出産準備の1つとして、授乳クッションを購入する方も多いと思います。ですが、いざ買おうとすると、色々なタイプや素材があり、どれにしようかとお悩みではないですか?
私も1人目出産前に、「生まれてからだけじゃなく、出産時にもあったら便利」と聞き、準備品として授乳クッションを購入しました。
今回は、私が助産師さんに教えてもらったことをもとに、自分の体験もふまえて、これから購入される方にアドバイスとして
- 選び方の2つのポイント
- 正しい使い方
- 気を付けるポイント
をご紹介したいと思います。
授乳クッションを選ぶ時の2つのポイント
ポイントは2つ!
- パンパンに張っていること
- カバーがついていること
パンパンに張っていること
ママの乳首と赤ちゃんの口が同じ高さになるくらい、授乳クッションには厚みがあるのが望ましいです。
私が出産した産院の助産師さんから、出産前のセミナーで、「お店の中で一番安くて、パンッパンに張ったクッションを用意してください」と言われました。中綿がしっかりギュッと入っていて、赤ちゃんを乗せても沈み込まないものが良いです。間違っても、低反発のもなど、購入されませんように。
カバーがついていること
授乳クッションは、赤ちゃんの汗や、こぼれた母乳で思った以上に汚れます。従って、カバーがあるものを選ぶと、洗濯でき清潔に保てます。
そうはいっても、毎日洗うことは出来ないでしょうから、バスタオルなどをクッションに巻きつけるか、上において授乳することをお勧めします。
もう一つの理由として、カバーがあると、授乳クッションの高さを調節するときに役立ちます。先に述べたように、ママの乳首と赤ちゃんの口が、同じ高さになるくらいの厚みが欲しいのですが、どうしても高さが足りない場合、カバーの内側に、タオルや要らなくなった洋服などを詰めて、高さを増すことができるからです。
授乳クッションの使い方
授乳クッションを正しく使わないと、せっかくの授乳クッションの役割が半減してしまいます。私はこれを、出産後に通った桶谷式の助産師さんに習いました。
- 前かがみにならないこと
授乳をするとき、背筋を伸ばして前かがみにならないことが重要です。新生児の頃の授乳はひととおり終えるのに、1時間ほどかかります。その間中、前かがみの状態が続けば、ママの腰や背中、肩に負担がかかるだけでなく、おっぱいの出も悪くなるそうです。
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正しく使うために気を付けるポイント
- 厚みが足りない場合は、家にあるもので厚みをプラスする
- 吐き戻し防止に授乳クッションに寝かせる場合は、寝付いたら授乳クッションを外す
前かがみにならないよう姿勢に気を付けると言いましたが、これを防ぐために、授乳クッションに厚みが必要になってきます。先に述べた方法で、厚みを増しますが、それでも体型には個人差がありますから、足りない方もいらっしゃるかと思います。
その際は、家にあるクッションや座布団、タオルケットやバスタオルなどで調整してください。授乳クッションを2つ使ったというママもいます。
また、おっぱいを飲み終わった赤ちゃんはげっぷを出さないといけませんが、時にはどうしても出ないこともあります。その時に、授乳クッションにの間にバスタオルをひいて、暫く寝かせておくといいそうです。
ただ、長時間そのまま寝かせておくと、背骨が曲がってしまう原因ともなるため、眠りについたら、そっと授乳クッションを外しましょう。
最後に
- 厚みのあるパンパンに張ったものを選ぶ
- カバーが付いたものを選ぶ
- 前かがみにならないように気を付ける
- 厚みが足りない場合は他のもので厚みをプラス
- 長時間授乳クッションに寝せない
私が使った授乳クッションは、そのお店で一番安く、パンパンに張ったものでしたが、カバーがついていませんでした。ですが、桶谷式の助産師さんから上記のような説明をうけ、実際そこで、高さを調節してもらって授乳をしたところ、とても楽だったことから、出産後、カバーを手作りしました。
そのため、一番安かったはずなのに、布やファスナー代で割増しになってしまったという失敗談があります。
私のような失敗の経験を他の方にして欲しくなかったので、この記事を書かせてもらいました。授乳クッションの購入を検討している方の参考になればと思います。
ゆずママより