「子供の歯石の原因って何なんだろう…毎日きちんと歯磨きしているのに・・・」
これが私の歯石について詳しく調べようと思ったきっかけです。
しっかり歯磨きをしていたのに、どうして歯石が出来てしまったんだろう?と考えていました。
そんな私が今回は、子供の歯石の原因について徹底的に調べました!
今回の記事の内容はこちら。↓
- 子供の歯石の原因は?
- 歯垢とは?
- 歯石は歯ブラシで取れるの?
- 歯石はどうやって取るの?
- どこに歯石が出来やすいの?
- 歯磨きの仕方って、歯医者さんで教えてもらえるの?
- 歯磨き指導の流れ費用はどれくらい?
- 歯磨き指導はどれくらいの間隔で受けたらいいの?
- 母乳は虫歯の原因になる?
- 歯磨きをしていたら、母乳でも虫歯にならない?
こちらの内容で書いてみました!
最後までお付き合い下さいね~♪
子供の歯石の原因は?前歯の裏に出来やすいって知ってた?
唾液や血液は自分たちでどうすることも出来ないものです。
ですが、歯垢ならなんとか予防できますね!
歯石は歯垢が2日間放置されて固まったもののことです。
今回はその歯垢について見ていきましょう!
参考HP:ユアサ歯科(http://yuasa-shika.com/歯石の除去について/)
歯垢とは?
歯の表面に白色や黄白色のネバネバしたものが付着していることはありませんか?
それが歯垢です。
私は歯垢と言えば「食べかす」や「磨き残し」の事だと思っていたのですが、実は全く別物だったんです。
私はこれを聞いて、驚きました。
歯垢は、細菌と代謝物の塊だったんです!
歯垢1mgの中に1億個以上の細菌がいると言われているんですよ。
参考文献:厚生労働省e-ヘルスネット
どうして歯垢はできるの?
- 唾液の流れが悪い所で増殖する
- 食後8時間くらいから2日間くらいの間で、徐々に歯垢を形成していく
- ミュータンス菌という虫歯の原因菌が、糖を原料にグルカンというネバネバした物質をつくる
- グルカンが歯に付着すると歯垢の完成!
歯垢なら、まだブラッシングで取ることが出来ますので、ネバネバしたものが付着していたら取り除くことは歯石を作らない為の近道になりそうですね!
歯科助手さんによると歯間には子供用の歯間ブラシを使うのもおすすめだそうです。
歯石は歯ブラシで取り除けるの?
歯石は歯ブラシでは取り除くことは出来ないんです。
小さなお子さんの歯に歯石が出来てしまった場合は、歯医者さんで取り除いてもらうようにしましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さいね。↓
赤ちゃんの歯石の取り方はどうしたら良いの?親が取るのは危ない!?
歯石はどこにできやすいの?
私が区役所の歯磨き指導講座で言われていたことなのですが、赤ちゃんは特に前歯の裏に虫歯が出来やすいそうです。
特に注意して磨かないといけないのは前歯の裏ですので、念入りに仕上げ磨きをしてあげる必要があります。
奥歯が生えてきたら、奥歯の外側も虫歯になりやすい場所なので注意してあげましょう。
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子供の歯磨きの仕方は歯医者さんで教えてもらえる?
歯科衛生士さんに歯磨きの仕方を教わると、メリットがあります。
それはこちら。↓
- 自分の歯に合った磨き方を教えてもらえる
- 虫歯予防になる
歯磨き指導の流れ
では、歯磨き指導とはどういったことをするのか、まとめてみました!
受ける前に指導内容を確認しましょう。
(※歯科医院によって多少異なることもあります。)
- 歯科衛生士さんが子供の歯をチェック
- 歯を全部赤く染める
- 子供が歯ブラシを持って磨いてみる
- 歯科衛生士さんが子供に鏡を渡し、磨けていないところを確認
- 歯科衛生士さんから、子供が指導を受ける
- 5の指導で習ったことを活かし、子供が自分で磨いてみる
- ほぼ磨き終わったら、親が歯科衛生士さんに指導されながら子供の仕上げ磨きをする
- 歯科衛生士さんが機械で歯の表面をツルツルにする
- 最後に歯科医師が子供の歯をチェックし、終了
歯医者さんによっては、10分で終わるところもあるそうです。
費用はどれくらいかかるのでしょうか?
