最近、フィギュアスケートやスノーボードなどで若い子の活躍が目立っていますね。
その影響もあってか、ウィンタースポーツがとっても人気なんです!
オリンピックとまでは言わずとも、
「うちの子にも輝いてほしい!」
そう願う親御さんは多いのではないでしょうか?
今回は・・・
颯爽と滑って軽々ジャンプする姿がとってもカッコいい!
スノーボードについて、
- スノーボードとは?
- デビューできる年齢
- 必須アイテム
- 板の選び方
- 教え方
などなど、詳しくご説明していきたいと思います。
「子供にスノーボードデビューさせたい!」
「スノーボードを楽しんでもらいたい!」
そんな親御さんは、ぜひ目を通してみて下さいね♪
スノーボードとは?
その名の通り、スノーボードという板を使って雪の上を滑るスポーツです。
日本では、1980年代頃から流行りだしました。
1998年にはオリンピックの正式種目にもなり、さらに注目を浴びるようになりました。
その頃から、スキー場でのスノーボードが認められるようになったんです。
確かに、テレビではよくジャンプなどダイナミックなプレイを目にしますね。
ですが、普通に滑るだけで十分楽しめます!
ジャンプや回転技は、上級者かつ興味のある人が成せる業。
「飛んでみたい!」
という方は、まずは普通に滑れるようになってからチャレンジしてみましょう。
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デビューはいつから?
決まりはありませんが、早くて4~5歳くらいからが良いでしょう。
プロボーダーの成田緑夢(グリム)くんは2歳から始めたそうですが、かなりレアケースだと思います。
親が根気強く指導できるということと、子供がそれなりの運動神経と根気強さを持っているという条件が揃っていたからできたのでしょうね。
スノーボードのスクールに入れるとしても2.3歳から教えてくれるスクールはあまりないと思います。
(中には、3歳~を対象としたキッズスクールを行っている所もあるので調べてみると良いでしょう。)
一般的には・・・
- 足のサイズ
- 体力、筋力
- 気持ち
これらが揃えばOK!
スノーボードブーツが大体16cm~なので、あまり小さいうちからは無理です。
スキーブーツは、それより少し小さい15cm~があります。
スノーボードは、スキーと違って両足を固定して横乗りをします。
ずっとその姿勢をキープしなければならないので、結構筋力も使います。
日頃使わない筋肉なので、そういう体勢が初めての子供だと初めは上手く滑れないかもしれません。
ブーツも重みもあるので、初めてで戸惑うのは当たり前ですね。
これらの点からも3歳以下では厳しいでしょう。
逆に、
- 普段からスケートボードなどで横乗りに慣れている
- 雪の中で遊ぶことに慣れている
- 好奇心が旺盛で体力も有り余っている
- 集中力があり根気強い
そういった子供はすんなり馴染めることが多いです。
あと、これは子供を持つ親なら十分承知だとは思いますが・・・
本人のやる気!!!
これがとても重要です。
事前にスノーボードについて理解させ、モチベーションを上げておきましょう。
スノーボードの必需品
スノーボードには、板やウェアなどの道具が必要となります。
スキー場でレンタルしている所もあるので、確認してみましょう。
必要な道具は以下の通りです。
- 板
- ヘルメット
- ビーニー
- 分厚い靴下(2枚重ねは靴擦れの原因になる)
- ブーツ
- グローブ
- ウェア
- プロテクター(お尻・ひざ・ひじ)
- ゴーグル
スノーボードは、何度も何度も転倒します。
ヘルメットをかぶることは最低条件ですが、お尻のパッドもできるだけ用意しておいてあげたほうがよいでしょう。
ひざやひじなども骨折予防に用意しておきましょう。
- スキーウェアについてはこちら…子供のスキーウェア 安いものでも大丈夫?選び方のポイントは?
スノーボード選びに大切なのは?
合わない道具を使っていたら、転倒やけがを招きます。
体にも余計な負担をかけてしまうでしょう。
筋肉痛や打ち身がひどいと、本人のやる気も失せてしまいかねません。
子供だと特にそうだと思います。
そのため、できるだけ体に合ったサイズの道具を使いましょう。
まず、スノーボードには、その名の通りスノーボードという板が必要です。
スノーボードのタイプは色々あります。
選ぶ時のポイントとして一番大切なのが・・・
- 長さ
- 体重
- 硬さ
この3つについて説明していきますね。
長さのポイントは?
長さはどれくらいのものを選べばよいかというと・・・
- 身長が110cm未満・・・自分の身長より10~15cmほど短い板
- 身長が110cm以上・・・自分の身長より10cmほど短い板
目安は、目線の高さです。
あと、子供の成長は早いです!
