お店に「ハロウィン」関連の品々が並ぶと「あぁ、そんな時期か~」と毎年、仮装グッズを購入して準備に入る我が家。子供が物心ついた頃から、毎年仮装させて、ご近所のお友達ママからお菓子をもらったり、練り歩くのが習慣となっています。
うちの子供も『ハロウィンはお菓子がもらえる日』という認識です。「トリック・オア・トリート!」はお菓子がもらえちゃう素敵な『魔法の言葉』のような感覚(苦笑)
そこで、今回は「ハロウィン」について
- トリック・オア・トリートの意味やその返事は?
- ハロウィンの由来と仮装の意味
- 近所を回るときのルール
をご紹介します!「ハロウィン」について詳しく知ってから、より楽しんでみませんか?
トリック・オア・トリートの意味は?
ハロウィンの決まり文句となっている、この「トリック・オア・トリート」!
「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」です☆彡
しかし、もともとの英語に「お菓子」という単語は出てきません。「なんでお菓子?」かというと・・
「Trick or Treat」
- 「Trick(トリック)」・・・悪だくみ、いたずら
- 「Treat(トリート)」・・・いいもの、ご馳走、もてなし
直訳すると・・「いたずらか、もてなしか(どっち)?」ということになります。
「Treat」に「お菓子」という意味はありませんが、子供にとっての「もてなし=お菓子をあげること」という意味合いで、現在のような「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」となったわけです♪
「トリック・オア・トリート」への返事
「ハッピーハロウィン!」 または 「トリート!」です。
アメリカでは、「ハッピーハロウィン!」と言って、お菓子をあげるのがお決まりのようです。子供が英語でお菓子をもらいにくるわけですから、こちらも英語で返すと良いかもしれませんね!私も「はい、どうぞ~」とただ配るのではなく、今年から使ってみよ~♪
街中でもこの時期よく見かける「ハッピー・ハロウィン」の文字。「トリック・オア・トリート」の返事にも使えますし、「よいハロウィンを」という意味で挨拶にもOKです。
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そもそもハロウィンの由来って?
10月31日=「この世とあの世を隔てている「門」が開いて、死者の魂が帰ってくる日」だったわけです。
親族の霊に混ざって、魔物や魔女といった悪霊もこの世にやってきてしまうと考えられていました。そこから仮装する習慣が生まれたといわれています。
ハロウィンの仮装の意味は?
仮装をするようになった理由は・・
- 魔物や魔女に仲間と勘違いさせるため
- 悪霊達を驚かせて追い払うため という説があります。
ハロウィンの由来で説明したように、この日は悪霊達がやってくる日。悪霊は子供をさらったり、悪さをすると考えられていました。
そこで、悪霊である魔物や魔女の格好を子供にさせることで、「人間だと気づかれないようにし仲間だとアピールした」わけです。
そう!すなわち、魔女や魔物の仮装は子供の身を守るために行われていたものなのです。また、仮装は魔除けの意味もあり、悪霊を怖がらせて追い払うという意味もあったようです。
なぜお菓子をあげるの?
ハロウィンで仮装した子供達にお菓子をあげる理由=「悪霊を家の中に入れずに帰ってもらうため」です。子供達の扮するお化けや魔女にお菓子を渡すことで、外を徘徊する悪霊たちが家に入らないようにと、魔除けとして行っていたんですね。
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近所を回るときのルール!子供に予め説明しよう
近所を回るときのルール
- 事前に訪問OKを確認した場所を回る
- 遅い時間には行かない(訪問時間を伝えておきましょう)
- 親がついて行く
- お菓子は家に帰ってから食べる
- 道路に広がったり、騒いだりしない
全く知らない家を突然訪問するのはやめましょう!危険も伴いますし、何も知らない家庭にとっては、急な夜の訪問やお菓子をねだる行為は失礼にあたります!お友達やお知り合いのお家、しかも前もって打ち合わせておくことが必須だと思います。
【知らんがな・・・おばちゃん】 そういえば去年のハロウィンで『お菓子くれないとイタズラしちゃうぞ』ってインターホンで言われた母が『何を訳の分からんこと言うてねん』って近所の子に言ってたこと思い出してにやにやが止まらん
— 「花咲け人生」応援隊@人生を変える名言 (@hanasakejinsei) December 2, 2015
今、親世代の私でも「ハロウィン」の習慣は子供の頃はなかったのですから、もっと上の世代にしてみたら「ハロウィン?お菓子?なんだそりゃ!」となりかねません。そうなると、突然訪問を受けた側も、冷たくあしらわれた子供も嫌な思いをしますからね・・やはり打ち合わせした家庭のみを訪れましょう!
