子育てをしていると子どもは必ず大人である特にお母さんに甘えてきます。
かわいいなぁ…と思うときもあればこんなに甘やかして大丈夫なのかしら…と心配になることも。
とくにおじいちゃんおばあちゃんは孫をよく甘やかしてお母さんは困ってしまっている…という状況もよくあります。
さて、本当に甘やかすことはよくないことなのでしょうか。
「甘やかす」「甘えさせる」の違いがよくわからないお母さんも多いと思います。ぜひ参考にしてみてください。


【「甘やかす」とは】

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「甘やかす」ことは簡単にいえば大人が主体になっていることです。
子どもが要求していないのに嫌われたくないから、好かれたいからと言って過剰に物を買って与えたりするのは、大人が子どもを甘やかす、「甘やかし」です。
そして、必要のないものを与えることです。
放っておくと、子どもは「なんでも買ってくれる」と学習し、物を大切にしなくなってしまったり感謝の気持ちを忘れてしまったりすることもあります。

「甘やかす」ことには良い要素は含まれないようです。ここは大人が大人になるべきです。

【「甘えさせる」とは】

親子2人 読み聞かせ

「甘えさせる」ことは「子どもが主体」です。

子どもの要求を満たしてあげることが「甘えさせる」ということです。
そして、必要なものを与えることです。
赤ちゃんが泣いてママを呼んだり「ママ抱っこして~」と言ってくる子どもを、抱っこしてあげることで、子どもの心は満たされます。
私が最近経験したのが5歳の長女が「ごはん食べさせて~」と甘えてきたこと。
「自分で食べられるのに…」と、はじめは思ってしまいましたが実はその言葉の裏には「ママにもっと愛情を注いでほしい」というサインがあったのです。
下の2歳の娘が甘えん坊でいつも私にくっついているので、長女には寂しい思いをさせていたのです。
たまに「食べさせて~」と来たら、「はいあ~ん」と食べさせてあげます。

長女はニッコリ笑顔になります。

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【甘え甘やかしのまとめ】

私はこれまでの育児を通して子どもの心はいくらでも甘えさせてあげようと感じました。
子どもが親に「○○してほしい」と要求してきたときは大抵寂しいと感じたときや甘えたい時なので、とことん甘えさせます。
そうすることで、子どもも親を自分を認めてくれる存在と、理解します。
ただ、「○○を買ってほしい」といった物の要求は考えなければいけません。
必要なものなのか必要ではないものなのか子どもと考えてみるのもいいですね。
物の要求にいつまでも応えていると先ほどにも挙げた感謝の気持ちを忘れてしまったり物を大切にしない歯止めが効かなくなってしまったりします

子どものために、大人が「甘やかす」「甘えさせる」の判断を上手にして子育てしていきましょう。

mkmmより。

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