バランスの良い食事を心掛けるのが大切な事は、誰もがご存知な事かもしれませんが、実際に実行するのは結構難しかったりするものですね。

しかし、妊娠中の方には、この点をしっかり頭に入れて、ご自分、そして、お腹の赤ちゃんの為にも、しっかりした食生活を考えていく事が大切になります。

どうして、妊娠中は、特に食事に気を配る必要があるのか、胎児への影響を調べて
お話したいと思います。


妊娠中の食事は胎児に影響するの?

妊娠中に将来ママとなる方が食するものが、生まれてくる赤ちゃんの味の好みに影響を与える事が分かっています。

又、妊娠中にお肉よりも、魚、特にイワシやサバなどの青魚を好んで食した方のお子さんはIQが高めであるとされています。

これは、青魚に多く含まれるEPAやDHAが胎児の脳の発育に良い影響を与えるからとされています。

しかし、青魚ばかりを極端に沢山食べれば良いのかと言うと、そうではありません。
妊娠中は、お魚中心の低カロリーな食事を心掛けるのが大切です。

Fishes

妊娠中の食事は胎児に影響する? 注意すべき点は?

近年、低体重で生まれてくる赤ちゃんが増えているようです。
この原因の一つとして、妊娠中にもかかわらず、ダイエットをしている方が多いためとされています。

母親となる方が、妊娠中に過度なダイエットをされる事で、胎児への栄養状態が大変悪くなり、この事が原因で将来的に肥満症、糖尿病、高血圧、高脂血、などの生活習慣病を発症させるリスクに繋がると言われています。

これは、低体重で生まれてきた赤ちゃんは、少ない栄養素でも生きていける遺伝子を持っており、現代の様な食べ物が豊富にあり、過剰に栄養を摂ってしまいがちな時代において、生活習慣病へのリスクを高めるのです。

Diet

お子さんの将来の病気の可能性まで上げてしまう過度なダイエットです。

直ちに無理な食事制限などを止めて、ご自分の赤ちゃんへの影響をお考えになるようにして下さいね。

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妊娠中の食事は胎児に影響する? 葉酸の重要性とは?

葉酸とは、水溶性ビタミンBの一種で、脳などの器官の正常な発育を促進させる作用があります。

緑黄色野菜などに多く含まれていますが、それでも1日の必要摂取量を摂るのは難しい栄養素です。

しかし、不足してしまうと、赤ちゃんの神経菅閉鎖障害と呼ばれる発達障害を発生させるリスクが高まると言われています。

その為に、サプリメントなども上手く利用されて、妊娠中は意識的に摂っていきたい栄養素です。

Spinach

葉酸が多い食品には、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、アスパラガス、イチゴ、オレンジ、納豆、レバーなどがあります。

最後に

Woman (2)

妊娠中の食事、食習慣がお腹の赤ちゃんの将来の病気への発生まで左右させるのです。
こう考えると、母親になる事への重みを一段と強くされたかもしれませんが、
何も神経質になる必要は無く、常識ある範囲での食事のバランスを守れば問題はないものです。

ただ、ここで述べたいくつかのリスクや、可能性を知識としてお持ちになる事で、不安が軽くなり、妊娠と言う特別な時期を快適に過ごす事へと繋がればと願っています。

あやより

 

 

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