2020年から小学校の必修化が決まっているプログラミング教育。
私の子供も春から小学生。
実際どんな授業をするのかよくわからないなか、プログラミングなんてどうしたらいいんだろ~と思っていた時、「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」という商品をネットで見つけました。
さっと遊び方をみてみたら、なんか面白そう。
さっそく購入し遊んでみました。
後々知りましたが、こちらの商品「おもちゃ大賞2018」で大賞を受賞しているんだとか。
そこで、今回は
- プログラミングカーってなに?
- 遊び方
- 遊んだ人の感想や遊べる年齢
について話したいと思います。
そもそもプログラミングカーとは?
プログラムは、なじみのある言葉ですよね。
運動会のプログラム、発表会のプログラムなどなど。
プログラム:予定の計画表、実行計画・予定・順序を書いた紙
つまり「何が行われるかが書かれているもの」といった意味があります。
では、プログラミングとは?
一度は、コンピュータープログラミングという言葉を耳にしたことがあるかと思います。
これは、コンピューターに人間が意図した処理を行うための動作手順(=プログラム)を指示する行為(=プログラミング)を指します。
たとえば、ネットで画像をクリックすると関連するページが表示されたりしますが、これは「この画像がクリックされたらこのページを表示しなさい」と指示されているから。
そこには作り手の意図があって、そのような指示がなされているのです。
プログラミングカーとはプログラミングができるカー。
つまり、こちらの考えた動きを指示することができる車のこと。
「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」の車には指示を読み取る部分があり、専用のタグをかざすと指示が与えられその通りに車が動いてくれます。
はじめてのプログラミングカー「学研ステイフル」に挑戦
「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」は、
- 自分がどのような道順で車を走らせるのかを考え
- 考えたことを指示し
- 実際に走らせる
ことができる車のおもちゃです。
このおもちゃは、
- やり抜くちから
- ことば化する力
- 論理的に考える
を身に着けることを意図して作られています。
小学校で行われるプログラミング教育では、コンピューターのしくみや扱い方を通じてプログラミング的思考を身につけることが目的とされており、プログラミング的思考の基本的な部分がこのおもちゃでも養われるわけです。
プログラミング的思考:自分が意図したことを実現するために何が必要でどう組み合わせればいいのか、どう改善すれば効率的かを考える能力
箱に入っているもの(別途単三電池3本が必要)
基本の遊び方
1. ぼうけんマップをみてスタートとゴールを決める
2. 道順を考える
道順を考えるときに自分が考えた指示をカードボードに置いていくと、次の命令タグをかざすときに役立ちます。
3. 車に命令タグをかざして指示を登録
4. スタート地点に車を置いて実行ボタンを押す
5. 指示通り決めたゴールまでたどり着いたら成功!
応用編
ぼうけんマップには、お店やおともだち、横断歩道などいろいろな絵が描かれているのでストーリーを交えて道順を決めてみましょう。
我が家では、
- まずパン屋さんに行ってパンを買ってお友達のうちに遊びに行って家に帰ってくる
- 空港までおじいちゃんたちを迎えに行ってスーパーで買い物をしてから家に帰ってくる
- 小学校に○○を迎えに行って、保育所に○○を迎えに行って本屋に寄ってから帰ってくる
など、実際の生活に近い内容で子供に問題をだすと、楽しんで道順を考えていました。
また、障害物を置いて通れない場所を作ったり横断歩道の前では一度止まるといったルールを加えてみるのもよいですね。
上級編
- ループ(命令タグ)
ループとはどう進むかをあらかじめ登録しておくことができるもので、ループを車にかざすと登録した通りに車が動きます。
- 半分ボタン
車にある半分ボタンを押してから命令タグをかざすと、通常の半分だけ車が動きます。
使えるタグは「まえ・うしろ・ひだり・みぎ」の4つで「まえ・うしろ」はぼうけんマップの1グリットの半分だけ、「ひだり・みぎ」は45度だけ回転します。
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口コミはどう?対象年齢は?
6歳児は、数回やると命令タグで車がどのような動きをするのか把握し、何か所かよってくるような指示は簡単にできるようになりました。
ただ、ループや半分ボタンを使用して遊ぶのはまだ難しいようです。
対象年齢が3歳からということで、2歳児にはまだまだ難しく、タグをかざすことと実行ボタンを押すことくらいしかできませんが、本人は楽しそうに遊んでいます。
3歳半の子はまず触ってみるところから。
プログラミングカー、息子たちが気に入ってくれて何より。適当にやってもある程度動くので3歳半でもOKみたい。スイッチのはもうちょい先かなぁ pic.twitter.com/bCGCMHudpl
— りぶ (@LIBRA_UMA2) 2018年12月15日
小学校の子でも楽しんでいますね。
今年のクリスマスプレゼントは、小3長女は角川のまんが日本の歴史セット、年長長男は学研のプログラミングカー、1歳次男はアンパンブロックSLマン数字セットとなりました。特に長男のプログラミングカーは、長女も長男も共にウケが良かったです!https://t.co/gjYFrXkViS
— てとら (@tetrahymena) 2018年12月24日
子供だけでなく大人も楽しめますよ。
息子のバースデープレゼントに買ったプログラミングカー、完成度が高すぎて大人が楽しい。
言うても命令自体はシンプルだから息子も楽しみ方を理解できた。
本当によくできてるなあ。 pic.twitter.com/RUfaPz9WuQ— 荒井禎雄 (@oharan) 2018年12月7日
実は、小学校の教材としても使用されています。
学研ステイフルさんの「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」が江戸川区立東小松川小学校にて、教材として用いられたとのこと。楽しい授業になりますね。
— 週刊玩具通信 (@gantsu_com) 2018年10月23日
「プログラミング的思考」の捉え方によってはこのおもちゃで養えるかどうかに疑問を持つ方もいるようですが、こうしたいから→こうやって→できた!という考え方に触れるにはよいおもちゃではないかなと思いました。
ロボットに興味が出たら、こちらもオススメです。
まとめ
今回のまとめはこちら。
- プログラミングカーとは、こちらの考えた動きを指示することができる車のことです。
指示をするとその通りに車が動いてくれます。
- 基本の遊び方は、
- ぼうけんマップをみてスタートとゴールを決める
- 道順を考える
- 車に命令タグをかざして指示を登録
- スタート地点に車を置いて実行ボタンを押す
- 指示通り決めたゴールまでたどり着いたら成功!
障害物を置いたり、ループ、半分ボタンなど使用することで遊び方は広がります。
- ルールを理解して遊ぶには年中くらいから、難しい機能を使いこなすには小学生に入ってから。
プログラミングができるおもちゃはいろいろとありますが、スマホなどを使って指示を出すものも多いです。
このおもちゃは自分の手でタグをかざさなければいけないので、手を動かす行為が脳と結びついているような感覚があって個人的にはオススメです。