赤ちゃんが受けるべき予防接種はかなり多く、初めて知った時は、私も驚きました。
そのため、親としては慌ただしく感じることもあるのではないでしょうか。
結構、過密スケジュールなので、子供の体調管理とあわせて大変なものです。
でも、予防接種の中には、複数の種類を同時に接種できるという同時接種という方法が可能な場合もあるようです。
そこで今回は、予防接種が開始となる生後2ヶ月から1歳頃までにおける同時接種の一例をご紹介したいと思います。
生後2ヶ月になったら
定期の予防接種
- Hib(1回目)
- 肺炎球菌(1回目)
任意の予防接種
- B型肝炎(1回目)
- ロタウィルス(1回目)
生後3ヶ月になったら
生後2ヶ月に受けた4種類の同時接種から4週間ほど過ぎてから、以下の予防接種を受けます。
定期の予防接種
- Hib(2回目)
- 肺炎球菌(2回目)
- 4種混合(1回目)
任意の予防接種
- B型肝炎(2回目)
- ロタウィルス(2回目)
生後4ヶ月になったら
生後3か月で受けた5種類の同時接種から4週間ほど過ぎてから、下記の予防接種を受けます。
定期の予防接種
- Hib(3回目)
- 肺炎球菌(3回目)
- 4種混合(2回目)
任意の予防接種
- ロタウィルス(3回目)
生後5ヶ月になったら
生後4か月で受けた4種類の同時接種から4週間ほど過ぎてから、下記の予防接種を受けます。
- 4種混合(3回目)
それから1週間ほど過ぎてから
- BCG
1歳になったら
まず、下記の予防接種を受けます。
関連記事)赤ちゃんの予防接種 副作用は大丈夫?インフルエンザの予防接種は必要?
定期の予防接種
- 風疹麻疹混合(1回目)
- 水疱瘡(1回目)※平成26年10月1日から定期接種に
任意の予防接種
- おたふくかぜ(1回目)
以上の3種類を同時接種することが可能です。
なお、上記の3種類を同時接種して4週間ほど過ぎてから
- Hib(4回目)
- 肺炎球菌(4回目)
- 4種混合(4回目)
以上の3種類を同時接種することが可能です。
また、1歳6ヶ月頃になってから、下記の予防接種を受けます。
- 水疱瘡(2回目)
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最後に
今回ご紹介した同時接種については、あくまでも一例です。
実際は、赤ちゃんの体調によって接種時期がずれてしまうことは起こりうることではないでしょうか。予防接種のスケジュールは過密でありながらも、赤ちゃんの体調次第では、予定通りに進まないことがあるのです。
また、任意接種の中には、厚生労働省の検討材料になっていて、定期接種に変わる可能性を秘めたものもあります。
ですから、同時接種を始めとして、予防接種のことで不安や疑問がある場合には、事前に、問い合わせ・相談をしてみることが大切ですね。
例えば、かかりつけの小児科医や、市役所・区役所等の、子供の予防接種や子育て関連の窓口に臆せずに聞いてみましょう。
by あゆみんマム