離乳食、それは赤ちゃんがミルク(母乳)を卒業し、大人と同じ食べ物を食べれる様になるまでの大事なステップです。
進めていく中で、これはどうしたらいいんだろう?と、悩む場面はいくつもあるかと思います。
そんな中、自分を含め、周りのママにも多いのが「納豆は食べさせても大丈夫?」と言う疑問でした。
栄養価に優れた魅力ある食品納豆。是非食べさせたいですよね。
そこで、そんなママの疑問を解決できればと、離乳食としての納豆についてまとめました。お役に立つと幸いです。
離乳食で納豆をそのまま食べさせていいの?
しかし、これはあくまでも目安ですので、胃腸が弱い子、食べるのが上手ではない子、または体調がすぐれない時など、子供に合わせて与えて下さい。
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なぜ加熱しなければいけないのか?
殺菌のため
抵抗力が少ない赤ちゃんにとっては、少しの菌でも食中毒を起こす危険性があります。
哺乳瓶を消毒液につけたり、煮沸したりするのと同じ意味です。
そう言った意味では、離乳食を作る時に使う、調理器具(包丁、まな板など)も本当は消毒した方がいいのです。
消化の助けになるため
赤ちゃんの胃に負担をかけない、と言う事です。
ご飯をおかゆにしてあげるのも同じ意味です。
もっとわかりやすく言うのであれば、術後間もない患者さんや、年配の方におかゆを出すのも胃に負担をかけない為です。
アレルゲンの軽減
タンパク質などは、加熱することによって、アレルゲンの軽減になります。
しっかり加熱すれば、その分アレルゲンが少なくなります。
しかし、注意しなければいけないのは、加熱したからと言って、アレルゲンが無くなる訳ではありません。
卵やそばなど、アレルゲンが強いものは、特に注意して、しっかり加熱してからあげるようにしてください。
離乳食は、その子に合わせて
1番目と3番目の子は、10か月頃には、おかゆではなく、普通のごはんを食べていました。
おかゆからごはんへの切り替えは1歳頃が目安ですが、私の子は3人とも10か月頃には、上下4本ずつ、立派な歯が生えていました。
その為、おかゆ(軟粥)では、物足りなかったみたいで、全く食べなくなり、ごはんに切り替えたところ、ぱくぱく食べるようになりました。
納豆も、9か月頃にはひきわりにしてあげて、10か月頃にはひきわりにもせずそのままあげました。
ちなみに、2番目の子は食が細かった事もありましたが、11か月半頃に普通のごはん、同じ頃に納豆をひきわりにしてあげました。
最後に
納豆と同じように、ヨーグルトや果物なども、加熱した方がいいのかに迷う方がいるかと思います。
でも、加熱の目的を把握していれば、答えが出ると思います。
ちなみに、市販されているヨーグルトは、開封直後であれば、殺菌での加熱は必要ありません。
離乳食は大変ですが、子供の味覚も離乳食で決まってきますので、加熱の点も大事ですが、塩分や味付けにも気を付けるようにして下さいね。
ただ一般の基準に合わせるのではなく、子供の状態に合わせていくことも大切だと改めて感じました。
有難うございました。
by 清海