去年は急に近所の子たちがハロウィンやりだしてたから、持ち合わせでどうにかって感じになってしまったからね 今年はちゃんと脅かしてやりたい
— 🦞赤マフラー大和🦞 (@yamatoooooo) February 9, 2016
急に来られると、あげたくてもお菓子を用意してなくてあたふた・・なんてことも!しかも、大勢となると困ってしまいます。その家庭に、何人、いつの時間帯で訪問するのか、予め伝えておきましょう!
https://twitter.com/yaako666/status/660425561789960192
日本では、まだ浸透していない家庭も多く、子供だけで行かせると何かとトラブルもあるようですし、危険です。大人が付き添って見守りましょう。道路に広がって騒いではいませんか?お菓子もその辺で食べ散らかしたりしないように!遅い時間に騒ぐのも迷惑です。うちも回る時は、放課後の暗くない時間にしていますよ!
- 子供だけで訪問させない
- 手作りのお菓子を渡さない
- お菓子はその場で食べない
- 歓迎の意思のない家庭は訪問しない・・・など
一般的に、ハロウィンはアメリカなどでは、夜に訪問することもあり、事故や誘拐などの危険性も考慮し、大人が付き添います。また、期限切れや毒物混入の危険がないよう、手作りは避け、大人が確認してから食べること。そして、何より、訪問OKな家のみを訪れることが重要です。
子供達を歓迎する家庭は、ハロウィンの飾りつけをし、玄関の明かりをつけておくそうです。子供達は、それを目印にして家々を回ります。
どんなお菓子をあげたらよいの?
さて、子供と回る側のルールは分かってきたけれど、迎える親としても疑問が・・
- 玄関の明かりをつけてハロウィンの飾りをしておくと子供は安心です
- 訪問の数+α、購入したお菓子を用意しておきましょう
- 「ハッピーハロウィン!」と出迎えてあげましょう
- ちょっとした仮装をして一緒に楽しむのもありです
子供会のハロウィン練り歩き同行してきた。事前契約済のお宅を仮装したちびっこ達が廻るやつ。そのお宅のおじさんがゾンビの仮装してたり、おばあちゃんがかぼちゃの帽子かぶって待っててくれたりしてて、こういう子供が喜ぶようなハロウィンは楽しい
— すし太郎 (@shiponcho) October 31, 2015
自分も仮装して、子供達を喜ばせたり驚かせるのも楽しいですね(笑)
用意するお菓子に関しては、知らないお子さんに配る場合は、やはり手作りは避けた方がよいと思います。もし、お腹をこわしたり・・後々何かあると怖いですからね。
この時期は、ハロウィンの袋詰めのお菓子や個装のものも沢山出回ります。袋詰めのものをバラにして、1つずつあげてもよいですし、小さな何種類かを袋詰めして渡す方も多いようですよ。
もしも、玄関の明かりをつけているのにお菓子をあげない!なんていじわるをすると、海外ではこっぴどい「いたずら」をされるので気を付けましょう。
https://twitter.com/riuma10/status/660692717148639232
こんな楽しみ方もあるんですね(笑)日本では、まだまだ、やっと認知されてきたという感じのハロウィンですが、今後はどんどん浸透して、楽しみ方も変わっていくのかもしれませんね。
最後に
- 「トリック・オア・トリート!」=「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」はハロウィンを楽しむ子供用の意訳
- 返事は「ハッピーハロウィン!」
- 古代ケルト人の秋の収穫祭が起源
- 10月31日は悪霊が来る日
- 子供の仮装は魔女や魔物に扮し、人間と気づかれないようにすることで身を守ったのが始まり
- お菓子を配ることは悪霊を退散させる魔除けの意味
- 近所を回る際は、
- 事前に訪問OKを確認した場所を回る
- 遅い時間には行かない(訪問時間を伝えておきましょう)
- 親がついて行く
- お菓子は家に帰ってから食べる
- 道路に広がったり、騒いだりしない
- お菓子を配る際は、
- 玄関の明かりをつけてハロウィンの飾りをしておくと子供は安心
- 訪問の数+α、購入したお菓子を用意しておきましょう
- 「ハッピーハロウィン!」と出迎えてあげましょう
- ちょっとした仮装をして一緒に楽しむのもありです
以前は、「ハロウィン=海外のお祭り」って認識でしたが、最近はどんどん身近に浸透してきましたね。
私のところでは、毎年お菓子を配ってくれるお店が近所に何件かあるので、そこを仮装して回っています。仮装を写真に撮ってHPにアップしてくれたり、歓迎のお店があるのですが、店頭に案内があるところだけ回るように気を付けていますよ。あと、大人数で押しかけないように注意しています。
皆さんも今年のハロウィン、是非楽しんでください!「ハッピーハロウィン☆彡」