいが起こったらまずは鉄分を積極的に摂りましょう。
まためまいが起こったら治まるまで安静にすることも重要です。
まためまいを抑えるツボがあるので紹介します。
完骨
完骨は両耳の裏側にある出っ張っている骨の下側にあります。
ここはめまいや頭痛に効果があります。
親指の先をツボに当ててゆっくりと押してみましょう。
カフェインの適量とは?
カナダ保健省によると健康な成人では1日400mg(コーヒーマグカップ3杯)までなら体に悪影響を及ぼさないとしています。
また子供の場合は以下の様になっています。
- 4~6歳・・・1日45mg
- 7~9歳・・・1日62.5mg
- 10~12歳・・・1日85mg
妊婦の場合、カフェイン1日あたりの最大摂取量は
- WHOでは300mg
- 英国食品安全庁は200mg
としています。
それぞれのカフェイン含有量
- 玉露 (150 ml)・・・1杯あたり150mg
- コーヒー (エスプレッソ)(50 ml)・・・1杯あたり140mg
- コーヒー (ドリップ)(150 ml)・・・一杯あたり150mg
- コーヒー (インスタント)(150 ml)・・・一杯あたり68mg
- 栄養ドリンク (100 ml)・・・50mg
- コーラ (500 ml)・・・50mg
- ココア (150 ml)・・・45mg
- 紅茶 (150 ml)・・・30mg
- 緑茶 (150 m)・・・30mg
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まとめ
- カフェインは取りすぎると様々な不調が現れる
- カフェインを取り過ぎたらまずはカフェインを早く排出させることが重要
- カフェインの適量は成人、妊婦、子供によって違いがある
いかがでしたか?今回はカフェインの摂り過ぎについてのお話しでした。
カフェインは適量を守れば体によい影響を与えるものでもあります。
カフェインと上手に付き合って快適な生活を心がけましょう。