入園願書や、入園後、進級のたびに幼稚園に提出を求められる書類の中に、「子供の長所・短所」を書く項目がありますよね。
自分のことならまだしも、親として子供の長所・短所を書くなんてはじめての経験という方、多いでしょう。
いいところを書きすぎて、そうでもないじゃない・・・この親は過保護すぎ・・・と思われるのもショックだし。
悪いところを強調しすぎて、それがそのまま先生の先入観に繋がってしまうのも怖いところ。
こんな私と同じように幼稚園の入園時に必要な長所・短所の書き方に悩んでしまっているママさんのために、
- なぜ長所・短所を書く必要があるのか
- 子供の性格別に例文
- 先生が調査票からなにを読み取るのか
などについても解説しますね。
例文をしっかり紹介するので、これさえおさえておけば、どんな書類でも安心ですよ!
幼稚園の入園時に必要な長所の書き方!例文を紹介
一度にたくさんの子供たちが入園してくるので、どんな子供が入ってくるのか、先生たちは前もって把握しておく必要があります。
先生たちは、長所や短所を知っておくことで
- 得意なこと
- 注意が必要な場面
が予測でき、スムーズに保育が行われるよう準備ができるというわけです。
これから、さまざまな性格に合わせた長所の例文を紹介するので、参考にしてみてください。
- 誰とでも仲良くできる
- いろんなことに興味がある
- お絵かきや工作が得意
誰とでも仲良くできる
人見知りをすることがなく、誰とでもすぐに打ち解けることができます。
公園などに行っても、初対面のお友達と楽しく遊ぶことが多いです。
いろんなことに興味がある
好奇心旺盛で、「知りたい」「やってみたい」という気持ちが強いです。
はじめてのことでも、進んで挑戦することができます。
お絵かきや工作が得意
想像力が豊かで、お絵かきや工作が大好きです。
大人が思いもつかないような発想に驚かされることもあります。
次は短所についての例文を紹介します。
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幼稚園の入園時に必要な短所の書き方!例文を紹介
うちの子の場合
「すぐに騒ぐ」
「わがまま」
など短所はすぐに思いつくのですが、ダイレクトに書いちゃって大丈夫でしょうか~?
先生の印象が悪くなったらどうしよう!
ちょっと書き方を工夫するだけで随分印象が変わるものです。
短所に対して
- 家庭でどのように対処しているか
- 園でどのように対応してほしいか
などを入れるといいですね。
- すぐに手が出る
- わがまま
- 人見知りをする
すぐに手が出る
お友達とトラブルになった際など、すぐに手が出てしまう傾向があります。
まだ言葉で自分の気持ちをうまく伝えることが難しく、思わず手が出るのではないでしょうか。
お友達を叩いてしまった時は、すぐになぜそのような行動に出たのかを聞き、「お友達は痛かったんだよ」と話して謝るよう促しています。
わがまま
自分の思い通りにしたいという気持ちが強く、協調性に欠ける一面があります。
今後は「順番を譲る」「お友達と話し合って決める」という経験を通して、協調性を育てていきたいです。
人見知りをする
はじめての場所やお友達になれるまでに時間がかかりますが、仲良くなれば楽しく遊ぶことができます。
自分のペースがあるようなのでムリに友達の輪の中に入れず、見守るようにしています。
入園準備がまだの方は、こちらの記事へ!
間違いない?先生たちはここを見ている!
実は先生たちは、調査票を通して保護者のことも見ているので、そこは注意が必要です。
そうなんですか!?
どんなところを見られているんでしょうか~?
子供の長所・短所を書いてもらうことによって、保護者が子供とどれくらい深く関わっているのか、またどのような価値観を持っているのかがわかります。
長所・短所に関するエピソードを書くと、子供のことをよく観察している印象を与えますね。
また、「いろんなことに興味がある」という性格を「好奇心旺盛」という長所と捉えるか、「飽きっぽい」という短所として捉えるかによって、保護者が子供になにを望んでいるかが見えてきます。
たしかに!
うちの子はわがままな点が短所だと思っていましたが、人によっては「自分の意思がはっきりしている」という長所になるかもしれません。
私は誰とでも仲良く遊べる子になってほしいので、短所だと考えていますが…。
短所を書く時の注意点
気をつけたいのは、短所を書く際に子供のことを悪く書かないこと。
短所によっては、保護者の対応次第で改善される場合もあることを忘れずに!
たとえば、新しいことに挑戦するのが苦手な子の場合
慎重な性格なので新しいことにチャレンジすることが苦手ですが、手助けしながら少しずつ挑戦させると、勇気が出てくるようです。
幼稚園でも、お友達や先生の力を借りながらいろんなことにチャレンジしてほしいです。
と書くのでは、随分と印象が変わりますよね。
子供の性格だけでなく、書き手である保護者の性格まで伝わってしまうことを忘れずに!
地味に面倒くさいゼッケンの縫いつけ!こちらの記事を参考にしてみては?
まとめ
子供の長所・短所の書き方や、先生たちがなにを見ているかをまとめますね。
- 長所・短所をあらかじめ知らせておくことで、保育がスムーズに行われるよう準備ができる
- 短所を書く時は、家庭での対処や園でどのように対応してほしいかを合わせて書くとよい
- 短所は、書き方次第で先生の受け取り方が変わる
- 先生たちは子供の性格だけでなく、保護者と子供の関わり方も見ている
子供のことだけでなく保護者のことも見られているかと思うと緊張しますが、わが子のことを大切に思いながら書けば、きっと先生にもその想いが伝わりますよ。