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学資保険の支払方法、あなたはどうしていますか?

私は、全て「月払い」でしています。
本当は「半年払い」や「年払い」の方がお得なんですよね?
保険のプランナー
確かにそうですが、他に「一括払い(全期前納)」、そして「一時払い」というものがあります。
「一時払い」って気になってましたが、どんなものなんでしょう?
保険のプランナー
実は、この中で1番お得なのが「一時払い」という支払方法なんですよ。

 

今日は学資保険の一時払いについて

  • その支払い方法の仕組み
  • 一括払いとの違い
  • メリットやデメリット

など、最近のマイナス金利の影響も含め、詳しくご説明します。

保険料の支払い方法として理解し、ぜひ今後加入の際は参考にご検討くださいね。

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学資保険を一時払いにするとは?

ずばり、「学資保険の一時払い」とは、どういったものなのでしょうか?
保険のプランナー
まずは、「一時払い」という支払方法についてご説明しましょう。

「一時払い」とは・・契約時に一回で全額の支払いを終えることです

 

注意

 

※注意※

同じように、契約時に一括で支払いをする「一括払い(全期前納)」もありますが、これと「一時払い」は全くの別物なのでご注意ください。

 

同じく一回で支払う方法なのに、別物とはどういうことなのでしょうか!?

 

1回(一括)での支払い方法には

  • 一時払い
  • 一括払い(全期前納)

の2種類がありますが、その支払いの仕組み様々な場面での対処が異なる別物ということです。

保険のプランナー
まずは、この2つの違いからご説明しましょう。

一時払いと一括払いの違いは?比較してみよう

全期分を一括で支払う「一時払い」と「一括払い(全期前納)」、いったい何が違うのでしょうか?
保険のプランナー
では、仕組みから図を交えてお教えしますね。

一時払いの仕組み

保険のプランナー
まずは、「一時払い」から見ていきましょう。

一時払い

 

【一時払い】

全保険期間分の保険料全額を1回で支払う仕組み

契約者は、契約後(翌月など支払い日に)一括で支払います。

この支払いを終えたら、保険料は全て支払い済みということになります。

 

保険のプランナー
では、これを知った上で、一括払いを見ていきましょう。

一括払い(全期前納)の仕組み

一方の「一括払い」は、全保険期間分の保険料を前払いするため「全期前納」とも呼ばれます。

こちらは、契約時に一括払いをしたからといって、その時点では全期間分の支払いを終えたことにはなりません。

保険会社が前払いされた全額を預かり、そこから毎年(毎月)支払いをしていきます。

保険のプランナー
では、「一括払い」の仕組みを見てみましょう。

一括払い

 

【一括払い(全期前納)】

保険会社が全額預かり、毎年(毎月)支払期日に年額(月額)ずつ支払う

契約者は、契約後(翌月など支払い日に)一括で支払うまでは一緒です。

しかし、その保険料はいったん保険会社が全額お預かりする形

そして、決まった期日に決まった支払額を、預けたお金から分割して支払いしていくという仕組みです。

 

一時払いは、払った時点で保険会社のお金になりますが、一括払いは保険会社がお預かりしている状態というわけですね。
保険のプランナー
この仕組みの違いによって、以下のケースで対処にまた違いが生まれますのでご説明します。

3つのケースで生まれる相違点

支払い方法は一緒でも、明らかに仕組みに違いがあることは理解できました。
保険のプランナー
次は、以下の3つのケースで生まれる大きな「違い」を理解しておきましょう!

チェック

  1. 途中解約した場合
  2. 契約者が万が一死亡(高度障害)の場合
  3. 生命保険料控除
保険のプランナー
表にまとめてみましたので、違いに注目してみてください!

 ≪ 一時払いと一括払いの違い ≫

3つのケース 一時払い 一括払い(全期前納)
解約する場合
  • 解約返戻金が支払われる

(期間が短いと元本割れの危険もあるが、だいたい2~3年で支払額を上回る

  • 解約返戻金が支払われる
  • 未経過分の保険料はそのまま戻る
万が一の場合
  • 学資金の受取
  • 払込免除特則適用はなし
  • 未経過分の保険料の払い戻しなし
  • 学資金の受取
  • 払込免除特則適用
  • 未経過分の保険料はそのまま戻る
保険料控除
  • 初年度のみ控除
  •  毎年控除対象
①解約返戻金
急な出費、教育資金が必要になった場合など、途中で解約するケースもありえますよね。
保険のプランナー
そんな時の解約返戻金に、以下のような違いが出てきます。

上の表の通り、一時払いも一括払いも、解約返戻金は受け取ることができます。

 