では、次に歯磨き指導の費用について見ていきましょう!
歯磨き指導は、保険適用外になる可能性が高いです。
私の調べた歯科医院のHPでは、保険適応の場合と保険適用外の場合の目安の値段が書かれていましたので、こちらを参考にして下さいね♪↓
- 保険適応(3割負担の場合):330円
- 保険適用外:1,000~2,000円
※こちらの料金は2017年1月現在の料金です。
気になる方は、歯科医院により異なりますので、受診される前に確認を取って下さい。
ただ、ネットで調べていたところ、「2歳の子供は無料、4歳の子供は無料だった」という話も書かれていました。
子供の料金は無料になるのかもしれないですね。
こちらも、歯科医院に直接確認を取って下さい。
参考HP:歯チャンネル(http://cost.ha-channel.net/itirann.shtml)
歯磨き指導は1度受けたらもう受けなくていいの?
歯磨き指導はお金のかかることですし、何度も受けなくればならないのかと感じている方も多いと思います。
実は…歯磨き指導は、半年に1度がおすすめなんです!
これは私の友人のお子さんが歯磨き指導を受けたときに、歯科助手さんから言われた間隔です。
私は多いなと感じてしまいました。
歯磨きは大人でも難しいことなので、子供になると頻繁に指導をしてもらう方がいいそうです。
もし、なかなか子供を歯磨き指導に連れていけない方も、以下の年齢の時には1度歯科医院に行かれることをおすすめします。↓
年齢に応じて、歯磨き指導を受けられる頃には受けさせてあげるといいでしょう!
こうなりたいですね。
では、次に母乳は虫歯の原因になるのか書いていますよ~!
参考HP:サハシ歯科(http://www.sahashi-dc.com/question/prevention/180/)
母乳は虫歯の原因になるの?
しかし、私は歯医者さんで「母乳は虫歯の原因にならない」と言われました。
ただ、私が調べたところ、母乳に含まれる乳糖は虫歯菌の餌になりにくいのですが、全くならないとは書かれていませんでした。
条件によっては虫歯にもなるようです。
日本小児歯科学会のHPでは、以下のことが書かれていました。↓
- 母乳を飲みながら眠ると、上の前歯に母乳が付着したまま寝ることになるので、上の前歯は虫歯になりやすい
- 母乳を飲みながら寝ても、下の前歯は虫歯になりにくい
- 母乳を与えた後、すぐに歯磨きをしたら夜間も虫歯が出来るリスクは低い
- 乳歯はいずれ生え変わるからケアの必要がないという考えは、歯科医の立場から言えば正しくない
- 乳歯が虫歯になる悪い口腔状態だと、永久歯が生えてからでも虫歯になりやすくなる
- 離乳食の後はきちんと歯を清潔にするのが理想
- 1歳を超えると出来るだけ毎食後に丁寧に歯磨きは必須
- 1歳以降に母乳を与え続けている場合は、一度小児歯科で診察をしてもらう方がよい
- 親のキス程度では虫歯の原因菌は移らない
- 食べ物の口移し、歯ブラシの共有が虫歯の原因菌を移しやすくする
- 親に虫歯がないか、治療が済んでいれば虫歯の原因菌は移しにくいとされている
参考HP:小児歯科医師学会(http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_03.html)
歯磨きしていたら母乳でも虫歯にならない?
歯磨きをしていれば安心とお考えの方も多いと思います。
しかし、歯磨きで虫歯を完全に予防は出来ないのです。
母乳には虫歯になりにくい成分も出ているそうなのですが、上でも書きましたように条件が整えば虫歯も出来てしまいます。
母乳をあげた後に歯を磨いて、少し時間を置いて寝かせるのが理想です。
でも、なかなか難しいのが現実です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
では、今回のまとめをします。
- 歯石の原因は「唾液」「歯垢」「血液」
- 歯石になる前に(歯垢の間に)取ってしまう方がよい
- 赤ちゃんは前歯の裏が虫歯になりやすいので、しっかり磨いてあげる
- 半年に1度、歯磨き指導を受けるのが理想
- 条件が揃えば、母乳も虫歯の原因になる場合がある
ありがとうございました。