子供が水疱瘡になったのが蒸し暑い季節の場合、お風呂はどうしようと悩むこともあると思います。ただでさえ、汗を掻きやすい時期です。清潔に少しでも快適に、治療期間を過ごさせてやりたいですよね。
では、症状がどの程度になればお風呂に入れても大丈夫なのでしょうか?また、その際の注意事項はあるのでしょうか?
親として知っておおきたい基本情報として大切な水疱瘡のお風呂についてまとめました。
水疱瘡の症状がどれくらい落ち着けば、お風呂は可能?
水疱瘡の代表的な症状といえば、発熱と発疹ですよね。しかも、発疹は赤いポツポツしたものが水疱へと変わっていき、時には酷い痒みを生じます。子供にとって、発熱は体力を消耗して辛いですし、発疹の痒みを我慢して水疱を潰さないようにするのも辛いものです。
ですから、少しでも快適で清潔な肌の状態で過ごさせてやりたいのが、親心なのかもしれません。
とはいうものの、蒸し暑い時期は汗を掻きやすく、水疱瘡の痒みや不快さを少しでも和らげてやりたいですよね。もし、熱がなく比較的元気な様子を見せているのであれば、サッと汗を流す程度に抑えたシャワーはいかがでしょうか。もちろん、水疱を潰さない拭き方をすることが前提ですよ。
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お風呂に入る時の注意事項って何?
水疱からかさぶたになるまでは、たいてい3~4日間ほどですが、全ての水疱がかさぶたになるのを待つと、1週間くらいは入浴を我慢させることになるかもしれませんね。待ちに待った気持ちのよいお風呂になることでしょう。
- かさぶた状態の箇所がある場合は、かさぶたをはがさないように注意することが大切です。
何故なら、無理にかさぶたが取れた場合には、そこから細菌等が入り込んで別の炎症を引き起こす可能性があります。 - 自然にかさぶたが取れるのが一番です。そのため、お風呂に入るとしても、汗を流して湯に浸かる程度にしておきましょう。
体をごしごしと洗うのは、水疱瘡のかさぶたが全て取れてからが良いのではないでしょうか。
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最後に
- 水疱がかさぶたになるまでお風呂は避ける
- 浴槽に浸からず、シャワーだけで済ませる
- かさぶたをはがないように注意
- 身体をゴシゴシこするのはすべてのかさぶたがなくなってから
親としては、発熱がなければお風呂に入れてやりたいとか、少しでも水疱瘡の不快さを和らげてやりたいとか、思いますよね。しかし、感染力が強い水疱瘡ですから、他者に感染しやすい時期である水疱の時期は入浴を避けましょう。
どうしても、汗ばみが気になる時には、熱がない場合に限りシャワーでサッと汗を流し、水疱を潰さないように拭き取りましょう。入浴は、水疱が全てかさぶたになったらですね。その際にも、かさぶたをはがさないように注意しながら、久々のお風呂を楽しみましょう。
by あゆみんマム