買ってから2シーズンくらい経つと小さくなっていることがあるかもしれません。
シーズン前に必ずサイズをチェックしておきましょう。
成長が早い子供の板は、ついつい勿体ないからと長いものを買ってしまいがちです。
しかし、初めてスノーボードをする小さなお子さんの場合や、足の力が弱い場合は少し短めのボードの方が滑走しやすいので、少し短いものを買う勇気も必要です。
体重のポイントは?
板選びには、体重も重要な点です。
体重が重いほど、スピードが出やすくなるのです。
そのため、標準体重と比べて・・・
- 重い場合…安定性のある長めの板
- 軽い場合…操作性に優れた短めの板
を選ぶようにしましょう。
硬さのポイントは?
板は柔らかいほうがターンもしやすいので、できるだけ柔らかいものがおすすめです。
硬いとどうしてもふんばらないとターンできません。
子供の場合、足の力が大人よりも弱いですから、操作しやすいものがベストです。
ただでさえ、転んで体力を使います。
子供にどうやって教えればいい?
前述しましたが、理解力も筋力も未熟な小さな子供にスノーボードを教えるのはなかなか大変です。
そのため、まだ子供が3歳以下と小さい場合・・・
スノボデビューの準備をしておくと良いでしょう!
- 1歳頃…雪遊びをさせて雪に親しませる。
- 2歳~3歳頃…スキーをさせてみる。
スキーなら2本の板で安定しやすく、歩く動きから滑ることができるからです。
横乗りで固定されるスノーボードより断然簡単です。
スノーボードスクールの対象年齢になるまで、スキーで慣れておくと良いでしょう。
スキーで雪上での重心の取り方などを体得してからボードを始めると、スムーズにスノーボードに移行できると思います。
一概には言えませんが、確かにデメリットはあります。
- 親に甘えてしまい、真剣に出来ない
- 変な癖がついてしまう
- 怪我などのリスクがある
などなど…。
真剣にしない子供にイライラしては、せっかくのスノーボードが楽しめないですよね。
また、正しい知識と技術がなければ変な癖がついてしまうことも。
一度ついてしまった癖は直すのが難しいです。
さらに、怪我への対策・対応も専門家と比べれば万全とはいえないでしょう。
よほど親が上手くなければ、無難にスクールに入れることをお勧めします。
スクールに入れることで、安全に正しい技術を身に着けることが出来るのです。
基礎を学んだレッスン後に、子どもと楽しむと良いでしょう。
我が家の場合・・・
うちの娘は、2歳からスキーを始めてみました。
娘は運動神経も良く体力もとてもあるのですが、初めのうちはやはり大変でした!
ボードよりも安定していて滑りやすいはずのスキーですら、足に力が入りすぎてうまく滑れなかったのです。
すぐに、
「疲れた~」
と言って休憩していました。
でも・・・
1シーズン3回くらい行っただけなのに、年長の時には猛スピードで直滑降に降りていくくらいにまで上達したのです!
私がボードでビデオ撮影しながら追いかけていたら、画面から消えていくほどのスピードでした(笑)
子供に成長の速さには驚かされましたね。
現在小2ですが、スノボデビューはまだです。
スキーがかなり上達してきたので、本人の希望次第でそろそろボードデビューをしてもいいかなと思っています。
ちなみに、ご近所さんのパパさんが、大人になっていきなりスノーボードからデビューしたそうですが、子供にスキーを教えようと数年前に初めてスキーをやってみたら、怖くて滑れなかったそうです。
私はスキーからスノーボードへはスムーズでしたが、スノーボードからスキーへというのは難しいようです。
個人差もあるかと思いますが、やはりスキーをマスターしてからスノーボードをする方が良いのではないかと私は思います。
- 関西でオススメのスキー場はこちら…子ども連れでも楽しめる関西のおすすめスキー場3選!
最後に・・・
- スノーボードを始めるのは4~5歳からがオススメ
- スノーボードは、普通に滑るだけで十分楽しい
- スノーボードデビューの準備として、雪遊びやスキーをして慣れさせておくと良い
- 板は、長さ・体重・硬さを考慮して個人に合ったものを選ぶ
- 板やブーツなどレンタルしている所もあるので、希望であれば確認する
- 骨折や怪我を防ぐため、ヘルメットやパッドを装着する
- スノーボードスクールへ入れることで、安全に正しい技術を身に着けることが出来る
ウィンタースポーツって楽しいですよね。
家族みんなで雪山で楽しめるのは素敵です。
スノーボード派のパパさん、ママさんは特に子供にもスノーボードをさせたいと思う人は多いでしょう。
スノーボードはスキーに比べて少し難しいので、躊躇される方も多いかもしれません。
2歳以下だとレンタルのサイズがないかもしれませんが、もしちょうどよいサイズがありそうであれば一度試してみてもよいかもしれませんね。
スノーボード選びの基本は「簡単に操作ができる」という条件で、体に合ったものを選んであげることが早く上達するコツです。
長く使えるものを・・・と考えてしまいがちですが、まずは安全に上手に滑れるようになることが大切です。
byさっちん