赤ちゃんがよく眠ってくれると、ママは助かることも多いですが・・・
あまりに寝すぎると、なんだか心配になることもあるのではないでしょうか?
1日にこんなに寝ても大丈夫なの?
もしかして病気なのかも・・・
心配はつきませんよね。
そうなの。
うちの子、よく寝てくれるのはいいのだけれど、寝すぎな気もして心配で・・・
心配になる気持ちわかるわ。
その心配を解消するためにも、寝すぎの赤ちゃんに関する情報を集めたので紹介するわね。
「まだ起きないのかしら・・・」
あまりにも赤ちゃんが寝すぎると、何か異常があるのかも?病気では?などなど心配が膨らむものです。
そこで今回は、赤ちゃんが寝すぎで心配なママのために、
- 赤ちゃんの1日の平均睡眠時間
- 授乳に関する疑問
- 赤ちゃんの起こし方
- 病気の可能性
について紹介します。
赤ちゃんっていったい1日どれくらい寝るものなの?
赤ちゃんが寝すぎかどうかをチェックする目安として、赤ちゃんの平均睡眠時間を知ることは大切です。
もし、「寝すぎかも?」と思っていても、実際は平均睡眠時間である場合も。
心配な気持ちを大きくしないためにも以下の月齢別の睡眠時間を参考にしてくださいね。
生後0~1ヶ月
平均睡眠時間:16~18時間
睡眠・授乳・おむつ替えを2~3時間おきに繰り返します。
睡眠時間が長い赤ちゃんは、20時間以上眠ることもありますよ。
逆に寝ない赤ちゃんは、12時間~14時間ほどの場合もあります。
生後1~3ヶ月
平均睡眠時間:15~17時間
この時期になると、お昼寝と夜の就寝というように寝ている時間と起きている時間がはっきりしてきます。
生後3ヶ月頃には、昼夜の区別がつかなかった赤ちゃんもこれらの感覚がわかってきますよ。
生後3~6ヶ月
平均睡眠時間:13~15時間
夜にいっぱい寝てくれるようになってきますので、ママも少し余裕を取り戻せる時期かもしれませんね。
生後6~12ヶ月
平均睡眠時間:11~13時間
昼夜の区別がつくようになり、お昼寝の回数も午前と午後の2回ほどと少なくなってきます。
赤ちゃんの睡眠時間に関する口コミを紹介!
人の睡眠や食の好みは赤ちゃんの時にほぼ決まってるのかなとふと思う。
うちの場合、あんま寝なかった上の子は今も睡眠時間少なくて大丈夫だし、よく寝てた下の子は今もよ~く寝る。
離乳食でお粥全然食べなかった上は今もお粥嫌い。
対してめっちゃ食べてた下は今もお粥大好き。— ちぃ (@chi_hanahana_) 10 February 2018
上の子と下の子でもこれだけの違い・・・
他の赤ちゃんと比べて心配することはないようですね。
よく寝る赤ちゃんっているんだな…上の子の時と全然違う
— 黒蜜あんみつ (@an_ranran) 8 February 2018
こちらも同じようです。
よくありがちな事のようですね。
息子0歳、常に仰向け万歳の姿勢で微動だにせず、昼間はよく寝るし夜中の授乳も既に1回だし、ほんとに手がかからなくて驚愕してる。娘3歳が赤ちゃんの時は、昼間はずっと抱っこしてないと泣くし、布団で寝るようになってもどんどん動いてたし、ほんと全然違う。
— *mamii* (@kitchen_skyblue) 13 December 2017
やはり兄弟でも個人差が・・・
睡眠時間も個性と受け止めると気が楽かもしれません。
次に、授乳に関する気になる点を紹介します!
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授乳なしでも寝続ける赤ちゃん、起こしたほうがいい?