「違い」は、解約した時点での解約返戻金の額と、未経過分保険料の返金の有無

≪一時払い≫

  • 保険料全額に対しての解約返戻金
  • 数年(2~3年)で支払額を上回るが、それより短いと元本割れ

≪一括払い≫

  • 解約時点での保険料充当部分で解約返戻金を計算。
  • 未経過分の保険料もそのまま返ってくる
②払込免除特則
保険のプランナー
次は、契約者に万が一のことが起こったケースを見ていきましょう。

学資保険には万が一の場合に備え、多くの場合「保険料払込免除特則」が自動的についてきます。

この「保険料払込免除特則」とは、契約者が万が一死亡した場合や所定の高度障害状態になった場合に、以後の保険料が免除される制度です。

祝い金や満期金は予定の時期に全額受け取ることができます。

ですが、「一時払い」はこの「払込免除特則」はつかないので要注意!!

 

「違い」は、この「払込免除特則」の適用保険料の返金の有無

≪一時払い≫

  • 全て支払い済みであり「払込免除特則」の適用はなし
  • 未経過分の保険料返金もなし

≪一括払い≫

  • 「払込免除特則」の適用あり
  • 未経過分の保険料はそのまま戻ってくる

 

【例えば10年の払込期間で2年目に契約者が死亡した場合】

どちらも、予定通り一時金や祝い金、満期金は受取ることができますが・・

  • 一時払い・・既に全保険料の10年の総額支払い済みで学資金の他に戻るお金はない
  • 一括払い・・支払いは2年分以後8年分の保険料は返金。学資金も予定通りおりる

 

保険のプランナー
こうなると、総支払額がだいぶ違ってきますので知っておきましょう!
③生命保険料控除
保険のプランナー
3つ目は生命保険料控除についてです。

学資保険は、生命保険控除の対象となります。

しかし、「一時払い」と「一括払い」では控除の仕方に違いが生じるので気を付けましょう。

「違い」は、生命保険料控除」の対象となる期間

≪一時払い≫

  • 全額を1回で支払うので、控除は初年度の1回のみ

≪一括払い≫

  • 全額預かった保険会社が毎年支払っている状態なので、毎年控除対象

 

毎年、控除対象となるのはありがたいことですよね。

ただし、他の生命保険料で既に上限いっぱいの場合は、学資保険をさらに含めることはできません。

保険のプランナー
なので、人によってはあまり重要でない場合もあります。

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一時払いにすると返戻率はどうなる?

これまで「一時払い」と「一括払い(全期前納)」の違いをみてくると、一括払いの方がいざという時は安心な感じがしますが!?
保険のプランナー
確かに、そんな一面があるのですが、それでも「一時払い」を選ぶ人がいるのは理由があります。

それは・・

 

どの支払い方法よりも「高い返戻率」でお得だからです。

 

お金

 

返戻率で比べた場合、以下のようになります。

 

一時払い>一括払い(全期前納)>年払い>半年払い>月払い

 

ある保険の過去の試算例の返戻率で計算すると

保険のプランナー
以下はあくまでも一例です。

【満期300万円の場合】

支払方法 払込保険料総額 月払いとの差 受取総額 返戻率
月払い  2,749,770円 300万円 109.1%
半年払い  2,739,726円 -10,044円 300万円 109.5%
年払い  2,727,272円 -22,498円 300万円 110.0%
一時払い  2,638,522円 -111,248円 300万円 113.7%

 

年払いから一時払いはグンと割引額があがっていますね。

上の例では・・

2,638,522円の一時払いで300万の受取です。

⇒ 36万円以上が浮く わけですから大きいですよね。

 

ちなみに・・

一括払い(全額前納)は年払い+αの返戻率になると思ってください。

※ 私が試算した保険での返戻率は112.2%でしたが、上の表の保険と異なるので正しい比較はできません。また、一括払いの詳しい記事は次回アップ予定です。

保険のプランナー
一括払いより一時払いの返戻率が高いのは確かです。

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一時払いのメリット・デメリット

一時払いを検討する場合、加入前に考えるべきことはありますか?
保険のプランナー
しっかりと「一時払い」のメリットとデメリットを理解しておくことをオススメします。

「一時払い」のメリット

では、まずはメリットから教えてください。
保険のプランナー
「一時払い」のメリットは大きく2つ。

≪メリット≫

  • 返戻率が一番高く、総支払額が月払いなど他の支払い方法よりも少なくて済みお得になる
  • お金があるうちに支払いを済ませることで将来の不安を軽減することができる

 

返戻率の高さはもちろんですが、先に支払いを終えるという点は確かに安心ですね。

 

