我が子の発熱、しかも高熱となるとパニックになる母も多いと思います。
小児科が開いている時間帯ならともかくこどもの発熱は夜中に多く苦しむ我が子を前に不安になるのは誰しも一緒
今回は「熱性痙攣」について私の体験をお伝えしたいと思います。
熱性痙攣体験
初めての「熱性痙攣」体験は上の子が2才を迎える前、お腹には2人目がいて臨月でもありました。
元々風邪気味であり熱は38°程度。
お医者さんからお薬も処方されていたので安心し寝ていた金曜の晩。
最初に「うーん うーん」と辛い声が聞こえ、隣の我が子を見ると目を見開いて私を見つめています。
普段と違う様子に(何だか変)と感じた瞬間突然「痙攣」は始まりました。
正直「痙攣」状態に衝撃を受けました。
主人を大声で起こし育児本をだし対応を読みました。
「熱性痙攣」について解説があったことを瞬間思い出したのです。
しかも、分厚い育児本ではなく育児雑誌の付録冊子でした。
- 痙攣始まり時間を確認
- 明かりを暗くする(照明)
- 抱き抱えない
- 音を消す(携帯や電話の呼び鈴等も)
- 幼児で初めての場合は救急車を呼ぶ
大声で主人を呼んだのは間違いでした。
また、思わず抱き抱えてしまった私ですがこれも「刺激を与えない」意味から避けた方が良いそうです。
救急車は直ぐに来ました。
「痙攣」も長く感じましたが1分半程度でおさまりました。
病院で「熱性痙攣」の診断を受け待機室で経過観察を1時間ほど待ち、帰宅許可がおり自宅に戻ったのは朝3時でした。
ビックリしたと安堵し9時過ぎても寝ていた主人に寝ている我が子の熱を測ってもらい平熱に戻ってると聞いたので安心してベットを覗くと、自らベットから降りるところでした。
と、その瞬間再び「痙攣」が始まり床に倒れました。
今度は白目に泡も吹いています。
救急で「1日に2回起きるのは稀だが異変があれば直ぐに来て下さい」と言われたので再び救急病院に急ぎました。
2回目でありましたが平熱に下がったのに何故?疑問は直ぐに解けました…
我が子は、日に2回痙攣を起こした為「経過観察入院」5日。
退院後は、3ヶ月間毎月脳波検査でした。
「熱性痙攣」が起きるのは熱が急に上昇する時であります。
その為、解熱剤は直ぐに熱は下がりますが直ぐに上がりやすい為、注意も必要です。
なので発熱と感じたら解熱剤を早めに処方が大切となります。
「小学校1クラスに5人は経験者かいる割合ですから、ご安心下さい。かくいう私も熱性痙攣経験者です」
お医者さんに、この言葉をかけられ心から安心を覚えました。
以来、預け先や入園の際には伝えています。
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母親の直感
数年後、主人の出張中、末子も同じように風邪から「熱性痙攣」を2才で起こしました。
しかも夜中、短時間に2回起こした為車で病院に向かいました。
待機室で観察後、帰宅許可がおりましたが母親の直感から(前とは違う)と強く感じました。
一旦帰宅し託児所に予約を入れ上の子を預け遠方の親にも来てもらうようにお願いしました。
するとやはり…
「熱性痙攣」が始まりました。
しかも5分もある長さでした。
2日分の入院準備を持って病院に向かうと「肺炎」を起こして入院は2週間半。
上の子で学んだ経験と、直感を信じて冷静に対応と準備が出来ました。
安心のために
子育て中のお母さんの中にはご主人の出張が多く何かと一人で対応せざる得ない人も沢山いると思います。
まだ、上の子が入園入学前であった場合中々、近所に子供を預ける仲間との出会いも難しいと感じます。
実際、私もそうでした。
何もないと不安も増します。
近くに一時託児所を調べておくなり公共機関の緊急預け先等も時間がある時に調べたり登録だけでもしておく事をお勧めします。
そして、何かの際に(震災時用としても)持ち出せる子供用のセットを用意されていると気持ちも楽になると思います。
- パジャマ(前開き)
- オムツ
- サンダル
- タオル
- 哺乳瓶に固形ミルク
- 5000円くらいの現金
- 保険証や乳児医療証
最後に…
何事もなく成長とともに中身を交換する幸せが皆様に訪れますように。
By Aコ