皆さんは赤ちゃんが3~4か月の頃に、股関節脱臼の健診を受けましたか?

股関節脱臼と聞くと過去の病気のような気がしてしまいますが、近年、歩行開始後にようやく発見され、治療に苦労するケースが全国的に増えているようです。この原因として、患者の減少で医師や保健師が症状を見たことがなかったり、意識が薄れるなど0歳児の健診で見逃されるなどの背景があるようです。

股関節脱臼になると何かと大変ですので、早期発見を心掛ける意味でチェックは大切です。

今回は、股関節脱臼のチェックリストをご紹介。股関節脱臼かもと思ったら、日常生活で気を付けることをご説明したいと思います。


股関節脱臼早期発見のためのチェックリスト

ママ Aさん
股関節脱臼早期発見のためのチェックリストを教えて下さい。
先輩ママ Bさん
以下のチェックリストを参考にされて下さい。
  1. 床に寝かせて両足をМ字に広げたとき、開き方が不十分。(膝が床から20度以上離れる)
  2. 太ももや鼠径部のしわの位置や数、深さなどが左右非対称。
  3. 家族に股関節の悪い人がいる。
  4. 女の子である。
  5. 逆子で生まれた。

股関節脱臼

1に該当するか、2~5のうち2項目以上が当てはまる場合は、詳しい検査を受けましょう。

また、以下の点もチェックしてみてくださいね。
  • 股関節を動かすとポキポキ音がする。
  • 股関節の可動範囲が狭い。または動きが硬い感じがする。
  • 秋冬の寒い時期に産まれた。
    (春夏生まれの子に比べて厚着をするため、股関節の動きが制限されやすい。)

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股関節脱臼かも?と思ったら

ママ Aさん
股関節脱臼が疑われる場合はどうすればよいでしょうか?
先輩ママ Bさん
少しでも心配があれば早めに小児科を受診するか、整形外科でエックス線検査を受けるようにして下さい。

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  • 生後3~4か月の乳児検診で見つかれば、ほとんどが装具を3カ月ほど装着して外来通院での治療で済む
  • 発見が遅くなると成長の早い子どもの骨は、脱臼したまま固まってしまい、治療にも時間がかかる
  • 1歳過ぎると入院して足を引っ張るけん引治療が必要になり、それがだめなら手術になってしまいます。

幼児の入院は付き添いになることが多いので、そうなると親の負担も大きくなります。兄弟がいるとなおさらですよね。

しかしここで放置してしまうと、痛みが出て将来日常生活に支障が出る可能性が高くなってしまいます。

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女の子がなりやすいので、その子が将来出産となると、脱臼のない妊婦さんより股関節への負担が大きくなることが考えられます。

少しでも不安があれば、早めに受診しょう。

日常生活で気をつけること

ママ Aさん
日常生活で気をつけることを教えて下さい。
先輩ママ Bさん
以下を参考にされて下さい。
  • 足が常に自然なМ字型になるような抱き方をする。(股の間に手を入れて抱っこする)
  • 股関節の動きを妨げない衣服を選ぶ。
  • 脱臼の疑いのある子には特に、布おむつがおススメ。
  • 向き癖は無理のない程度に反対側を向けるよう、丸めたバスタオルなどを背中に当ててみましょう。

産まれたときに完全には脱臼していなくても、日常の動作が積み重なって脱臼になることが多いといわれています。特に女の子は、男の子の5~9倍と圧倒的に多いので、気をつけて見てあげましょう。

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ママ Aさん
股関節脱臼のことは恥ずかしながらあまり意識していませんでした。しかし発見が遅れたり、放置してしまうと大変なことになる場合もあるのですね。そうなるのは親の責任ですので、早速チェックリストを参考にさせて頂きます。役立つ情報有難うございました。

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最後に

  • 小児科か整形外科で検査
  • 早期発見は早期治療につながる
  • 女の子に多い
  • 日常生活の中で気を付ける

早期発見ができれば、親子ともに少ない負担で治療することができます。チェックリストを参考に、少しでも気になるときは早めに小児科医に相談してみましょう。

byはれ

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