七夕と聞くと『仙台の七夕祭り』が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
東北の三大祭りの一つ、毎年200万人もの観光客を集めるほどの知名度の高いお祭りです。
又、その前日に行われる『仙台七夕花火祭』の方も毎年、45万人程の人を魅了する有名な花火大会です。
今回は、今後、このお祭りに行かれる予定、又は、私のように「何時か、訪れてみたい。」と思われている方のために、この仙台七夕祭りの情報をまとめました。
仙台花火祭がキレイに見える穴場は?
毎年、約45万人の見物客が訪れるイベント。
花火の迫力を満喫する為にも、良く見える穴場は事前に知っておきたいですね。
以下に、数箇所、その穴場スポットをご紹介します。
宮城県庁展望台
―仙台が一望出来る場所のようで、かなり期待が出来そうです。
しかし、展望台なので、そう広くなく、スペースに限りがある様です。
青葉城址
―花火が打ち上げられる場所から近いため、時間的には余裕が持てそうですが、人気も高そうなので、早めに移動された方がよいかもしれませんね。
広瀬通から西公園通り
―この当たりは、花火祭の時は歩行者天国となる様です。
屋台を見ながらでも、花火を楽しむ事が出来るようですが、混雑は凄そうですね。
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仙台七夕祭りの歴史
仙台藩祖、伊達政宗公が、女性の手芸の技術が上達する様に、七夕の行事を奨励しました。
その後、次第に市民に広がり、年中行事の一つとして定着して行ったようです。
もともと、仙台七夕は旧暦の7月6日、7日に行われていた様ですが、
1910年以降は新暦の8月6日、7日に変わった様です。
旧暦の時代の七夕は、ちょうどお盆の準備にかかる時期で、お盆前の行事として,豊作を祈る意味合いもあった様です。
ですから、仙台の七夕は、昔からお盆、そして農業とも結び付きが深く、この地独特の七夕が出来た様です。
現在に至るまでの知名度を上げたのは、1928年、不景気で縮小しつつある七夕祭りの復興を目指し、『第一回全市七夕飾り付けコンクール』が行われたのが始まりのようです。
仙台七夕花火祭は何時?
『仙台七夕祭り』は、8月6日、7日に開催されますが、『仙台七夕花火祭』は、その前夜の8月5日に行われます。
その為、『七夕祭り前夜祭』、『七夕前夜祭』とも呼ばれるようです。
毎年、約1万5000発もの花火が打ち上げられる様で、そのスケールの大きさを感じる事が出来ますね。
しかし、打ち上げ場所が、仙台の市街地の為、保安距離の規制があり、打ち上げられるサイズは最大直径約12cmまでとなっている様です。
最後に
『仙台七夕祭り』はその豪華絢爛な飾りに目が奪われて、その一つ一つの飾りに注意を払う事を忘れてしまいがちですが、その飾りは、本物の和紙を使用し、手作りの伝統技術が活かされており、芸術的な価値も高いようです。
実際に、七夕祭りにお出掛けの際は、その点も知っているとお祭りが2倍楽しめるのではないでしょうか。
最後の最後になりますが、大変大きなお祭りです。
お子さんが一緒の場合は、しっかりとした対策を考えてお出掛け下さいね。
あやより