あまりに張ってしまってる場合は、起こして飲んでもらうほうがよいでしょう。
しかし、多くの場合、起こしてまであげなくても大丈夫なケースが多いですよ。
それは、しっかり体重が増えているかどうか。
生後3ヶ月頃には、授乳時しっかり飲めているからこそ、ぐっすり眠ってくれている可能性が高いです。
うちの子は、生後3週間ごろから朝起きると前回の授乳から6時間経っていたり・・・
生後3ヶ月ごろでは10時間寝ていたりと・・・
大変不安になり、何度か病院へ電話で確認しましたが、聞かれることは毎回、
「体重は増えていますか?」
「飲まないということはないですか?」
というものでした。
この事からも言えるように、体重が増えていれば問題ないようです。
ただ、体重が増えていなくて寝続ける場合は、起こしてまで授乳が必要ですので、一度病院への受診をオススメします。
- 乳腺炎である
- 時間があくと母乳が出なくなる可能性がある
- 時間があくと母乳の味がおちる
以上にあてはまる場合、「赤ちゃんの睡眠リズムで授乳」はオススメ出来ません。
母乳のトラブルなどが心配される方は、はじめは3時間ごとに授乳してみましょう。
そして慣れてから、徐々に時間をあけてみてください。
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赤ちゃんの起こし方は?
我が家では、起きて欲しいタイミングではまず一番におむつかえをしていました。
最近では、これで起きてくれるようになりましたが、少し前まではおむつをかえても寝続けていましたよ。
そんな時は、
- 服を着替えさせる
- 電気をつけてみる
- カーテンを開ける
などが効果的でした。
赤ちゃんが寝過ぎで起きない、考えられる病気ってある?
赤ちゃんが寝過ぎである=病気ということはありません。
ただ、注意が必要な時期はあります。
新生児(生後28日未満まで)の場合でしたら、
- 発達障害・アスペルガー症候群
- 新生児黄疸
などの病気の兆候の場合があるからです。
それでは、上記の病気の可能性についてそれぞれ説明します。
発達障害・自閉症やアスペルガー症候群
自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害を持つ赤ちゃんは、睡眠に障害が出ることもあります。
神経が過敏であり、非常に疲れやすいため睡眠時間が長くなることがあるようです。
もちろん、よく眠るから発達障害があるわけではありません。
診断もない状態で心配する必要はありませんが、赤ちゃんの精神的発達が影響している場合もあります。
睡眠以外にも気になる点などある場合には、医師に相談してみるとよいでしょう。
新生児黄疸
黄疸が出ている新生児はよく寝る事があります。
その理由は、黄疸の症状を回復しようと、たくさん寝ることで体力を維持しようとしているからです。
新生児黄疸とは?
皮膚や白眼が黄色く見える状態を黄疸と言います。
これは血液中のビリルビン(赤血球が壊れたときにできる黄色い色素)の値が高くなるために起こる病気です。
ビリルビンの血中濃度が非常に高くなると、ビリルビンが皮膚や白眼・他の組織に沈着し、濃度が上昇するにつれ、まず白眼が次に皮膚が黄色くなります。
新生児黄疸の症状は?
- 眼球結膜に黄染がみられる。
- 皮膚の症状は、顔面からはじまり胸部・腰部・四肢末端へと順に広がっていく。
- ごく稀だが、胆道閉鎖症をはじめとする胆汁うっ滞性黄疸の場合、胆汁排泄障害のため灰色~白色便や暗褐色尿がみられることも多い。
黄疸は、生後2~3日後に出現し4~6日に最大となり、7日以降に下肢から頭部に向かって消えてなくなります。
しかし、生後24時間以内に黄疸が確認される場合は、早発黄疸のリスクがあり注意が必要です。
参照:日本医事新報社 新生児黄疸(新生児高ビリルビン血症)・症状
関連記事)赤ちゃんの黄疸はいつまで?受診の目安は?
上記の病気の可能性のほかに、
- 起きているときでも常に眠たそうである。
- 睡眠中に発熱している。
- 普段から気になる仕草などがある。
ような場合は、かかりつけの医師に診てもらうようにしてください。
まとめ
- 赤ちゃんが寝すぎの場合でも心配ないことが多い。
- なかなか起きない赤ちゃんは体重がちゃんと増えてるかどうかチェックすること。
- 赤ちゃんが寝過ぎ=病気ということはない。
- 新生児の場合は病気がかくれている可能性もあるので注意が必要である。
赤ちゃんが寝てくれると親は助かるのですが、「寝すぎでは?」と思うほどよく寝られると不安な気持ちも強くなりますよね。
そんな場合、今回紹介した赤ちゃんの平均睡眠時間を参考にしてみてください。
それでも心配な場合は、赤ちゃんの体重をチェックし、体重が増えていなくて寝続ける場合は、病院への受診をオススメします。
また、新生児の場合は、病気の可能性も考えられますので、その点も気をつけて様子をみるようにしてくださいね。
by.Yuitoman