みなさんお月見はどのように過ごされますか?
お団子を用意するご家庭もあるかと思います。
団子は買ってくればいいとしても、他の飾りはどうすればいいのでしょう…
ススキはわざわざとってくるのは面倒ですし…
そんなお月見の飾りにぴったりなお月見うさぎを折り紙で作ってみませんか?
手軽に可愛らしいうさぎが作れます。
また、立てて置くことができて飾りにもってこいです。
では、作り方を紹介していきます。
月見うさぎの作り方
月見うさぎの作り方STEP①
色のついていない面が表にくるよう縦横に半分、対角線上に両方とも半分に折ります。
写真のような折れ線がつきましたか?
月見うさぎの作り方STEP②
縦の真ん中の折れ線に合わせるように両サイドを内側に折ります。
しっかり折れたら開きます。
月見うさぎの作り方STEP③
下の両角を横の真ん中の折れ線に合わせるように折ります。
しっかり折れたら開きます。
月見うさぎの作り方STEP④
再びSTEP②のように折ります。
月見うさぎの作り方STEP⑤
横の真ん中の折れ線に合わせるように下の部分を矢印のほうに折ります。
しっかり折れたら開きます。
月見うさぎの作り方STEP⑥
下の角を矢印のほうに袋折りします。
折れたら反対側も同じように袋折りします。
月見うさぎの作り方STEP⑦
ひっくり返して、写真の線のように下の角を矢印のほうに折ります。
このとき、先ほど袋折り下部分を引き出すように折ってください。
写真のようになりましたか?
月見うさぎの作り方STEP⑧
ひっくり返して、写真の線のように内側に折り込みます。
月見うさぎの作り方STEP⑨
ひっくり返して、写真の線から下の部分を裏に折ります。
月見うさぎの作り方STEP⑩
下の角を内側に折り込みます。
月見うさぎの作り方STEP⑪
半分に折ります。
月見うさぎの作り方STEP⑫
方向を変えて、写真の●の部分を上に引き上げるように折ります。
月見うさぎの作り方STEP⑬
写真の●同士を合わせるように折り、しっかり折れ線がついたら開きます。
月見うさぎの作り方STEP⑭
●の面を内側に折り込むように折ります。
月見うさぎの作り方STEP⑮
STEP⑭で折り込んだ部分を一度開き、●の面同士を合わせるように折ります。
これで足の部分の完成です。
月見うさぎの作り方STEP⑯
写真の部分を開きます。
これで耳の部分の完成です。
これで月見うさぎの完成です!
ピンク色が表にくるように折っても可愛らしくていいですよ!
少し折る工程が複雑な部分もありますが、しっかりコツさえつかめば綺麗に折れますよ♪
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月見のうさぎが折れたら、ご一緒に月見だんごと、ススキも折り紙で折ってみてください。
どちらも簡単ですよ!
→月見だんごの折り紙での折り方!とっても簡単です。
→お月見のすすきの折り紙での折り方!とっても簡単です。
最後に
どうでしたか?お子さんには少し難しいかもしれませんが、そこまで難しい手順ではないので折り方を理解してしまえば簡単に折れると思います。
ところで、お月見にうさぎが出てくるのはなぜなのかご存知ですか?
うさぎが由来になったお話があるのでご紹介します。
あるところにうさぎと、キツネとサルが仲良く暮らしていました。
その3匹はいつも
『どうして自分たちは獣なのだろう。』
『もしかしたら前世で悪いことをしたのではないか?』
『それなら、せめて今からでも人の役に立つような良いことをしよう。』
と、話をしていました。
それを見ていたお釈迦様は、自らの姿をお腹を空かせた老人に変えて3匹の目の前に現れました。
すると、良いことをしようと決めた3匹はそれぞれ
キツネは鳥や魚を捕り、老人に。
猿は木からたくさんの実を採って、老人に。
ですが、うさぎはキツネのように狩りもできません。
猿のように木に登ることもできません。
そこで、老人の前で火を焚き
『わたしは何もできませんが、どうかこの身を食べ空腹を満たしてください。』
と自らの体を火にかけ死んでしまいました。
お釈迦様はうさぎを哀れに思い、うさぎの亡骸とともに天に昇り、月にうさぎの亡骸を祀り月を見るたびうさぎを思い出しました。
という、少し切ないお話があるのです。
インドの神話と言われています。
折り紙を折る際にこのような話もあるんだよと聞かせてみてあげてくださいね。
むうこより