子供向けの習い事や塾には、学習塾やスイミングスクール、ピアノなど、さまざまなジャンルがあります。その中でも昔からあるのが、習字教室ではないでしょうか?正しい書き順や文字の形を学べるだけでなく、姿勢が良くなったり、漢字を覚えるのにも役立ちますよね。
きれいな字を書くことは、自分ひとりで練習するのはなかなか難しいことです。今はパソコンや携帯で文章を作ることが主流で、漢字を覚えなくても変換機能で楽々入力できますが、きれいな字で手紙をもらったりすると嬉しいですよね。
私も年に数度手紙を書きますが、なるべくきれいな字で書いて、読みやすく喜んでもらえるように、気を付けていますが、子供にも字は丁寧に書く習慣を身に付けてほしいと思っています。
そこで今回は小学生の習字教室について
- 効果
- 月謝
- 硬筆
- 習うこと
をご説明したいと思います。
習字にはどんな効果がある
- 姿勢がよくなる
- 集中力がつく
姿勢
習字を習うことで、まず文字をきれいに書けるようになることはもちろんですが、先にも書いた通り、姿勢がよくなります。机にまっすぐ机に向かい、バランスを考えながら字を書くときには、姿勢を正しく保つことがポイントになります。ゲームなどで猫背になりやすいと言われる現代の子供たちには、猫背を直すためにも役立ちます。
集中力
また、文字をバランスよく書くためには、集中力も必要です。真ん中や左右のバランスを見ながら、しかも普段は使わない筆を使って書くことは、慣れないと普段通りには書けません。集中力は、何事にも必要になりますので、小さいうちから集中力を身に着けることは、とてもいいことですよね。
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月謝相場は?
習い事をするとき、気になるのは月謝だと思いますが、習字教室については、週1回通って、平均月謝は3,000円のようです。中には10,000円ほどするところもあるようですが、習字道具が備えられていたり、テキストや指導内容によっても、額は変わってきます。
また、コンクールに出品することもありますが、その場合の費用もかかります。習字道具が備えられていたり、諸経費込の月謝だと、相場よりも高くなるようですね。習字教室を選ぶ時は、月謝に含まれる費用や、別途用意しなくてはいけないものをチェックしましょう。
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硬筆も一緒に習える?
毛筆と同時に、硬筆も習うことができる習字教室もあります。普段勉強するときには硬筆なので、よく目につく授業や宿題のノート、テストできれいな字が書けると、気が付いてくれる先生からほめてもらえますよね。がんばって練習していることをほめられることで、子供たちは喜びを感じ、またがんばろうという意欲を持つことにもつながります。
この場合、別途料金がかかるところと、習字の月謝のみで両方教えてくれるところとそれぞれです。
どのようなことを教室では習うのか
・道具をきちんと片付ける習慣
・あいさつややお礼などの礼儀作法
習字教室では、筆の使い方や文字のバランスのとり方など、美しい文字の書き方を覚えることが目的ですが、書き順や画数、そのほかにも習うことがあります。使い終わった筆や墨汁ボトルをきちんと洗ったり片付けておかないと、次に練習するときに、筆が荒れてきれいに書くことができなかったり、道具が汚れていることで半紙を汚してしまうことになります。
自分が使ったものを自分できちんときれいにして片付ける習慣がつくと、習字教室以外の場でも役立ちますよね。
また、習字は「書道」と呼ぶように、茶道や柔道などと同じく「礼儀作法」がある習い事でもあります。教室入る時のあいさつ、目上の先生に対する言葉遣い、添削をしていただいたあとにお礼を言うなど、きちんとした礼儀作法を教えてくれる場でもあります。
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最後に
- 姿勢がよくなって運動神経もよくなる
- きれいに文字を書くために集中力がつく
- 月謝の平均額は3,000円。含まれる内容もチェック
- 硬筆を同時に習えるところもある
- 文字をほめられることでさらにやる気が出る
- 物を片付ける習慣が身につく
- 礼儀作法が身につく
いかがでしたか?私自身、小学生の時に2年間ほど習字教室に通っていました。私が通っていた習字教室では、添削をとても丁寧にしてくれる先生で、クリスマスにはクリスマス会があったりして、友達とのコミュニケーションの場でもあり楽しく過ごした思い出があります。
子供のころにきれいな字を書く力を身に着けると、大人になって自筆で書かなくてはいけない書類があったり、ちょっとした手紙を書いたりするときも、受け取った人がその文面から受ける印象が違ってきます。習字教室へ通うことを検討されている方は、今回の内容をぜひ参考にしてくださいね。