うちもいつも一緒に行ってたわ。
大人は1800円だっけ?
結構かかるわよね。
そうなのよ。
子供だけで行ってくれたら千円で済むのに、大人が一緒だと倍近くかかるじゃない。
わかるわ〜。
ただでさえ長期休み中は、何かとお金がかかるっていうのに、あの1800円は惜しいわよね。
でしょ〜?
でも、子供だけで映画館に行かせるのって、何歳くらいからいいのかしら?
ん〜。
これは、色々な答えがありそうよね。
うちの子は小学4年生と年長。
下の子はまだムリとしても、上の子だけでも友達と映画館に行ってくれたら助かるのに・・・。
そう思ったので、実際に先輩ママ30人にご意見を伺ってみました。
そこで今回は、映画館に子供だけで行くのは何歳から?と疑問をお持ちの方に向け
- 子供だけで映画館に行ける年齢
- 起こりうる問題
- 行く前の注意点
などを、アンケート結果とともに紹介したいと思います。
映画館に子供だけで行けるようになるのは何歳から?
ズバリ、一番多かったのは10歳、小学4年生です!
まさに、うちの長男。
続いて、11歳(小5)、12歳(小6)という結果が・・・。
つまり、小学校高学年になったら、子供だけで映画館に行かせる親が多いようですね。
- 調査地域:全国
- 対象者条件:子供だけで映画館に行かせたことのあるママ
- 調査手法:インターネット調査(ランサーズ)
- 調査日:2019年3月
- 有効回答数:女性30人
実際、このアンケート結果を裏づけるため、文部省の提示する小学校高学年にはどのような発達段階かというのを見てみると・・・。
小学校高学年の発達具合
- 物事をある程度対象化して認識することができるようになる
- 対象との間に 距離をおいた分析ができる
- 知的な活動においてもより分化した追求が可能
- 自分のことも客観的にとらえられるようになる
- 集団の規則を理解できている
- 自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる
個人差はあるものの、このようなことができるようになるため、子供だけで行動するのも可能になると考えられます。
そうですね。
実際、この年齢で行かせた理由も聞いていますので、そこにも目を通して見てください。
【10・11・12歳】映画館に子供だけで行かせた理由
- 周りでも、子供だけで映画館に行ったという話しをちらほら聞き出したから
- 善悪の判断ができるようになったから
- 社会勉強も兼ねて
- 小さい頃から親と映画館に行っていて、慣れてきたから
- 子供自身が一人で行きたいと言い出した
- 友達と一緒なら行けると判断できたから
また、これより小さい年齢は、大人が一緒じゃなくても、やはり高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒だったからという意見でした。
[adsense]
でも、これらの意見を見ていると、うちの子は大丈夫なのか?という心配がありますよね。
そこで、次に起こりうる問題も念のため把握しておきましょう。
子供だけで映画館!起こりうる問題は?
そうよね。
起こりうる問題も知っておきたいわ。
- 周りに迷惑をかける
- 迷子
- 連れ去り
- スリ
- 痴漢
実際、一番多い問題は周りに迷惑をかけてしまうということ。
子供だけではじめての映画館、興奮するのは目に見えますよね?
騒いだり、映画鑑賞中のマナーが悪いと、周りに迷惑をかけてしまいます。
そして、迷子だったらまだ映画館の人に聞けば済むものの、もっとも困る問題が事件に巻き込まれるということ。
今の時代、男女関係なく連れ去りや痴漢等発生しますからね。
実際に起こった問題(体験談)
- お金を多めに渡していたため、散財していた(色々なものを買って帰ってきた)
- 映画代金しか持っていなかった子に、お金を貸したために、金銭トラブルが起こった
- 商業施設の中にあり、寄り道をたくさんして、約束の時間に帰ってこなかった
- お小遣いを持っていなかった子だけ、ポップコーンやジュースが買えず、気まずい思いをした
- 財布を落として帰ってきて、大騒ぎになった
実際に多く起こった問題は、友達と一緒に行ったものの、持って行った金額がそれぞれ異なり起こった金銭問題だったようです。
お金の貸し借りは絶対に避けたいものの、みんなが買って自分だけが買えないとなると、それだけでせっかくの楽しい気分も台無しになってしまいますよね。
あらかじめ注意しておきたいポイントは?
- 携帯を持たせ、いつでも連絡が取れる状態に(映画中は電源を切り、映画後は電源を入れる約束で)
- 事前にチケットだけは親が購入しておく
- 一人ではなく、なるべく友達と一緒に
- 映画館のマナーをしっかり伝えておく(騒がない・椅子を蹴らない・周りに配慮)
- 一緒に行く友達とも決め事を作っておく(見る映画、持って行くお金、買うものなど)
- 映画館の入り口までついて行き、映画館スタッフに場所を教えてもらう
- 帰宅時間を決めておく(映画が終わったらすぐ帰る)
- 持っていくお金は、友達と統一しておく
- トイレに行かなくてすむよう水分を控えさせる(事前に、トイレだけは行かせておく)
- 椅子にバックだけを置きっ放しにしないと約束させる
注意点、大変多く感じますが・・・、とにかく子供によく言い聞かせておくことが大切です。
起こりうる問題をしっかり話し、事前準備は大切。
最初はとくに、チケットを購入して映画館の入り口まで送り、映画が終わる頃に映画館前で待っておくといった配慮も検討した方がよさそうです。
慣れると、次回からはもっとスムーズになるでしょうしね。
友達と一緒に行く場合の注意点
マナーを我が子だけじゃなく、友達にも上記のポイントを注意させるのも大切ですが、友達と一緒の場合トラブルになりやすい以下の問題・・・
- 「何を見る」
- 「何を買う(いくら持って行く)」
- 「何時に帰ってくる」
とくにポップコーンはお高めなので、買う買わないを事前に相談し、最低限これだけは決めさせておきましょう。
最後に
ポイントをまとめますね。
- 子供だけで映画館に行くのは、10歳(小学4年生)が多い
- 子供だけで映画館に行かせると、周りに迷惑をかける・迷子・連れ去り・スリ・痴漢なども問題が起こりうる
- 友達と一緒に行く場合、金銭問題も心配
- 事前にマナーを教え、約束事をしておくことも大切
我が家の場合、長男だけを友達と行かせることは可能かと思いますが、どこにでも兄について行きたがる弟がいます。
長男はそんな弟にまで配慮できるかといったら、難しいところ。
これが女の子だと違うかもしれませんが・・・、そのため小学4年生の子供だけで映画館に行かせる場合は、次男には内緒で・・・と思っています。
今回アンケートをとった中には、実際こっそり隠れてついていったというお母さんもいらっしゃいました。
念には念を、それくらいの気持ちで最初は行かせた方がいいかもしれませんね。