家の守り主「家守」として知られる「ヤモリ」は家に住み着き害虫等を食べてくれるので「家守」と言われています。私の実家にはヤモリがいて子供の頃から見慣れていますが、爬虫類は苦手な人も多いですよね。しかし、意外と人気の「ヤモリ」自宅でも飼いたい!方も多いのです。しかし、飼い方を知らないと共存出来ません。
今回はそんなヤモリについて・・・
- ヤモリの飼い方
- 飼うには何が必要?
- 注意するべき事
をまとめてみました。「家守」との生活を確認してみましょう。
ヤモリは飼育できる?
自然界の中で生きている爬虫類の「ヤモリ」果たして飼う事は出来る様ですが、エサのやり方に注意点がある様です。まずは何を食べて、どこに気をつければ良いのかをご紹介します。
エサ
- 蛾
- コオロギ
- ミルワール
- バッタ
- クモ・・・など・・・
生きてるものを食べます。主に蛾を食べますが捕獲が難しい場合はペットショップに売っているコオロギやミルワールをあげます。身近なエサとしては、小さなバッタなどがおすすめです。なので、ヤモリの場合、エサも考えながら飼う必要があります。
エサにまつわる注意点
- 大きさを考慮
- 水分不足や温度に気を付ける
- 動きが悪いと妊娠してる可能性も
ヤモリの大きさに合わせてあげる必要があります。水分不足の場合や温度が低いと食べない場合があるので、その時はエサを半分にしてピンセット等で近づけて臭いをかがせて食べさせたりします。水分は霧吹きしてやりましょう。
また妊娠している場合も食欲が落ちるので、その際は自然に返す方が良さそうです。
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ヤモリを飼ううえで必要なものは?
用意する物
- 蓋があるプラスチックケース(20cm以上 飼う数によって大きさは変えましょう)
- 植木鉢の欠片や木の板
- 木の枝など
天井も這いずりまわるので必ず蓋は必要です。夜行性なので昼間隠れる場所が必要です。脱皮しやすくする為にざらざらした場所を準備しておきましょう。
飼い方にまつわる注意点
- 土は必要ない
- 土を敷く場合は虫が湧かないように注意
- 3日に1度は霧吹きで水をあげる
底に土等は必要ありません。あっても問題ないので、見栄えを良くするために土等を敷く場合は、ダニや虫が湧かない様にしましょう。
また、乾燥を好みますが3日に1回程、活動する夜に霧吹きで水をあげましょう。直接掛けてしまうと体温を奪ってしまう可能性があるので、直接当たらない様にかけましょう。寒すぎないようにも注意が必要です。
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ヤモリの生体を知ろう
ヤモリは人家内外の害虫を食べるので家を守る爬虫類として漢字では「守宮」あるいは「家守」と書かれます。「イモリ」とよく似ていて、古くから親しまれてきたそうです。
人間に対しては臆病で攻撃性は低く能動的な食害を与える事も無いので有害な動物です。縁起物として大切にされる風習もありますが、民家に侵入するので逆に不快生物として扱う人々もいる様です。
その為、ペットとして飼う事も可能ですが、家を守る縁起物でもあるので自然の中で飼うべきと考える必要性もありそうです。自然界で生きている生物を飼う事は難しい点もあるので、生命の大切さを学ぶキッカケにもなりそうですね!
最後に
- ヤモリは昔から「家を守る=家守(ヤモリ)」として縁起物であると言われている
- 食べ物はコオロギなどの生きてるエサ
- 夜行性で昼間は軒下等の隠れている
- 寒い所が苦手なので水やりや温度調整が必要
- 食欲不振になりがち
いかがでしたか?ヤモリの生体、飼い方を調べてみると、飼う事は可能ですがデリケートな部分もあり、自然界での生活の方が良さそうな気がしました。
「泣き声が苦手」と言う事を聞いた事がありますが、家を守ってくれる「家守(ヤモリ)」が近くにいるのだなと安心もしますよね。人間と自然界の共存を改めて勉強することが出来ました。