川崎病は主に乳幼児がかかりやすい全身の血管炎症候群です。特に1歳前後の赤ちゃんの発症が多いことが特徴です。
子供1万人に対し年間数人程度が発症しており、中でも日本での発症が多いようです。
私の息子は10ヶ月の頃にこの川崎病にかかったのですが、その際にいろいろ調べましたので今回は川崎病の症状などについて詳しく説明したいと思います。
川崎病の主な6つの症状は?
川崎病は主に中型の血管が全身に炎症を起こすことにより、発熱や発疹冠動脈病変などが起きます。
全身の血管炎のため冠動脈にコブができてしまうと命にかかわる危険性もあるため専門医の定期的なチェックと治療が必要です。
原因は不明ですが体の免疫機構に何か関係あるのでは?と言われており、『小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群』とも呼ばれています。
ママ Aさん
川崎病の症状を教えて下さい。
先輩ママ Bさん
主な6つの症状は以下の通りです。
発熱
原因不明の38℃以上の熱が5日以上続きます。
発疹
全身に水疱の持たない赤い発疹が出ます。
むくみ
発疹が出る前後に足の裏や手のひらが赤くむくみ、かたくなります。
いちご舌
発疹が出る前後に唇が荒れ、出血し舌も赤くブツブツになります。
白目の充血
熱が出てから数日後、白目が充血し真っ赤になります。
首のリンパ節の腫れ
熱の出だしと同時、または熱が出る少し前に首のリンパ節が腫れてきます。
先輩ママ Bさん
これらの症状6つのうち5つ症状が出たら『川崎病』と診断され入院、治療が必要となり、全ての症状が出なくても『不全型川崎病』と診断されることがあります。
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川崎病のその他の症状は?
ママ Aさん
上記以外の症状が出る場合もありますか?
先輩ママ Bさん
他にも以下の様な症状が見られる事もあります。
- BCG接種部位の腫れ
- 間接の痛み
- 下痢
- 腹部膨満
全身の血管炎のためその他いろいろな症状が出ることもあります。
始めは発熱、鼻水、咳など風邪に似た症状や急な発熱で、突発性発疹を疑うこともありますが川崎病の可能性もあるので症状をチェックしてくださいね。
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まとめ
先輩ママ Bさん
今回のまとめ!
川崎病には主に6つの症状があります。
- 発熱
- 発疹
- むくみ
- いちご舌
- 白目の充血
- 首のリンパ節の腫れ
これらの症状6つの中で5つの症状が出れば『川崎病』と診断され、5つの症状が出なくても『不全型川崎病』と診断されることもあります。
その他の症状
- BCG接種部位の腫れ
- 間接の痛み
- 下痢
- 腹部膨満
川崎病は放置しておくと心筋梗塞なども起こしやすく命にかかわる危険性もあるため専門医でのケアが必要となってきます。
5日以上続く発熱や発疹がある場合は川崎病を疑ってください。
ママ Aさん
川崎病は耳にした事のある病名でしたが、放置すると命に関る危険性があるとは知りませんでした。今回教えて頂いた6つの症状を頭に入れ、疑いがある場合は速やかに病院へ行くようにします。役立つ情報有難うごいました。
かなママより