下の子を妊娠すると上の子が赤ちゃん返りしてしまったということはよく聞きますね。
特に上の子の年齢が2歳から4歳くらいの子に多いようです。
中には小学生でも赤ちゃん返りしてしまうこともあるようです。
そんな赤ちゃん返りの対処法について考えてみたいと思います。
赤ちゃん返りはいつから始まる?
ママの妊娠がきっかけ
よく聞くのは赤ちゃんが生まれてからですが、妊娠中から上の子の精神状態が不安定になってしまうこともあるようです。
やはり、おなかが大きくなってくると同時に今まで自分だけがママやパパの愛情を独占してきたのに、それを赤ちゃんに奪われてしまうかもしれないという不安からでしょう。
成長の証し
他にも、2歳頃になってくると自分でできることが増えてきます。
それは嬉しいことでもあるのですが、実は子どもにとっては、ママから自立して離れていくような不安も感じているのです。
そんな気持ちから、ちょっと赤ちゃんに戻って親の愛情を確認したいと思う気持ちから赤ちゃん返りをしてしまうようです。
環境の変化
1歳、2歳になって、ずっと一緒にいたママが仕事に復帰した時や、幼稚園、保育園への入園、トイレトレーニング中などにも見受けられることがあります。
どんな症状が出る?
それまで出来ていたことが出来なくなったり、排泄が自立しているのにおむつをしたがったり、指しゃぶりや、下の赤ちゃんと一緒におっぱいを飲みたがったり、頻繁に抱っこを求めたり・・・。その子によっていろいろな出方をします。
赤ちゃん返りへの対処法
赤ちゃん返りは、親の愛情を確認したいという気持ちから来るものです。
大人でも似たようなことがあるのです。
風邪などをひいた時に、心配してかまってもらいたい気持ちから大げさに振舞ったりする人いませんか?
我が家では主人にその気があります。
大人ですら、そんなこともあるのですから、子どもが赤ちゃん返りするのも仕方ありません。
赤ちゃん返りしてもきちんとそれを受け入れてあげて、満足させてあげることでその気持ちが十分満たされたらまた元に戻るのです。
それを「もう5歳なんだから」とか、「お兄ちゃんなんだから」という言葉でやめさせようとすると、さらにひどい赤ちゃん帰りをしてしまうことになりかねません。
特に下の子が生まれた場合などは、赤ちゃん返りまでしていなくとも、まずは上の子優先してあげることが大切です。
「お兄ちゃんだから、我慢しなさい」と言われるのは本当に寂しく感じます。
上の子は言わなくてもそんなことはちゃんとわかっているのです。
それをきちんと理解してわかってくれていると感じることができれば、赤ちゃん返りもなくなるでしょう。
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さいごに・・・
赤ちゃん返りはママにとっても、ストレスですね。でも子どもたちも、いろんな不安やストレスに対応しようと頑張っています。
でも、ママがそれに疲れ切ってしまうとどうしようもありません。
心が疲れたな・・・と思ったら、休日にご主人にお子さんを任せてお友達と思いっきり羽を伸ばしてランチをしたり、誰かに相談したりしてストレスを発散するのもいいですよ。
赤ちゃん返りはいつまでも続くものではありません。子どもさんを受け入れて、たっぷり愛情を注いであげてくださいね。
byさっちん