じっとしていられない、チョロチョロして落ちつきのない子ども。元気がよくて子どもらしいのはいいですが、落ち着いて集中できる力もつけてもらいたい。
そんなお子さんにはどんな習い事をさせると落ち着くようになるのでしょうか?
今回は、ピアノを教えている私の経験を通して、落ち着きがない子供におすすめの習い事をご紹介していきます。
落ち着きのない子におすすめの習い事は?
ただ嫌いなものを無理矢理やらせるわけにはいきません。できるだけ興味のありそうな習い事をさせてみましょう。
例えば、ピアノや書道はもちろん礼儀作法、集中力を必要とします。
スポーツ系の習い事でも集中力は身につくかと思います。
緊張感が足りず落ち着かない子におすすめの習い事は?
緊張感が足りずにリラックスしてしまい、落ち着くことができない子にはピアノや書道などをおすすめします。
例えばピアノのレッスンは、先生と生徒の一対一で行う場合が多いので、子どもなりにも緊張します。
ごあいさつから始まり、座るときの姿勢など礼儀作法も身につきますし、音符を見てピアノを弾いたりリズムを叩いたり、集中力が必要となります。
ピアノがだんだん弾けるようになると、はじめはソワソワと落ち着かなかった子どもも、レッスン時間いっぱい椅子に座って集中することができていきます。
書道教室もゆっくりと筆を進めていくので机の前で集中することができます。何枚も字を書く上に上手に書けるまでは終われないのでピアノのレッスンよりは少し長い30分~1時間所要します。
字も上手になるし、集中力も身につくので一石二鳥ですね。
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好奇心が旺盛でつい動いてしまう子におすすめの習い事は?
興味を示すものがたくさんあり、じっとしていられない子にはピアノや書道もいいですがスポーツ系もおすすめです。
- 男の子なら野球やサッカー
- 女の子ならダンス
野球やサッカーだと、一つのボールに集中して動くことができます。
他にも、スタートの合図が出るまではじっと待っていなくてはいけなかったり、並んで挨拶をしたりと、動いていいときと、止まるときが決まっているので自分勝手に動くということはできません。
男の子なら野球やサッカーは好きなはずですので集中力をつけるのにおすすめです。
ダンスも、指先までの細かい動きやチームワークを必要とするので集中できます。一人でも集中力が欠けると全体の動きにも影響するので特に女の子はチームワークを大切にしますので
その点で集中する力がつきます。
先生に頼ることも大事
落ち着きのある子になってほしいという目的で習い事をさせる場合は、その旨をはじめに先生にお話しておくのも大事です。
先生はわりと小さい子にも慣れていますから、うまく指導してくれるはずです。すぐに結果はでないかもしれませんが、先生にお任せしてみてください。
子どもは意外と親以外の人の言うことはよく聞くときもあります。親にはどうしても甘えてしまいますから。
最後に
習い事には流行もありますし、子どものやりたいことが限られていたりしてなかなか長く続けてもらえるものを一度にみつけることは難しいです。
私はピアノを教えていますが、年中さんぐらいまでの子はほとんど30分間椅子座っていることはできませんので、出来るだけ集中してもらえるようレッスン内容を、飽きないように工夫しています。
慣れてくると、だんだん座っていられる時間が長くなり、集中するようになります。
何に興味があるのかよくわからない場合はリトミック教室などがおすすめです。大抵の子どもが馴染みやすいのがリトミックです。
何か習い事をさせたいと考えているなら、まずは無料体験や見学に行ってみると、子どもの反応もわかるのでいいと思います。
mkmmより