女の子が生まれると、多くの家庭で飾る雛人形。
うれしくって、一年中飾っておきたい気にもなりますが、祖母から「雛人形は長く飾っておくといき遅れる(結婚が遅れる)」とよくいわれたものです。
じゃあ実際、雛人形はいつから飾って、いつ片付けたらいいのか?
今回は、この疑問にズバリお答えします。
雛人形を効率よく片付けるコツなども交えてお話ししたいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
雛人形はいつから飾る?
雛人形は節分の翌日、立春2月4日頃から2月中旬にかけてがよいといわれているんです。
我が家では、節分に豆まきをして厄払いをした翌日には出すようにしています。
せっかくのお雛様、できるだけ長い間飾りたいですからね。
遅くとも、ひな祭りの一週間前くらいまでには出したいものです。
また、人形に自分の厄をうつすことで、子どもへの災いを避けるという意味もあるので、飾る日は大安などの縁起がよい日がいいといわれています。
さらに、地域によっては、水に関係する行事ということで、雨水(2月18日頃)から飾るとよいといわれているようです。
- 立春2月4日頃から2月中旬にかけて
- 大安の日
- 雨水(2月18日頃)
ということは・・・、2019年でいうと・・・
2月4.9.15.21.27日が大安なので、以上すべての点をクリアする日は2月15・21日がよさそうですね。
飾る時のコツは?
お雛様は一年に一度、1ヶ月ほどしか飾らないため、人形や小道具の配置などを忘れてしまいがちです。
最初に購入した時は、人形屋さんなどで購入すると、人形屋さんがすべて飾り付けてくれたりします。
その時に、写真を撮っておくことをオススメします。
また、収納されている箱にはパズルのようにきれいに並べられているので、次に片付ける時に同じように入れないと、箱がきれいに収まらないんですよね。
なので、どのような配置で箱が入れられていたかという写真もきちんと撮っておくと、片付けの時にスムーズに収納できるので、細かく写真を撮っておくのがオススメです。
我が家のおひなさまは3段飾りなので、コンパクトですが、写真がないときれいに収めることができません。
雛人形を片付ける日は?
お雛さまは、3月3日を過ぎたらできるだけ早くしまうほうがよいというのは有名ですね。
それにはいろんないわれがあるようです。
早く片付けたほうがいい理由
- 婚期が遅れる
- よい奥さんになれない
- 冬ごもりをしていた虫が出てくる
- 厄が戻る
お雛さまを片付けるのが遅くなると、婚期が遅れるともいわれていますね。
よい奥さんになるには、面倒な雛人形の片付けをきちんとできなければだめだという教訓の意味もあるようです。
他にも、冬ごもりをしていた虫が出てくる頃を啓蟄というのですが、それが3月6日頃になります。
それまでに片付けたほうがよいともいわれていますが、厄が戻るという話も・・・。
以上の点からも、3月6日までには片付けておきたいですね。
雛人形は何歳まで飾ったらいいの?
でも、雛人形って小さい頃だけじゃないわよね?
娘が何歳まで飾ったらいいのかしら?
とくに何歳までという決まりはなく、結婚した女性が飾ってもよいとされています。
私は就職と共に実家を出たのですが、母がいつも実家で出してくれていました。
結婚して我が家にも娘が生まれたので、新たにお祝いとして購入してもらい、私の雛人形は人形供養の神社に供養してもらう予定だったのですが・・・
やはり長年飾り続けてきた愛着もあり、私が引き取り、娘の雛人形とともに飾っています。
さいごに・・・
ポイントをまとめます。
飾る時期は、
- 立春2月4日頃から2月中旬にかけて
- 大安の日
- 雨水(2月18日頃)
2019年だと、2月15・21日の大安がいい。
- 来年に備えて、完成系・片付けた箱の中を写真に撮っておく
片付ける時期は、
- 3月3日を過ぎたらできるだけ早くしまうほうがよい
- 啓蟄である3月6日頃までに
雛人形って、部屋に飾ってあるだけで華やかな気分になりますね。
女の子がいるおうちの特権です。
出すのは楽しいですが、片付けるのは面倒だったり、名残惜しかったりしますが・・・一年に一度の行事。
ついつい片付けは億劫になってしまいますが、片付けも、娘さんと一緒にすると楽しいですよ。
私が子どもの頃、お雛様を片付ける時に雛あられをティッシュに包んだお弁当を持たせてあげていました。
それを今も娘と一緒に片付ける時にしています。
娘さんの幸せを願って、ママも楽しみたいものですね。
byさっちん