日本には、まだカウンセラーに通うことが日常化されておりません。
外国において、映画でも観られるように夫婦で別々のカウンセラーに通っていたり気軽に立ち寄れる環境があります。

思えば妊娠中とは、毎月毎週と通院する人生で特別な期間でもありメンタルは穏やかでいられます。

赤ちゃんが誕生し感動も覚めやらぬ中、「母親」となり短時間で「命」を育てる教えを習い気配りある世界から退院の日旅立ちます。

母のメンタルは子供に育てられ強くなる!といっても過言ではありません。

はじめは皆、弱いもの。

焦らなくても大丈夫ですよ。


【出産前の毎日+命の責任者】

何もかも「想像を絶する体験」が始まり、すぐに気持ちはパニックになります。

体の方も慣れない姿勢や目線にグッタリ疲れます。

母乳育児ですと体力も一気に奪われますし、ミルク育児ですと消毒や準備に片付けでキッチンは戦場です。

首も痛くなる搾乳もあったり、自分の体のケアをする時間なんて全くないに等しいです。

朝から会話のない空間をあれやこれやと苦戦して、泣いてる赤ちゃんを眺め我が身が辛く寂しくなり涙も沢山流しました。

そんな1日の終わりに主人が帰宅。

「今日どうだった?」

変わり映えもない生活に対して、「成長の変化」を聞かれるのは何気に苦痛となっていきます。

「何故 泣いてるの?」

母だからわかるでしょの問いもまた胸が痛みました。

「お母さん」と「妻」をこなすメンタル、そんなに器用にこなせたりなんか出来ません。

頼れる親戚もいなかったりしますし、育児は甘くない。

だから皆、メンタルなんて強くなんかないのです。

弱くて弱くて辛いものです。
当たり前の弱さです。

【妥協が強くします】

ではどうして「強くみえる」のか。

私の体験からお勧めしたいことは、やはり苦しい悩みは外に発散すべきという点。

外に発散し助言を聞く

 

これが一番早くメンタルを穏やかにしてくれます。
そして、穏やかになればメンタルも強くみえます。

  • 小児科の先生に話を聞いてもらう
    先生は、沢山の母親を見ています。
    母親が安定し穏やかであることをご存知です。
    何か案を下さるかもしれません。
  • 先輩ママ、児童館のスタッフに話を聞いてもらう
    必ず、同じ苦痛を経験している方がいます。
    沢山の話を聞いて話をする事はカウンスリング効果なので実は何より発散になります。

話の中では、

諦めていいこと=妥協

を教わるでしょう。

これからの新しい自分の育児に皆が認めた「妥協」が加わります。

けして「手抜き育児」ではありません。

育児とは「思い通りにいかないもの」

いつか「妥協」する日がこないとなりません。

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【まとめ】

母達は「やらなきゃならない育児」を学びます。
そして「妥協していい沢山の育児」も学びます。

赤ちゃんも千差万別なら母達も千差万別なのです。

皆と一緒に…と追い込まれることはありません。

「~は妥協して~はしっかり取り組もう」

そう感じた日 きっとメンタルが強い母にみえてます。

私達は、何も出来ない赤ちゃんの「命」をお世話し振り回され、いつのまにやら「強く」なってしまうのでしょう。

だから焦らないで大丈夫です。

By @co.

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