妊娠が分かった直後は眠くて仕方なかったのに、妊娠後期になったら今度はぐっすり眠れない・・・という人は多いと思います。
眠れないと余計焦ってしまって、そのせいでさらに眠れなくなる悪循環を生み出しがちです。
その様な妊娠後期のお悩みを抱えているママの気持ちは良く分かりますので、眠れない原因や快眠のために出来ることなどをご紹介したいと思います。少しでもお役に立つと幸いです。
眠れない原因
お腹が重くて寝返りが打てない
お腹が大きくなると仰向けで寝るのがつらいため、寝やすい姿勢を見つけられず寝付けないことが多いくなります。
ホルモンの影響
眠りを浅くするホルモンの影響で、ぐっすり眠れないこともあるそうです。
産後、夜中でも頻繁に授乳のために起きなくてはならない予行演習ともいわれています。
お昼寝のしすぎ
お腹が大きくなると何をするにも体力を奪われます。
疲れたら横になるのはとても大切なことですが、横になってそのまま3時間ぐっすり!とか、夕方になってから寝てしまうと、やはり夜の睡眠に影響してきます。
トイレが頻回のため眠れない
お腹が大きくなると膀胱が圧迫され頻尿になりますが、夜寝付けないと更にトイレが気になり、何回もトイレに行き寝付けなくなるという悪循環に陥ることがあります。
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快眠のためにできること
眠る前に食べない
胃が圧迫される感じがして食べられないときに、食べてからあまり時間をおかずに横になると、食べたものが逆流してくる感じがします。
人にもよりますが、眠る2~3時間前に夕食を済ませる。
夜お腹がすいたときはココアや、消化のよいものを少しだけ取るようにする。
などの工夫をしましょう!
寝やすい体位をみつける
抱き枕を使うとぐっすり眠れる。という人は多いようです。
ただ、この期間のためだけに抱き枕を購入するのはためらってしまいますよね。
形を自由に変えられ産後はドーナツ枕や授乳クッションとして使えるものも通販などで出ています。
それなら多少は長く使えます。
抱き枕ではなくても、余っている掛け布団や毛布を丸めて抱えるだけでも、ずいぶん楽に眠れます。
シムスの体位という、心臓を下にして横向きに眠る方法がよく紹介されていますが、お腹の中の赤ちゃんの向きによって、楽な方向は人それぞれだそうです。両方試して、楽な姿勢を見つけてください。
お昼寝の時間を工夫する
臨月に入り時間に余裕ができると、お昼寝もゆったりしがちです。
もちろん、お昼寝をして体を休めることはとても大切です。
でも夜眠れないことがストレスになってしまう場合は、お昼寝の長さや時間帯を工夫してみましょう。
午後3時以降のお昼寝は、夜の睡眠に影響してきます。
冷え対策をする
夜中にトイレに行きたくなる場合、膀胱が圧迫される他に、冷えている。ということもあります。
敷き布団の上にもう1枚毛布や敷きパットなどを追加してみてください。
大きなお腹で血流がさえぎられ、気づかないうちに冷えていることもあります。
リラックスする
夜中に陣痛が来たらどうしよう。入院準備の忘れ物はないかな。など考え始めるとますます眠れなくなってしまいます。
夜中に陣痛が来たら眠れないから今のうちに寝ておこう。とか、眠れなくても布団の中で体を休めようと考え方を変えてリラックスするのも大切です。
お気に入りのアロマ、特にラベンダーなどのリラックス効果のある香りをベットサイドに置いておくのも効果的ですよ。
最後に
妊娠後期ともなれば妊婦さんでいられるのも残りわずか。
昼間は上の子のお世話や、家事で慌ただしく過ごしているお母さんも、夜は静かに横になってお腹の赤ちゃんをゆったり感じてあげられる貴重な時間です。
無理に寝なきゃ!!と焦るより、お腹に手を当てて残り少ない赤ちゃんとの時間をぜひ楽しんでくださいね。
有難うございました。
はれ より