「黄昏」と聞くと、夕方の薄暗くなってくる、なんだか寂びしいイメージが浮かんできますが、その言葉が赤ちゃんと結びつくのは意外な感じですね。

この『赤ちゃんの黄昏泣き』もやはり、夕方に起こるのでしょうか?
又、その原因はあるのでしょうか?

親にとって、泣かれる事は辛いものですし、その原因が分からないと心配や不安な気持ちも強くなってしまうものです。

今回は、『赤ちゃんの黄昏泣き』への対策方法などを考え、少しでもママの不安が軽減できればと思います。


黄昏泣きとは?原因は?

黄昏泣きとは、夕方になると赤ちゃんが泣きだす事を言います。
赤ちゃんによって泣き方は様々ですが、突然激しく泣き出す場合も多くあります。

私も自分の子供で経験していますが、決まって夕方に泣き出す事は大きな疑問となっていました。

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その原因は、未だに不明とされていますが、いくつかの諸説はある様です。
以下に、考えられる原因を調べて見ました。

  • 時期的にお昼と夜のリズムが出来てくるので、その切り替えの時に起こる問題。
  • 一日の疲れが出やすい時間帯。
  • 夕方特有の薄暗さ、徐々に暗くなってくる感じに不安を覚える為。
  • 眠いのに上手く寝付けない為。
  • 精神的なストレスや寂しさを感じるため

赤ちゃんでも、大人が抱えるようなストレスを感じたり、恐怖感を抱いたりするのです。
又、その様な事を感じ取れるようになってきている成長の証ともいえるのではないでしょうか。

ママとして大変な時期にもなりますが、そのような時にどの様に対処していくのがベストなのか考えて行きましょう。

黄昏泣きへの対策は?親がしてあげられること

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1日の中でも、夕方は何かと忙しいのがママの日常ですね。
夕食の準備を始めようかと思った矢先に泣き始められると、本当に辛いものです。
「どうして今なの!」と、心の余裕もなくなりますね。

そうなると、赤ちゃんへの対応も優しさ100%ではいられないのではないでしょうか。
その結果、優しくないママにもっと優しく接して欲しいので、赤ちゃんの泣き声が大きくなる事もある様に感じます。

これでは、悪循環を生み出すだけで、解決にはなりませんね。

そこで、私がおすすめするのは、赤ちゃんを優先にすることです。
予め、夕方は『黄昏泣き』が始まる事を前提に、1日の間でも余裕がある時間帯に、夕食の下準備などは済ませておくのも一つの手段です。

兎に角、赤ちゃんが泣き始めたら、片手間で事を済まそうと考えるのは止めて、思いっきり優しく接してあげて下さいね。

難しく考える必要はありません。
しっかり抱きしめてあげて、柔らかい歌声を聞かせてあげるだけでもいいですし、お庭やベランダに出て、赤ちゃんの注意を他に持っていくのも有効ですよ。

赤ちゃんにとって、ママの愛情を十分に感じ取れれば、泣き疲れて寝てしまう事も多いものです。

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赤ちゃんの黄昏泣きはいつからいつまで?

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一般的には、生後3ヶ月ごろから始まって4ヶ月ごろには終わると言われています。
期間にすると1ヶ月ほどですので、一生続くわけではありませんから、知っておくと心の荷も軽くなるかもしれませんね。

最後に

赤ちゃんに泣かれるのは、どんな場合でも親にとっては辛いものですが、そのタイミングが悪いとその大変さも倍増してしまいますね。

そのタイミングの悪い時間帯に起こりやすい『黄昏泣き』。
大変なのは分かりますが、自然な事だと大らかに構えられて、ご自分自身に余計なストレスを溜めないようにして下さいね。

ママのストレスを赤ちゃんに伝える=情況悪化。
ママの優しさを伝える=赤ちゃんも安心して寝てしまう事も多い。

難しいかもしれませんが、ママの優しさに勝るものはないと思いますから。

あやより

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