夏休みの宿題で、ドリルより悩むのが「ポスター」「詩」「絵」のような作品づくりですよね。子どもに「何をどう描けばいいの?」と聞かれても、親もうまく答えられないことがあります。
この記事では、このブログで紹介してきたポスター・詩・人の描き方の記事から、宿題ごとのコツと進め方を1つにまとめました。

この記事でわかること
・ポスター/詩/人の絵の「最初にやること」と「仕上げのコツ」の比較
・どの宿題も、まず「伝えたいこと(テーマ)を1つに決める」のが出発点
・親の手伝いは、テーマ探しの相談や声かけまで。描く・書くのは子ども自身で
・くわしいやり方は、それぞれの記事で作品例つきで紹介しています

夏休みの作品の宿題 コツ比較表

宿題 最初にやること 上手に見せるコツ 親の声かけ・手伝い くわしい記事
ポスター(テーマ選び) テーマの内容を調べる。自由課題なら今いちばん気になっていること パッと見の印象と、短く伝わる言葉 過去の入賞作品を一緒に調べる 【夏休みの宿題】ポスターの描き方とコツ|テーマ選びから仕上げまで
ポスター(描き方) 伝えたいことを1つにしぼって、主役を大きく下書き 色は背景から。光を足す。文字は太いゴシック体で反対色 色相環を見ながら文字の色を一緒に選ぶ ポスターの描き方を小学生向けに解説!下書き・色ぬり・文字のコツと配色
詩 テーマを1つ決める(身の回りの物・感じたことでOK) 感じたまま・自分の言葉で。中・高学年は比喩も 「見た様子は?」「どんな音?」と五感の質問をする 小学生の詩の書き方|テーマの決め方と声かけのコツを実際の作品例で紹介
人の絵 頭・胴・お尻・腕・脚の配置と関節を薄く下書き 顔は目安の線と余白で向きを出す。色は混ぜて塗る 鏡で表情を作って一緒に見る 【小学生向け】人の描き方!バランスと顔の向きでリアルに見せる簡単なコツ

ポスターの宿題の進め方

1. テーマを決める

テーマが決まっている場合(交通安全・ゴミ捨て・思いやりなど)は、まずその内容をよく調べます。ポスターは、通りすがりの人の目にとまって心を動かすためのもの。上手に描くことより「何を伝えたいか」が大切です。過去の入賞作品を見ると、よいヒントがもらえます。
自由課題なら、自分が今いちばん気になっていることをテーマにするのがおすすめ。身近なことでも、ニュースで見た話題でもかまいません。

2. 下書きは「主役を大きく」

伝えたい部分を大きく描かないと、遠くから見たときに目につきません。ニュースで話題になっていることを入れると、世相に合ったポスターになります。

3. 色ぬりは背景から、最後に光を

背景をあとからぬると、ぬった部分にはみ出しやすいので、先に背景をぬっておきます。絵の具は1色のまま使わず、混ぜて深みのある色に。光を描き足すと、絵が浮き上がって見えます。

4. 文字は太く・見やすく・はっきり

文字の幅は1.5〜2cmくらいあると、絵に負けません。字の形はゴシック体がおすすめで、定規を使ってもOK。背景の色の反対色(青系にはオレンジ系、黄系には紫系、緑系には赤系)を選ぶと目立ちます。縁取りをするとさらにはっきりします。
くわしくはポスターの描き方を小学生向けに解説!下書き・色ぬり・文字のコツと配色と【夏休みの宿題】ポスターの描き方とコツ|テーマ選びから仕上げまでへ。

詩の宿題の進め方

詩を書くときのルールは、テーマを1つ決めること。窓、ため息、お手伝いなど、身の回りの何でもテーマになります。決めたテーマから、連想ゲームのようにイメージをふくらませていきます。
低学年の子には、親が次のような質問をしてあげると言葉が出てきやすくなります。

  • 見た様子は?さわった感じは?においは?
  • 聞こえる音は?食べたらどんな味?
  • 自分はどう思った?どうしたい?

感じたまま、思ったまま、自分の言葉で書けばそれが詩になります。中学年・高学年なら「○○みたい」「○○のよう」というたとえ(比喩)を使ってもよいでしょう。作品例は小学生の詩の書き方|テーマの決め方と声かけのコツを実際の作品例で紹介で紹介しています。

人の絵(ポスターや絵日記の人物)の描き方

ポスターや絵日記に人を描くとき、「バランスがおかしい」「マンガみたいになる」と悩む子は多いです。次の順で描くと、ぐっと人らしくなります。

  1. 体の配置を下書き:頭・胴・お尻・腕・脚を丸で薄く描き、関節の位置を入れると、そこから曲げて動きが出せます。
  2. 顔に目安の線:鼻筋・目・鼻の下・口・耳の線を入れてからパーツを描きます。余白の位置を変えると顔の向きが変わります(上向きなら下に余白)。
  3. リアルに見せる仕上げ:肌を1色でぬらずに色を混ぜる、目玉の向きで何を見ているかを表す、手前は大きく奥は小さく、しわを少し濃い色で描き込む。

くわしくは【小学生向け】人の描き方!バランスと顔の向きでリアルに見せる簡単なコツへ。

宿題を進めるときの共通のポイント

ポイント ポスター 詩 人の絵
はじめに決めること 伝えたいこと1つ テーマ1つ どんな動き・表情か
下書き・メモ 主役を大きく 連想した言葉を書き出す 丸と関節で配置
仕上げ 光と文字の色 自分の言葉に直す 色を混ぜる・目の向き

どの宿題も、「テーマを1つにしぼる→下書き(メモ)→仕上げ」の順に進めると迷いにくくなります。夏休みの最後にまとめてやると時間が足りなくなるので、テーマ決めだけでも早めに済ませておくと安心です。

よくある疑問(Q&A)

Q. ポスターの紙の大きさや画材に決まりはありますか?
A. コンクールごとに、紙の大きさ(四つ切り・八つ切りなど)や画材、文字を入れるかどうかの決まりがあります。描き始める前に、学校で配られたプリントや応募要項を確かめましょう。

Q. 親はどこまで手伝っていいですか?
A. テーマ探しの相談や資料を一緒に調べるところ、詩なら質問で言葉を引き出すところまでにして、絵や文字は子どもが自分で描くようにしましょう。応募作品は本人が描いたものであることが前提です。

Q. 自分で仕上げるのがむずかしいときは?
A. 夏休みに短期の絵画教室を開いているところもあり、題材・構図・色使い・文字のアドバイスがもらえます。料金は教室によってばらつきがあるので、直接問い合わせてみてください。

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