母乳育児だと、ミルクを作る手間がなくて楽ですね。
しかし、夜中の授乳はやはり辛いものです。

わざわざ起き上がって抱っこしての授乳は、特に冬場は寒くて辛いです。

そんな時、楽に授乳できるのが「添い乳」です。
赤ちゃんは寝たままおっぱいを吸い、お母さんも布団から出ることなく、横になったまま授乳できるのでおっぱいさえ、くわえさせればあとは寝てしまってもOKという超ラクチンな授乳方法です。

しかし、この添い乳にはメリットが多いですが、デメリットもあります。
今回は添い乳のメリットデメリットについてお話ししたいと思います。


添い乳のメリット

添い乳は夜中の授乳の時に、起き上がることなく赤ちゃんに授乳する方法です。

特に寒い冬にはママも赤ちゃんも布団から出ることなく、授乳できるというのが一番のメリットですね。

そして、ママも赤ちゃんが泣いた時に目は覚めてしまいますが、おっぱいをくわえさせたあとは、眠ることができるのです。

夜中の授乳は寝不足の原因ですから。
自分も寝ながら授乳ができるというのは、母乳育児の特権です。
赤ちゃんは好きなだけ飲んだら、勝手に寝てくれます。

これが、抱っこしての授乳の場合、おっぱいから口を離そうとすると思い出したかのように口を動かして離してくれなかったり、やっとおっぱいを離してくれたと思って寝かせようとすると、目を覚まして泣いたり・・・。

この問題も「添い乳」では皆無なのです。

添い乳のデメリット

卒乳が遅れる

添い乳は母子共に、とてもよいことばかりで一度するとやめられないほど快適なのです。
しかし、その「やめられない」というのが今度は卒乳に影響してきます。
もちろん、次の妊娠を考えていない人であれば、好きなだけ飲ませてあげればよいのですが、次に妊娠した時には流産予防のため、母乳をやめなければならないということがあります。

そうなるといつまでも添い乳をしているというわけにはいかなくなってきます。

添い乳をしてきた子は、寝る前のおっぱいがなければ眠れないという癖がついてしまっていることが多いのです。

そうなると自然と卒乳も遅くなってしまいます。

ママも一緒に寝てしまう

添い乳をするとどうしてもうっかり一緒に寝てしまうことが多くなります。
そうなると家事が片付かなかったり、パパとのコミュニケーション不足になったりします。

夜中に何度も目を覚ます

添い乳をしている子は大きくなってきても、夜中に目を覚ましておっぱいを飲むことが多いようです。

うちの娘は3歳4ヶ月まで添い乳してましたが、その年齢になっても夜中に勝手に私の服をめくっておっぱいを飲んでました。
そうなってくると、私もさすがに眠りが浅くなり、疲れもたまるようになってしまいました。

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卒乳するには?

疲れがピークになった私は、卒乳を計画しました。
幼稚園に行きだし、疲れて帰ってきていたので、寝る前の絵本を長いものにし、読み終わるのに時間がかかるものばかり読むようにしました。

すると、読んでいるうちにおっぱいを飲むのを忘れて眠るようになりました。
それが1週間続いたくらいからは、おっぱいなしで眠ってくれるようになり、やっと卒乳できたのです。

卒乳後は、夜中に起きておっぱいを飲むこともなくなったので、やはり添い乳をしている間は夜中の授乳もずっと続くという感じです。

さいごに

「添い乳」にはメリットがすごくたくさんありますが、デメリットもあります。

また、卒乳も1歳頃にあっさり自分からやめるという子もいるほどですから、個人差があるとは思いますが、卒乳が遅れる可能性も高くなります。

次の妊娠を早くしたいという方や、できるだけ早く卒乳したいという方は最初の数ヶ月の夜中の授乳を添い乳ではなく、起き上がって抱っこで乗り切ったほうが、あとが楽かもしれませんね。

byさっちん

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