ピーナッツアレルギーのリスクが高い子供には、極力アレルギーの原因であるピーナッツから避けて生活をさせ、子供が成長した後に徐々に与えていくのが常識でしたが、今回、これまでの常識と真逆の論文が発表されました。

Sponsored Link

1歳前からピーナッツ製品を与えるべき!?

ピーナツアレルギーのリスクが高い子供には、1歳になる前にピーナツを含む食物を与えるべきである。(Consensus communication on early peanut introduction and the prevention of peanut allergy in high-risk infants、http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(15)00785-X/abstractより)

このような驚きの論文が発表されました。

peanut5

論文によると、ピーナッツアレルギーの発症する可能性が高い生後4~11カ月の乳児640人を選び、

  • 週3回以上ピーナッツ6g以上を含む食品を摂取させる。
  • 5歳までピーナッツ製品を避ける。

という2つの群に分けました。そして5歳になったときに、アレルギーの有無をチェックしたのです。

その結果、ピーナッツを食べることで耐性がなかった子供の一部にピーナッツの免疫ができ、5歳になったときのピーナッツアレルギーの発症率は、ピーナッツを与えた群では3%ほどで、5歳まで与えなかった群では17%を上回っていたのです。

つまり、早期からピーナッツを与えることで、ピーナッツアレルギーを80%以上も減らすことができたということです。

Sponsored Link

ところでピーナッツはどうやって与えたのか?

peanut3

ピーナッツは、誤飲して気管支を詰まらせる原因としても有名です。あまり子供に食べさせたくないものです。

ですので、この研究では、そのまま丸ごと与えるのではなく、バターやスープ、パウダーとして使用しています。

また、この研究では、アレルギーのリスクが高い小児にいきなりピーナッツを与えるのではなく、生後4カ月時に皮膚テストを行い、問題がないことをまず確かめた上で与えています。

最後に

peanut6

これまでアレルギーの可能性があるものは極力避けるのが常識でしたが、今後その常識が変わりつつあるのかもしれませんね。

だからといって、いきなり家庭でアレルギーの可能性があるものを与えるのはやめましょう。アレルギーチェックはアレルギー反応が出た時に投薬など対応できるように、医師の前で、行うのが一般的です。

今回は、あくまで、そのような報告がされたということで紹介しました。

by kudi

 

Sponsored Link


関連記事はこちら

注目コンテンツ

買い忘れはありませんか?