こんにちは。
大阪市在住の1児のパパです。
兵庫県の豊岡市にある湯ノ原温泉オートキャンプ場にコテージ宿泊した帰りに、竹田城跡(読み方は「たけだしろあと」)に行ってきました。
竹田城跡には行ったことがありませんでしたが、雲海に浮かぶ竹田城跡の絶景写真はネットで見たことがあり、
「いつか行ってみたい!」
と思っていたところでした。
すでにこの会話の時点で、いろいろ間違っているのですが、
こんな雲海の中の竹田城跡を見られるものだと確信して、登ってきました。
さて、実際はどうだったのでしょうか。
竹田城跡を観光するには登山しないといけない!
今回何も予習せずに出掛けたため、竹田城跡を観光するにはちょっとした登山しないといけないとは知りませんでした(;゚ロ゚)
そうは問屋が卸さないということで、この竹田城跡に行くには、「山城の郷」という道の駅みたいなところで車を駐車して、そこからは歩くかバスもしくはタクシーを利用しなくてはいけません。
バスやタクシーを利用しても、竹田城跡まで連れて行ってくれるわけではなく、途中からは歩いて登山をしなくてはいけません。
ちなみに、「山城の郷」から歩くと竹田城跡まで大人で40分かかるとのことでした。
5歳の子連れであったのと、30℃を超える猛暑日であったのもあり、「山城の郷」からの登山は諦めました。
ただし、バスはシャトルバスのように走っているわけではありません。
時間が決まっており、次のバスが30分後くらいでしたので、今回はタクシーを利用しました。
タクシーでは1メーターで行くことができます。
ここからは0.9kmの登山開始です。
ひたすらアスファルトの道を登っていきます。
100mごとに、竹田城跡まであと○○mと書いてくれている看板があるので、それを見るたびに、
と、多少看板には勇気づけられました。
途中で見える景色がすでに素晴らしかったです。
30℃を超える猛暑日でしたので、夏や暑い日はとくにドリンクを持って行くことは絶対に必要です。
「山城の郷」で購入することもできますし、バスもしくはタクシーを下車してからも1カ所購入できる場所があります。
あとできれば帽子もあったほうがいいです。
そして、片道900mの山道を登り切って、ようやく到着です。
しかしここで気付きます。
「到着したのは、竹田城跡の受付であり、竹田城跡へはここから登らないといけない」ということに。
受付にはこんな立派な雲海の中の竹田城跡の写真がありました。
適宜水分補給をして、暑い暑い、疲れた疲れたといいながら登っていきました。
そしてそこには絶景が待っていました。
動画を撮影してきました。
絶景だからこそ、ドローンを飛ばして動画撮影したくなりますよね。(私は持っていませんが・・・)
しかし、ドローン飛行は禁止されていました。
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ところで・・・・
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とパンフレットの雲海の中の竹田城跡を指さして尋ねる私。
とハンプレットを指さすスタッフ。
そのとき初めて私たちは気付きました。
竹田城跡にいるのに、竹田城跡はどこですか?と聞く父親・・・
6月の猛暑日の昼間に来て雲海を見ようとしていた親子・・・・
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ということで、竹田城跡を楽しんで下山していきました。
大阪から早朝にここまで遠いところに来るのは難しい、だからどっちみち雲海は見られなかった、と息子なりの私への慰めだったのでしょうか。
竹田城跡の観光にかかる所要時間は?
5歳の息子と一緒に「山城の郷」から出掛けて、行き帰りタクシーを使って「山城の郷」へ戻るまで所要時間は1時間半程度でした。
大人だけでしたらもう少し早く行けると思います。
ただし、山城の郷から全て歩きで行くと、片道40分かかるとのことでしたので、往復だけで80分。
さらに上での観光時間などを考慮すると、少なくとも2時間程度はかかりそうです。
竹田城跡への中継地点となる「山城の郷」
とくに車で訪れる場合は、竹田城跡を訪れる上で道の駅のような「山城の郷」へのアクセスは基本的に欠かせません。(電車の場合は、最寄り駅であるJR竹田駅からのアクセスも可能ですし、その周辺の駐車場を利用することもできます。)
下山したあと、山城の郷のレストランで遅いランチを頂きました。
私は、朝来市B級グルメと書かれたあった元気丼を頂きました。
経産但馬牛を使用しており、経産牛とは出産を経験した母牛のことのようです。
未経産牛よりは少し硬めのお肉だそうです。
息子は、天ざるそばを食べました。
ペロリと平らげてしまいました。
ここ山城の郷には、お土産コーナーや竹田城跡のミニチュア展示もありました。
こちらがお土産コーナー。
こちらが2階にある竹田城跡の展示。
山城の郷からバスやタクシーを利用する際の注意点
さきほども書いたように、自家用車でいけるのは山城の郷までで、ここで駐車します。
その先は、
- 完全登山
- 途中までバスやタクシーを利用してその後は登山
の2択しかありません。
バスはさきほども書いたように竹田城跡専用のシャトルバスなどではなく、あくまで市のバスですので、10分置きに行き来しているなどではなく、バス停に書かれた時間にしか来ません。
時間によっては私たちのように30分待たないと来ないということもあります。
また、タクシーにも言えることですが、ここの道は一方通行となっています。
ですので、行きと帰りでバスやタクシーに乗車する時間は違います。
帰りはバスもタクシーも一旦山を下りて、再び「山城の郷」まで登ってくるという遠回りをしなくてはいけません。
とくにバスの場合は、駅に寄ったりと行きよりも大幅に時間がかかるそうです。
私たちは帰りもタクシーを利用しましたが、行きと帰りのタクシーの領収書は以下の通りです。
- 行き(上り)はワンメーターの640円
- 帰り(下り)は3倍近くの1780円
かかりました。
こればかりは一方通行なので仕方ありません。
帰りのタクシーに乗る際に、
タクシーの運転手「ここからだと、1700円くらいかかるけど大丈夫?」
と聞かれましたので、大体これくらいの値段になるようです。
最後に
さて今回は竹田城跡を観光した体験談をまとめました。
- 竹田城跡に山城の郷の経由で行く場合、バスやタクシーを使っても登山する必要がある。
- 登山は幼児でもできる程度だけど、夏や冬秋の日中には熱中症対策は必要
- バスやタクシーは一方通行なのもあり行きと帰りで所要時間が異なる
- 雲海は冬の早朝など見える時期がある。
- 山城の郷ではお土産コーナーやレストランがある。
- 山城の郷から竹田城跡を観光する場合、タクシーを使っても全部で1時間半程度かかる。
と言うのが今回判明したポイントです。
雲海の中の竹田城跡を見るには、大阪からなら前日近くに宿泊して出掛けるのが良さそうです。
「城崎温泉の帰り道についでに雲海を見よう。」
「湯ノ原オートキャンプ場の帰りについでに雲海を見よう。」
と安易に考えてしまうと私たちと同じ過ちを犯すことになります(^▽^)
参考になれば幸いです。