将来子供が増えた場合、仕事状況や健康状態など、金銭的にどうなるかの予想はつかないものです。

一時払いで、子供の学資金を確保しておくことでの安心感は大きいと思います。

「一時払い」のデメリット

デメリットも知っておかないとですよね。
ここが、決める上での分岐点になるかと思うので是非検討の際はしっかり見極めましょう。

 

≪デメリット≫

  • 加入後すぐに(2年以内など)解約した場合、損をする
  • 万が一死亡(高度障害)の場合、学資金は満額受け取れるが、未経過分の保険料返金はなし
  • 生命保険料控除の対象となるのは1回のみ

 

このデメリットの項目についてもう少し詳しく言うと

解約返戻金は・・

一時払い後、だいたい1年後には99%、2~3年後には100%(支払額)を超えてきます。

なので、すぐに解約しないのであれば損をするというわけではありません

 

また、生命保険料控除は・・

他の生命保険と合算して申告するので、一時払いで高額な保険料を支払ったとしても、受けられる控除は2016年現在は4万円を超えることはありません。

そして、一時払いした翌年からは、控除の対象にはなりません。

保険のプランナー
ですが、他の生命保険料で上限受けられる人なら、この有無はそれほど重要ではないといえます。
結局「一時払い」ってどうなの?

「一時払い」を選択する場合は・・

とにかく返戻率の高さを重要視するケースです。

まずは、メリットとデメリット、そして一括払いとの違いをしっかり理解しましょう。

 

メリットデメリット

 

上にもまとめたように、加入後短くして万が一死亡した場合は、未経過の保険期間分まで先払いしており、戻らないのが最大のネックでしょうか。

一括払いはその点、返金もあり、その後の払込免除特則も付き、満期金ももらえますので、ここの違いは大きいと思います。

ここを知った上でも、万が一の可能性は低いですし、返戻率の高さを重要視して決めようと思うかどうかです。

そして、一時払いをしたとしても、余裕のある懐も大事です。

学資保険に限らず、返戻率の高い「一時払い」は支払い方法として上の内容を理解した上で検討が必要なんですね。
ただし、1つ気を付けないといけないのは、近年どんどん変化している保険商品情報です。
「一時払い」や「学資保険」の販売停止の動き
気を付けないといけないとは、どういったことでしょうか?
それは、最近の保険業界における「販売停止」の動きです。

貯蓄型の学資保険は、「マイナス金利の影響を受けやすい保険です。

残念ながら最近はこのマイナス金利の影響で、学資保険そのものや、一時払いの売り止めの動きがあります。

実際に、どんどんと返戻率は下がり続け、売り止めも次々と出てきている状態です。

 

マイナス

 

最近では、ソニー生命の学資保険も2016年12月1日、提携先の保険ショップでの販売が停止となりました。

電話で確認したところ、現在はソニー生命での直販のみでの販売になっていますのでご注意ください。

また、一時払いも停止になっています。

高い利息をつける商品を出すのが難しくなっているのですね。
加入を考えている場合は、支払方法含め、学資保険の今後の売り止めに気を付け情報を集めましょう。

 

 

4月からさらに返戻率が下がる可能性もあるため、加入や変更を考えている方は早めの相談をおすすめします!

ちなみに、既に一時払いで加入している場合の保険料や条件などに、変更はありません

 

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最後に

「一時払い」・・全ての保険料を1回で支払うこと

  • 返戻率が1番高く、保険料が少なく済みお得である
  • 保険料控除は初年度のみ対象であり、解約や万が一の場合も既に払い終わった保険料が戻ることはない

「一括払い(全期前納)」・・全額まとめて保険会社に預ける形。毎年期日に年額支払われる

  • 一時払いより返戻率は劣るが、未経過分の保障がついている
  • 保険料控除は毎年対象であり、解約や万が一の場合、未経過分の保険料は返金され、払込免除特則もつく

 

この違いを理解した上で、返戻率重視を希望し、お金に余裕のある方は、一時払いもオススメ

マイナス金利の影響で、高い利息の学資保険や一時払いが打ち止めになっているので注意

 

一時払いは、その返戻率の高さからお金に余裕がある場合は良い選択肢の1つとして選ばれてきました。

しかし、最近はマイナス金利の影響で、その高い返戻率を保つのは難しくなっています。

保険のプランナー
「一時払い」という支払方法や、学資保険そのものが販売停止の動きなので気を付けましょう。
ご自身の希望の保険で一時払いを取り扱っているか、確認が必要ですね。

 

来年3月の見直しで、さらに返戻率の良い商品が減る恐れもあり、それまでに加入をしたいというお問い合わせも保険会社では増えています。

学資保険に留まらず、保険加入を考えている方は、今のうちに全体を含めて見直すのも良いかもしれませんね!

※この記事の情報は、2016年12月初旬のものです

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