幼稚園や学校によってはバザーはハンドメイドで、という指定がされるところもあります。
バザーの売れ筋はシンプルで量産できるもの。
ハギレでできるシュシュは、バザーにうってつけです。
今回はミシンでの作り方を紹介しますが、手縫いでもOKです。シュシュの作り方はとても簡単で、慣れれば1つ10分程度で作れます。
生地を変えれば雰囲気もだいぶ変わりますので、バザーにお困りの方は、画像と共に分かりやく説明していますので、ぜひチャレンジしてみてください。
用意するもの
- 生地 縦12cm×横60cm
- ゴム 20cmくらい
厚手の生地はごわごわするので、薄手の生地が向いています。
触ってみて柔らかく、サラサラの手触りの生地を選ぶのがポイントです。
シュシュの作り方
中表に折って端を縫う
生地を中表(内側に表、外側に裏側が来るようにすること)にたたみ、生地の端を1cmの幅で縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
生地をたたむ
端っこを縫い合わせて「輪」の形になったら、中表に置いて、上側の生地の両端を大きめの3つ折りを作るように、くるくる中心に寄せます。
外側を縫うのに邪魔だから寄せているだけなので、おおざっぱでOK。
下側の生地をクリップではさむ
くるくる巻いていない下側の生地の両端を、くるくる巻いた部分を包み込むように合わせて、クリップで止めます。
生地を止めるには待ち針を使いますが、小さい子がいると危険なので、クリップがおすすめです。
写真で実際に生地を挟んでいるのは100均で売っている一番小さな事務用のクリップで、上にあるのが手芸用のクリップです。どちらも使い心地は同じです。
クリップは待ち針よりお手軽なので、持っておくと便利なアイテムです。
下側の生地を縫い合わせる
縫い代1cm(赤線の部分)で縫い合わせていきます。あとでひっくり返すので、縫い始めはしっかり返し縫いをしましょう。
内側の巻いてある部分を縫わないように気を付けます。
端まで縫ったら、中を少しずつ引っ張り出しながら縫っていきます。
返し口を作る
縫い始めが見えてきたら、最後まで縫わずに、3~4cmあけてしっかり返し縫いをします。
返し口からひっくり返し、ゴムを入れる
返し口から手を入れ、内側を引っ張ります。
表に返りました。
ゴムはゴム通しがなければ、安全ピンやゼムクリップなどでも代用可能。ゴムの反対側が引っ張り込まれないように、クリップや洗濯バサミではさんでおきます。
返し口を閉じて完成
ゴムを通してしっかり結んだら、返し口を閉じます。
手でまつるときれいですが、今回はコバステッチで閉じました。縫い目が目立つ場合は、ステッチがある側を内側に持っていくと縫い目が目立ちません。
お疲れ様でした。
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最後に
生地のサイズはだいたいなので、大きさが多少違っていても大丈夫です。ゴムの長さも調節してください。
100均や、手芸店などにかわいいプリント生地のハギレがたくさんあります。
作る前は「面倒だなあ」と思っていても、難易度が低く、達成感が味わえるので小物作りは意外と快感です。ぜひあなただけのオリジナル・シュシュを作ってくださいね。
武藤はづき より